5号館を出て

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テキストだけでも泣ける

 HUSCAP園芸部さんのところで、「Web2.0と我々の関係、がわかる動画」という記事が紹介されています。リンク元は国会図書館のポータルサイトのようです。さらにネタ元をお読みになりたい方は、AASLというアメリカの学校図書館協会みたいなところのオフィシャルブログの記事Web 2.0 - What does it mean anyway?へお進みください。

 そこで紹介されているYouTubeにアップロードされた動画「Web 2.0 ... The Machine is Us/ing Us」がすごいのです。
テキストだけでも泣ける_c0025115_1642633.jpg
 基本的にこんなふうにコンピューターの画面で操作できることだけを表示しているだけなのですが、ドキドキするほど刺激的です。

 Web 2.0 とは私達みんなのことで、Web 2.0 というムーブメントに参加することで私達も社会も変わる、そんなメッセージが感じられます。

 動画を最後まで見るとクリエイティブ・コモンズ宣言のクレジットが出てきますので、転載してみたいのですが、現在エキサイトの動画サービスが使えないようなので、とりあえずYouTubeにリンクしておきます。

 クライマックスのページをちょっとだけクリップしておきます。エディターで単語をどんどん置き換えているだけなのですが、かなり感動します。
テキストだけでも泣ける_c0025115_16164774.jpg
 確かにこんな感じでHUSCAPのプロモーションビデオができたら、最高ですね!SUZさん。
Commented by 花見月 at 2007-02-11 00:13 x
うーん。さっそく刺激されました。
先日「不都合な真実」を見てきたのですが、エンドロールが、こんな感じで、テキストがどんどん出てきて、映画以上に私はメッセージ性を感じました。この手法、今流行りなのかもしれないですね。15日からアメリカに行くので、この種のパフォーマンス、気をつけて見てきます。
テキストがこんなにエキサイティングとは。それにしてもYou Tube、ですね。
Commented by stochinai at 2007-02-11 22:48
これ、いいですよね。

 欧米の科学は最後のアウトプットであるコミュニケーションにものすごく力を割いているところがスゴイのだと思います。私は日本で科学者としての教育を受けて、「論文は内容さえよければ、ぐだぐだとディスカッションなどしなくてもいいのだ」という文化を押しつけられてきた記憶があります。しかし、現実はぜんぜん違っていて、きちんと伝わる形でアウトプットされない論文など「存在しない」のと同じだということを知りました。

 日本の科学者は、「伝わらなければ、存在しないのと同じ」だということをもっともっと意識すべきだと思います。そして、このくらい素晴らしい伝え方は多くの場合専門のコミュニケーターを必要とするということも、そろそろ認識して欲しいですね。
Commented by suz at 2007-02-11 23:44 x
HUSCAP園芸部のSUZです。ご訪問いただいた上に...光栄です。
スピードが速いので、つい最後までみてしまう、もういちど見たくなる、ところも上手いなーと思ったりしています。
HUSCAPプロモ、こんなスゴイのは難しいと思いますが、きちんと伝わるアウトプット!ができたら「最高」です。ちょっとがんばっちゃおうかな。ペンギンカフェのプロモもいかがですか?
by stochinai | 2007-02-10 16:36 | コンピューター・ネット | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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