2007年 06月 21日
ここは Japanese animal blog ですか ^^;【追記あり】
時折おもしろい動物ネタが出るZooillogix - Don't Stick Your Fingers in the Cage...に、見事なカブトエビの写真と動画があったので読んでみると、どうも意味がよくわかりません。そもそも、タイトルのSea Monkeys on Steroidsというのも良く意味がわかりません。シーモンキーといえば、アルテミア(Artemia)というエビのはずで、カブトエビTriopsはTadpole shrimpというのではないでしょうか。調べてみるとon steroidsというのは巨大なという意味のようなので、アルテミアが巨大化したようなものだという意味でしょうか。その割には、カブトエビはtadpole shrimpとかshield shrimpと呼ばれると書いてあります。
まあ、それはどうでも良いのですが、その下にトウモロコシを食べるカブトエビの動画があります。
うちにいるカブトエビはアメリカカブトエビ(Triops longicaudatus)というやつらしく、このカブトエビ(オーストラリア・カブトエビTriops australiensis)とは種が違うのですが、その落ち着きのない行動はそっくりです。この動画の説明のところに書いてある文章の意味が良くわかりません。おそらく笑いのネタなのだと思いいますが、どなたか意味を教えてください。
さて、アメリカカブトエビは日本で野生化しているようですが、田んぼの働き者ということで、外来種を撲滅しようというリストにははいっていないようです。ちなみに日本で生息・繁殖しているカブトエビは3種類だそうです。
最後に、カブトエビ・サイトと、カブトエビ・キットを売っているところが紹介されているのですが、その後に続く文を読んで飛び上がってしまいました。
#気持ち悪いので、コメント欄に、こことHUSCAP園芸部の動画エントリーがあるポインターを書き込んでおきました。英語のブログとの初やりとりになりました。
ひょっとすると、英語で「Triops」と検索すると、Google先生あたりが勝手に「カブトエビ」も検索してくれるのでしょうか。そうだとすると、今後は日本語で書いたものが欧米で引用されるという時代がくるかもしれませんね。
恐るべし、インターネット!!
【追記】
上記ブログに書いたコメントに対してメールを頂きました。兄弟でブログをやっていらっしゃるようなのですが、Google Analytics でこのサイトからの訪問者が多いことを知ったのだそうです。その上、彼らには日本語を話す友達(日本人とは書いてありませんでしたが)がいらっしゃるのだそうで、このサイトを翻訳してもらったというわけです。もしも英訳する気があるのなら、君をゲスト・ブロガーとして招待するけど、とも言われました。以上、ご報告です。
まあ、それはどうでも良いのですが、その下にトウモロコシを食べるカブトエビの動画があります。
うちにいるカブトエビはアメリカカブトエビ(Triops longicaudatus)というやつらしく、このカブトエビ(オーストラリア・カブトエビTriops australiensis)とは種が違うのですが、その落ち着きのない行動はそっくりです。この動画の説明のところに書いてある文章の意味が良くわかりません。おそらく笑いのネタなのだと思いいますが、どなたか意味を教えてください。
This playful behavior in juveniles has a very practical application in adulthood, when Triops must lay eggs in struggling humans' stomachs.「このおもしろい動きが、大人になってもがき苦しんでいる人の胃の中で卵を産まなければならなくなった時のための練習になる」って、どういう意味でしょう???
