2007年 03月 24日
ムシトリスミレ
2月24日に蕾の写真が出ているムシトリスミレが、1週間ほど前から咲いています。
花の後側には距(きょ)と呼ばれるかなり長い蜜溜があります。こんなに長いと奥にある蜜を吸うのは、ガやチョウということになるのでしょうか。食虫植物のくせに虫に花粉を運んでもらうのかどうかは、興味があるところです。また、スミレにそっくりなのですが、タヌキモの仲間なのだそうです。

花を拡大してみると、花弁の元の筒状になるところの背中側には幅広い突起があり、腹側には長い毛が生えているのがわかりますが、どこに雄しべや雌しべがあるのかさっぱりわかりません。

さらに拡大してみましょう。

よく見ると、花にも細かい毛が生えていて、毛先には粘液のドロップがついています。これだと蜜を吸いにきた昆虫が頭を突っ込んだら捕獲されて、食べられてしまいそうな気もします。とすると、蜜溜の中にも蜜があるかどうか怪しいかもしれません。
根元にある葉は、夏には幅広の大きいのですが、今は冬葉のようで細くて肉厚の感じです。夏葉に比べると毛も少なくそこから分泌される粘液も少ないです。

こちらも拡大しておきます。

花の後側には距(きょ)と呼ばれるかなり長い蜜溜があります。こんなに長いと奥にある蜜を吸うのは、ガやチョウということになるのでしょうか。食虫植物のくせに虫に花粉を運んでもらうのかどうかは、興味があるところです。また、スミレにそっくりなのですが、タヌキモの仲間なのだそうです。



根元にある葉は、夏には幅広の大きいのですが、今は冬葉のようで細くて肉厚の感じです。夏葉に比べると毛も少なくそこから分泌される粘液も少ないです。


by stochinai
| 2007-03-24 16:10
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Comments(4)