2007年 02月 19日
成績登録締切
明日の正午までに一年生の基礎生物学講義の成績をコンピューターに入力しなければなりません。パイロット授業で233名の講義を3人で担当していたのですが、やはり成績を確定するのがギリギリになってしまいました。
ご参考までに、私の成績評定法をお知らせします。
まず、出席をしなければ単位が与えられるかどうかは保証できませんと最初に脅しておきます。講義の1単位というものは1時間の予習と1時間の受講と1時間の復習からなりたっており(これは世界標準だそうです)、そもそも講義室に身体を運んできただけでは講義に参加したことにならないのですが、ともかく講義室にきて講義に参加することを強要するのが私流です。
出席は、毎回講義の最後に行う小テストでチェックします。小テストは、講義に対する質問カードや講義に対する不平・不満のフィードバックメモにもなりますので、かなり貴重です。それで、もしも出席できなかった場合には、少し勉強をしてもらうという意味も含めて、当日の講義に関連したテーマで2000字以上のレポートを提出すると、出席と同等に扱うということにしてあります。
そして、最後の時間にテストをして、日常の小テストと総合で成績(秀・優・良・可)を決めます。一回こっきりのテストで決められるのは納得できないという学生のために、自分で勉強したことがあったらいくらでもレポートを書いて出してもらったら、成績に上乗せしてあげますという約束もしてあります。
それから、今年の特徴なのですが、安倍内閣発足を記念して「試験への再チャレンジ・レポート」というのも認めることにしました。試験ができなかった人は、そのテーマについて勉強してレポートを出したらそれも成績に加算してあげましょうと言ってあります。
後悔しているのですが、欠席補填レポート、自由レポート、再チャレンジレポートの最終締め切りを、先週の金曜日に設定してしまいましたら、メールやら実際に手渡しで持ってくるのやらで、金曜日の夕方までに数十編のレポートが山と集まってしまいました。
というわけで、それらのレポートを全部チェックして、もちろん小テストや大テストも採点してという作業を週末から今まで、3人総掛かりでやっておりました。
テストとレポートの素点さえ付いてしまえば、たとえ233人の成績でも、表計算ソフトのおかげでほんの30分ほどで片がついてしまいます。昨日までは、今日は徹夜もあるかと不安だったのですが、なんとか終わりました。
いちおうオンラインで登録しましたが、確定ボタンを押すのは明日の午前中まで保留することにしてあります。
ふ~、お疲れさまでした。
今の気分はこんな感じです。

どうみてもそうは見えないと思いますが、このネコは両手を上に伸ばして、大股開きで仰向けに寝て、「伸び~」をしているところです。手足が短いので大の字になれないんです(笑)。
ご参考までに、私の成績評定法をお知らせします。
まず、出席をしなければ単位が与えられるかどうかは保証できませんと最初に脅しておきます。講義の1単位というものは1時間の予習と1時間の受講と1時間の復習からなりたっており(これは世界標準だそうです)、そもそも講義室に身体を運んできただけでは講義に参加したことにならないのですが、ともかく講義室にきて講義に参加することを強要するのが私流です。
出席は、毎回講義の最後に行う小テストでチェックします。小テストは、講義に対する質問カードや講義に対する不平・不満のフィードバックメモにもなりますので、かなり貴重です。それで、もしも出席できなかった場合には、少し勉強をしてもらうという意味も含めて、当日の講義に関連したテーマで2000字以上のレポートを提出すると、出席と同等に扱うということにしてあります。
そして、最後の時間にテストをして、日常の小テストと総合で成績(秀・優・良・可)を決めます。一回こっきりのテストで決められるのは納得できないという学生のために、自分で勉強したことがあったらいくらでもレポートを書いて出してもらったら、成績に上乗せしてあげますという約束もしてあります。
それから、今年の特徴なのですが、安倍内閣発足を記念して「試験への再チャレンジ・レポート」というのも認めることにしました。試験ができなかった人は、そのテーマについて勉強してレポートを出したらそれも成績に加算してあげましょうと言ってあります。
後悔しているのですが、欠席補填レポート、自由レポート、再チャレンジレポートの最終締め切りを、先週の金曜日に設定してしまいましたら、メールやら実際に手渡しで持ってくるのやらで、金曜日の夕方までに数十編のレポートが山と集まってしまいました。
というわけで、それらのレポートを全部チェックして、もちろん小テストや大テストも採点してという作業を週末から今まで、3人総掛かりでやっておりました。
テストとレポートの素点さえ付いてしまえば、たとえ233人の成績でも、表計算ソフトのおかげでほんの30分ほどで片がついてしまいます。昨日までは、今日は徹夜もあるかと不安だったのですが、なんとか終わりました。
いちおうオンラインで登録しましたが、確定ボタンを押すのは明日の午前中まで保留することにしてあります。
ふ~、お疲れさまでした。
今の気分はこんな感じです。

