5号館を出て

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哀悼 アジアゾウの花子

 28日(日曜日)の午前11時半頃に、札幌市民だったら知らない人はいないアジアゾウの花子が急死してしまいました。警備員が7時頃に倒れている花子の異変に気が付き、職員が立ち上がらせようと努力したもののダメだったようです。

 昨年の7月15日に60歳の誕生日を迎え、まさに団塊世代と同じ時代を生き抜いたゾウの花子は、「1953年に円山動物園にやってきて以来一番の人気者で、神戸市の王子動物園で飼われているインドゾウ「諏訪子」の推定64歳に次ぐ高齢だった(日刊スポーツ)」とのことです。

 雪など決して降ることのない南の国から連れられてきて、長いこと札幌の子どもたちを楽しませてくれて、ほんとうにありがとう。

(この「花子」の写真はこちらへリンクして表示されています。)

 ゾウのいない動物園は「クリープを入れないコーヒー」みたいなものかもしれませんが、また新しいゾウを入れるのが良いことなのかどうかは、ちょっと考えてしまいます。
by stochinai | 2007-01-29 01:13 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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