さて、アメリカカブトエビは日本で野生化しているようですが、田んぼの働き者ということで、外来種を撲滅しようというリストにははいっていないようです。ちなみに日本で生息・繁殖しているカブトエビは3種類だそうです。
・アメリカカブトエビ Triops longicaudatus:関東以西その下に、カブトエビの多くのグループはメスだけしかおらず、単為発生で増えるとかいてあります。いろいろ調べてみると、どうやらアメリカカブトエビもそのようです。ということは、今いる一匹から増殖できるかもしれず、とても楽しみになってきました。ミジンコ、ミステリークレイフィッシュに続き、第3の雌性発生甲殻類が研究室にやってきたのかもしれません。増えたら報告します。
・ヨーロッパカブトエビ Triops cancriformis:山形県
・アジアカブトエビ Triops granarius:鳥取、関西地方
最後に、カブトエビ・サイトと、カブトエビ・キットを売っているところが紹介されているのですが、その後に続く文を読んで飛び上がってしまいました。
Finally, thanks to our friends at Shinka3 (Japanese animal blog) for bringing the critters to our attention.えーっ!なんで日本語でしか書いていないこのブログが彼らの目にとまったのでしょうか不思議です。しかも、なんとJapanese animal blogなのだそうで、ビックリの3乗くらいです。
#気持ち悪いので、コメント欄に、こことHUSCAP園芸部の動画エントリーがあるポインターを書き込んでおきました。英語のブログとの初やりとりになりました。
ひょっとすると、英語で「Triops」と検索すると、Google先生あたりが勝手に「カブトエビ」も検索してくれるのでしょうか。そうだとすると、今後は日本語で書いたものが欧米で引用されるという時代がくるかもしれませんね。
恐るべし、インターネット!!
【追記】
上記ブログに書いたコメントに対してメールを頂きました。兄弟でブログをやっていらっしゃるようなのですが、Google Analytics でこのサイトからの訪問者が多いことを知ったのだそうです。その上、彼らには日本語を話す友達(日本人とは書いてありませんでしたが)がいらっしゃるのだそうで、このサイトを翻訳してもらったというわけです。もしも英訳する気があるのなら、君をゲスト・ブロガーとして招待するけど、とも言われました。以上、ご報告です。
踊り食いされたカブトエビ?
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HUSCAP園芸部のカブトエビ、独り者ですが懐妊しました:-)
腰の両脇に、オレンジ色の弁当包みをぶらさげている感じ。水槽の底を掘ろうと一日中さかんにもがいてます。
腰の両脇に、オレンジ色の弁当包みをぶらさげている感じ。水槽の底を掘ろうと一日中さかんにもがいてます。
ぜのぱすさん説に1票です。「少年時代のおふざけ好きの性質が大人になって役に立つ。動いている胃に卵を産み付けなくちゃいけないんだから」ということのようですから。
アメリカ人のユーモアのセンスは時々まったくわからないことがあります。そもそも彼らはカブトエビを(しかも生で)食べるとは思えないのですが、それを食べて胃の中で暴れるという事態を想像して、みんなが笑ってくれるということなのでしょうね。彼らが腹を抱えて笑う様子は目に見えるのですが・・・・。

日本人、つまりつぶやきさんをからかっているんですよ。踊り食いはショッキングですから、日本からアクセスがあることを知って連想したんでしょうね。というのが私の推論です。それと武蔵丸のこの間の写真は奇妙な生き物(critter)に格上げの資格十分でしたし、武蔵丸とカブトガニでアニマルブログです!
あ~、な~るほど、です。妙に納得がいってしまいました。

もしかして、SF映画のエイリアンのことでは? 人間のおなかに卵を産むし、外見が似てますよね。
それも、な~るほど、と思ってしまいました。やっぱり共有している文化がないと、ジョークは通じないですよね。
近所の水田から採ってきて、机上で飼っています。
そんなに綺麗な水に生息しているわけではないので、踊り食いも刺身も私はできれば避けたいですね。
本当は朝会の話で紹介したかったのですが、採取のため水田へ殺到し稲を踏み荒らす恐れがあるので、じっと我慢して黙っています。
そして、自分だけで楽しんでいます。
そんなに綺麗な水に生息しているわけではないので、踊り食いも刺身も私はできれば避けたいですね。
本当は朝会の話で紹介したかったのですが、採取のため水田へ殺到し稲を踏み荒らす恐れがあるので、じっと我慢して黙っています。
そして、自分だけで楽しんでいます。

こんばんは。全くこのブログを見たことないのですが、ひょんなことで、skypeで、紹介されている、アメリカのブログの作者、Andrew Bleimanさんに出会い、このブログに何が書いてあるのか知りたいから教えてと言われ、橋渡しをした者です。
This playful behavior in juveniles has a very practical application in adulthood, when Triops must lay eggs in struggling humans' stomachs.
