2007年 03月 01日
ついにPhotoshopも無料化
2月3日にPicnikという無料のオンライン編集サービスソフトの試用記を投稿しました。その記事の最後に「あらゆるソフトが無料になるのは、もう時間の問題だと感じます」と書きました。
ところが、実際には既にその時点で、事実上Photoshopと同等の写真加工ツールがオンラインで無料公開されていると言える状態だったようです。2月9日に「Photoshopなんてもういらない!オンラインで写真加工 厳選10ツールを使ってみた。(もちろん全部無料)」には、10のツールが推薦されております。
そこで紹介されているソフトと、評者である「ロサンゼルスで働くウェブデザイナー」さんの評価を転載しておきます。そちらへ行かれるとリンクも張ってありますので、ここでは手を抜いてリンクなしですませますので、勘弁してください。(どれも、有名なソフトのようですので、検索してもすぐに見つかります。)
ところが、この記事の最後に落ちがありまして、デザイナーさんが「いやぁ。。疲れた。。わたくしはやっぱり慣れ親しんだPhotoshop使いますわ。。。」と書いておられるのです。
やはり、ひとつで何でもできるという意味ではPhotoshopがすごいという評価なのですね。しかし、最新のPhotoshop CS2は税込み10万800円もします。
というわけで、「Photoshopのウェブアプリ版、無料で半年以内にリリース予定」というニュースは衝撃的です。元ネタはこちら「Adobe to take Photoshop online」のようですが、ありがたいことに全訳記事「アドビ、「Photoshop」をウェブアプリ化へ--無償版として提供予定」が、同社の日本サイトに掲載されております。
上に挙げたような、無料のオンライン画像編集ソフトがあるのでそれらを意識しての発売なのかと思ったのですが、記事を読んでみるとAdobeではGoogleのPicasaを強く意識していているようです。Picasaはオンラインソフトではありませんが、無料で配布されている画像処理機能も持った画像ファイル整理ソフトです。しかも、最新バージョンではなんとPhtoshopファイルの表示もできるようになっているようです。
確かに、Photoshopに画像ファイル整理機能がありません(多分)。今まではPhotoshopのファイルを見るだけでも、Photoshopを起動していた人が、Picasaで簡単にPhotoshopファイルを閲覧できるようになったのを見て、Adobeが危機感を持ったのはわかるような気がします。
いずれにせよ、企業間の健全な戦争がユーザーにとってメリットがあるならば歓迎したいと思います。ただ、この参入によってニッチに生きていたオンラインで画像編集サービスを提供している小さな企業が大打撃を受けるのだとしたら、気の毒なことではあります。(ひょっとしたら、Adobeはそういう会社のソフトを買収して、オンラインPhotoshopを作るのではないかという気もするのですが、、、、。)
ところが、実際には既にその時点で、事実上Photoshopと同等の写真加工ツールがオンラインで無料公開されていると言える状態だったようです。2月9日に「Photoshopなんてもういらない!オンラインで写真加工 厳選10ツールを使ってみた。(もちろん全部無料)」には、10のツールが推薦されております。
そこで紹介されているソフトと、評者である「ロサンゼルスで働くウェブデザイナー」さんの評価を転載しておきます。そちらへ行かれるとリンクも張ってありますので、ここでは手を抜いてリンクなしですませますので、勘弁してください。(どれも、有名なソフトのようですので、検索してもすぐに見つかります。)
1. Picnik ★★★★★
2. pixer.us ★★★★☆
3. mypictr ★★★☆☆
4. Snipshot ★★★☆☆
5. PIXENATE ★★☆☆☆
6. Cellsea ★★★☆☆
7. PHIXR ★★☆☆☆
8. Preloadr ★☆☆☆☆
9. VicImager ★☆☆☆☆
10. Picture2Life ★★★☆☆
ところが、この記事の最後に落ちがありまして、デザイナーさんが「いやぁ。。疲れた。。わたくしはやっぱり慣れ親しんだPhotoshop使いますわ。。。」と書いておられるのです。
やはり、ひとつで何でもできるという意味ではPhotoshopがすごいという評価なのですね。しかし、最新のPhotoshop CS2は税込み10万800円もします。
というわけで、「Photoshopのウェブアプリ版、無料で半年以内にリリース予定」というニュースは衝撃的です。元ネタはこちら「Adobe to take Photoshop online」のようですが、ありがたいことに全訳記事「アドビ、「Photoshop」をウェブアプリ化へ--無償版として提供予定」が、同社の日本サイトに掲載されております。
上に挙げたような、無料のオンライン画像編集ソフトがあるのでそれらを意識しての発売なのかと思ったのですが、記事を読んでみるとAdobeではGoogleのPicasaを強く意識していているようです。Picasaはオンラインソフトではありませんが、無料で配布されている画像処理機能も持った画像ファイル整理ソフトです。しかも、最新バージョンではなんとPhtoshopファイルの表示もできるようになっているようです。
確かに、Photoshopに画像ファイル整理機能がありません(多分)。今まではPhotoshopのファイルを見るだけでも、Photoshopを起動していた人が、Picasaで簡単にPhotoshopファイルを閲覧できるようになったのを見て、Adobeが危機感を持ったのはわかるような気がします。
いずれにせよ、企業間の健全な戦争がユーザーにとってメリットがあるならば歓迎したいと思います。ただ、この参入によってニッチに生きていたオンラインで画像編集サービスを提供している小さな企業が大打撃を受けるのだとしたら、気の毒なことではあります。(ひょっとしたら、Adobeはそういう会社のソフトを買収して、オンラインPhotoshopを作るのではないかという気もするのですが、、、、。)
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ktatchy at 2007-03-01 22:12
お久しぶりです。
すごい情報ありがとうございます。
アプリケーションのライセンス問題(違法コピー問題ですか)には、各大学苦慮しているそうですね。ワードやエクセル、パワーポイントなどはライセンスなしで使えたらいいのに、とよく思います。特にパワーポイントですか。ワードやエクセルがないパソコンは見ないですもんね(ウィンドウズに限る)。これだけ普及しているアプリケーションなのだし、もう少し緩くしても、と思います。無茶な要求ですかね。
すごい情報ありがとうございます。
アプリケーションのライセンス問題(違法コピー問題ですか)には、各大学苦慮しているそうですね。ワードやエクセル、パワーポイントなどはライセンスなしで使えたらいいのに、とよく思います。特にパワーポイントですか。ワードやエクセルがないパソコンは見ないですもんね(ウィンドウズに限る)。これだけ普及しているアプリケーションなのだし、もう少し緩くしても、と思います。無茶な要求ですかね。
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stochinai at 2007-03-02 19:41
最近のオープンオフィス(フリーソフト)は「使える」ものになってきていると思います。Impressというパワーポイントもどきはパワーポイントファイルも開けますし、学会発表にも十分使えます。数年で状況は変わるかもしれません。
by stochinai
| 2007-03-01 21:40
| コンピューター・ネット
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