お疲れさまでした。モップ風ネコ君、冷たい滴を落としたら、
さっと丸くなるのでしょうか。
過ぎた日々、年月も、補填・穴埋めや上乗せができたら
ありがたいですね。
さっと丸くなるのでしょうか。
過ぎた日々、年月も、補填・穴埋めや上乗せができたら
ありがたいですね。
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stochinaiさんは出席を重要視するほうなんですね。アメリカも毎回出なさいという先生と、とにかく試験さえできればいいという先生と両方いました。
ウチの馬鹿息子は最初の数回出席しただけで、毎回の小テストが簡単だと馬鹿にして出席せず、大テストだけ受け、楽勝だと威張っていて、見事に落とされ、翌年別の学部に入り直しました。カナダでの話です。出席と小テストが成績のかなりの部分を占めていたことをあとで発見したとのお粗末でした。ある一定の成績以下だと学部から追い出されるのです。
ニャンコちゃんの写真、笑ってしまいました。赤ん坊の手が最近ようやく頭の後ろまで届くほど長くなりましたので、わんわんにゃんにゃん並であった赤ん坊が手の長さでも追い抜いたようです。
ニャンコちゃんの写真、笑ってしまいました。赤ん坊の手が最近ようやく頭の後ろまで届くほど長くなりましたので、わんわんにゃんにゃん並であった赤ん坊が手の長さでも追い抜いたようです。


ネコ、、、伏せの体勢(?)で寝ていて、先端のとんがりは耳かと思いました(笑
以前、いっしょに住んでいた猫が全く同じ体型、毛並みでした。この姿勢も、よく見たものです。とても懐かし~。上の階に住んでいた飼い主がもてあまして、引き取った猫なのですが、札幌と同じぐらいの緯度のところ(かな? 「少年よ大志を抱け」の人の招聘元です)に住んでいる間はよかったけれど、京都の夏は可哀想でした。体の大きい猫は心臓に負担がかかるので、年齢とともに、食べる量を減らしたほうがいいですよ。

お疲れ様でした。ネコ、かわいいですね~
講義の準備や採点など、先生方の労力が大変なものだと知ったのは大学院に入ってからでした。
私は学部1、2年の頃は運動部の活動に夢中で、講義については本当に不真面目でした。一度も出席したことない、顔も知らない教官の講義のテストだけを受けに行ったりとか・・・・今になってみると、何と失礼な、何ともったいないことをしたかと思います。もう一度戻って勉強し直したいものです。
講義の準備や採点など、先生方の労力が大変なものだと知ったのは大学院に入ってからでした。
私は学部1、2年の頃は運動部の活動に夢中で、講義については本当に不真面目でした。一度も出席したことない、顔も知らない教官の講義のテストだけを受けに行ったりとか・・・・今になってみると、何と失礼な、何ともったいないことをしたかと思います。もう一度戻って勉強し直したいものです。
無様な寝姿を愛されるというのもネコの特権ですね。皆さまに評判のネコの本名は「武蔵丸」といいます。普段はムチャと呼ばれていますが、食べることと、ボーっと外を見ることと、寝ること以外に興味はないようです。元々が長毛の洋ネコのせいか、毛玉症とマグネシウム尿症という持病があり、あまり長生きできないような気はしています。食事制限をすると、朝から晩まで食べ物のことを考えているようで、それはそれでかわいいのですが、、、、。
umishidaさん、親孝行したい時には親はなしの諺と同じように、大人になって勉強がしたくなったら時間がなくなってしまいます。ようやく勉強ができる暇を持てるのが退職した後というのが日本の現実のようで、サイエンスカフェなども老齢の方が多いと思います。それをどうやって乗り越えていったら良いのか、というのも科学コミュニケーションに与えられた課題だと思います。どうしたらよいと思いますか。

>どうしたらよいと思いますか。
むーー。問いかけられて朝から考えてるんですが、いい答えが出ません。
とりあえず、みんな残業しないことにして、週休3日制にして、その分たくさん人を雇って、給与格差を小さくして、(ワークシェアリングって、最近聞きませんけどもう流行らないんでしょうか)それぞれが自由に使える時間を増やすのはどうでしょう。で、さらに休暇もとりやすくして。
そうしたら、勉強したい人は出来るようになると思います。
・・・小学生みたいな答えですみません。
むーー。問いかけられて朝から考えてるんですが、いい答えが出ません。
とりあえず、みんな残業しないことにして、週休3日制にして、その分たくさん人を雇って、給与格差を小さくして、(ワークシェアリングって、最近聞きませんけどもう流行らないんでしょうか)それぞれが自由に使える時間を増やすのはどうでしょう。で、さらに休暇もとりやすくして。
そうしたら、勉強したい人は出来るようになると思います。
・・・小学生みたいな答えですみません。

投稿してから気付きましたが、科学コミュニケーションがどうしたらよいか、という問いでしたね。
・・・・もうちょっと考えます
・・・・もうちょっと考えます
いや、確かに働き盛りの人に学習意欲を満たせるような「ゆとり」があるのは望ましく、そういう環境が整備されてくれば科学コミュニケーションの場に「現役世代」がもっともっと増えてくるのではないかと思いますので、必ずしもはずしてはいないと思います。
でも、「ゆとり教育」が失敗視されているようですので、「大人にゆとりを」などという「たわごと」が通じない時代に逆戻りしそうな不安もあります。どうしましょうね。
でも、「ゆとり教育」が失敗視されているようですので、「大人にゆとりを」などという「たわごと」が通じない時代に逆戻りしそうな不安もあります。どうしましょうね。
by stochinai
| 2007-02-19 23:45
| 教育
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Comments(12)