5号館を出て

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冬眠明けのドングリ

 葉を落としていた札幌の木々はいっせいに芽吹いており、新緑の季節です。昨年12月に研究室内で芽を出したドングリは葉を落とさないまま年を越したのですが、枯れはしないものの新しい葉を出すこともなく、ずっと「冬眠」の状態でした。外の木々が芽吹いてきたので、それまで植えられていた水苔から土に植え替えたのが2-3週間くらい前だったような気がします。

 そのドングリが、冬眠から目を覚ましてくれたようで、新しい葉が出てきました。現在2枚目ですが、毎日1センチくらいは伸びている感じです。
冬眠明けのドングリ_c0025115_2152233.jpg
 鉢の下の台としてわざとらしくおいてあるのは、ようやく出版にこぎ着けた生物学の翻訳本です。左下のライフログにも掲載しましたが、レーヴン/ジョンソン生物学 (下)は、上巻よりもかなり厚くなってしまいまして、値段もギリギリ1万円を切っているという高価なものになってしまいました。専門の学生さん以外は、図書館で借りてください。図版が多いので、絵本のように楽しむこともできます。機会があったら、パラパラと見て下さい。

 さて今日のドングリですが、昨日winter-cosmosさんのところで、ちょっと痛々しい姿ながらも、みごとに復活してきたドングリ君の写真にインスパイアされて書いております。新葉は出始めると、ぐんぐん大きくなると思います。本当によかったです。

 こちらの新葉も拡大してお見せいたします。
冬眠明けのドングリ_c0025115_220236.jpg
 春ですねえ。
Commented by winter-cosmos at 2007-05-16 18:49 x
あたたかいお言葉ありがとうございます。ドングリもきっと喜んでいると思います。
今、見ると新芽の枝が少し伸びていました。わずかに残った青い部分と、ひょろひょろの茎で頑張っているのかと思うと、ほんといじらしいです。(^^
by stochinai | 2007-05-15 22:03 | 趣味 | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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