5号館を出て

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バージニア工科大学の惨事

 ぜのぱすさん(GREEのメンバーでない方はこちら)が留学しているバージニア大学の隣にあるバージニア工科大学でとんでもない事件が起きました。

 バージニア工科大で乱射、32人死亡 米最悪の銃撃事件
 大学の記者会見などによると、最初の事件は同日午前7時15分(日本時間午後8時15分)ごろ、キャンパス南部の学生寮「ウェスト・アンブラー・ジョンストン」で発生し、学生2人が撃たれて死亡した。続いて午前9時半ごろに、キャンパス北部の教室棟「ノリス・ホール」に拳銃と大量の弾薬で武装した男が侵入。複数の教室などで発砲し、確認できただけで30人の学生・教員らが死亡、容疑者も自殺した。
 犯人を含め33名もの死者が出ているようです。いまだに犯人像も明らかになっていないのですが、大学当局および学生新聞がウェブにおいて非常に速やかに情報提供を行っているのが、さすがにアメリカはコミュニケーションの国だと思わせられます。

 大学当局は、大学のホームページを使って、教職員・学生や関係者(被害者の家族など)に現状の説明をするとともに、今後の大学の動き、および彼らがどのように行動をしたらよいかの指示を矢継ぎ早に出しています。

 もし、日本の大学で何かが起こったとしても、速やかにホームページを使って情報提供できるところなどがあるでしょうか。せいぜい、何ヶ月か後に一片の事件の報告が載るくらいでも上出来というところではないかと感じられます。

 また、事件の悲惨さはさておいて、すでに下の写真のような「デザイン的にも優れた」事件の特別サイトを立ち上げて情報提供をしている学生新聞の素早さおよびセンスの良さにも舌をまきます。
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 コミュニケーション能力というのは、こうした危機に対して素早く発揮されてこそ生きるものだということを感じさせられます。

 事件現場が示された大学の地図もあり、臨場感がひしひしと伝わってきます。
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 いずれ犯行の理由も明らかになるのかもしれませんが、いずれにしても銃が簡単に手に入る社会であることと、現に戦争をやっていて国民の心が荒んでいるということと無縁とは思えません。

 犠牲になられた学生のご冥福を心から祈ります。社会に出る前に、こんな形で終わらされてしまう人生はたまりませんね。
by stochinai | 2007-04-17 12:28 | 大学・高等教育 | Comments(0)

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