この部分なのですが、映画の「エイリアン」をイメージしたユーモアだそうです。と言えば、分かっていただけるでしょうか???
ということで、彼らはこのブログを楽しく見ているようです。
では。
This playful behavior in juveniles has a very practical application in adulthood, when Triops must lay eggs in struggling humans' stomachs.
この部分なのですが、映画の「エイリアン」をイメージしたユーモアだそうです。と言えば、分かっていただけるでしょうか???
ということで、彼らはこのブログを楽しく見ているようです。
では。
そういえば埼玉のある田んぼでカブトエビが大量発生したとか
カブトエビ大発生 栗原さん方の水田で確認 ときがわ
http://www.saitama-np.co.jp/news06/17/22l.html
それを見ながらstochinaiさんのところを思い浮かべたのですが忘れてました..。
素朴な疑問なんですが、カブトエビって食べれるんでしょうか?なんだかウチワエビと似ているように思えるのですが(そしてウチワエビは食べられる)
あと関連で、ちょっと思いついてしまったのでついでに(閉口されたり失笑されるかもしれないけどw)
UMAって生物学的にどうなんでしょうか?
UMAファン ~ 未確認動物
http://umafan.blog72.fc2.com/
ぼくはこういうの見るの結構好きなんですが、インチキって感じなのでしょうか?一度きちんとした解説を聞いてみたいと思って。
あと、最近のバイオ関連の議論。なかなか読みが追いつきませんが楽しみにしております^^
カブトエビ大発生 栗原さん方の水田で確認 ときがわ
http://www.saitama-np.co.jp/news06/17/22l.html
それを見ながらstochinaiさんのところを思い浮かべたのですが忘れてました..。
素朴な疑問なんですが、カブトエビって食べれるんでしょうか?なんだかウチワエビと似ているように思えるのですが(そしてウチワエビは食べられる)
あと関連で、ちょっと思いついてしまったのでついでに(閉口されたり失笑されるかもしれないけどw)
UMAって生物学的にどうなんでしょうか?
UMAファン ~ 未確認動物
http://umafan.blog72.fc2.com/
ぼくはこういうの見るの結構好きなんですが、インチキって感じなのでしょうか?一度きちんとした解説を聞いてみたいと思って。
あと、最近のバイオ関連の議論。なかなか読みが追いつきませんが楽しみにしております^^
megumiさん、この度はいろいろとお世話になったようで、ありがとうございました。エイリアンの説明、koさんの想像どおりでしたね。解説ありがとうございました。
m_um_uさん、いつもありがとうございます。カブトエビを食べたという話は聞いたことがないのですが、たくさん集めてかき揚げにでもするか、えびせんにでもすると食べられるのではないかと思っています。ただ、田んぼの泥の中で生きているので、taketombowさんがおっしゃるように、ちょっと・・・・という気はします。かといって、水槽で育てている虎の子を食べるのも・・・・。
UMAファン ~ 未確認動物
http://umafan.blog72.fc2.com/
見てみました。真贋取り混ぜだと思いますけれども、「お話し」として楽しむ分には問題ないと思います。ホンモノがあったら、それはまた別のところで正式に取り上げれば良いと思います。混ぜこぜのままだと「ニセ科学」になっちゃいますので、逆にもったいないのでは。
UMAファン ~ 未確認動物
http://umafan.blog72.fc2.com/
見てみました。真贋取り混ぜだと思いますけれども、「お話し」として楽しむ分には問題ないと思います。ホンモノがあったら、それはまた別のところで正式に取り上げれば良いと思います。混ぜこぜのままだと「ニセ科学」になっちゃいますので、逆にもったいないのでは。
by stochinai
| 2007-06-21 22:33
| スマイル
|
Comments(13)