2007年 06月 27日
オンラインで計算した確定申告に間違い発覚
昨年度は、ブルーバックスが売れたこともあって、臨時収入がちょっと多くなってしまったので、この春に生まれて初めて確定申告なるものをしました。
税務署に行く暇も根性もなかったので、国税庁のサイトからオンラインで、「給与所得の他に所得のある方」で、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」という画面の指示に従って数値を入れたのですが、すでに勤務先を通じて年末調整が済んでおりましたので、それに関連した各種控除は入力することができなかったと記憶しています。入力したのは収入金額と源泉徴収税額だけだったと思うのですが、向こうで勝手に計算してくれて申告納税額がはじき出されました。
それによると、なんとたかだか月給の3-4ヶ月分くらいの臨時収入金額に対して、なんと4割近い税金が表示されました。それを下げるために入力することのできる控除項目も見当たらず、「まあ、自分は普通に給与をもらってなんとか生活ができているのだから、全部とられても死ぬわけではない」と自分に言い聞かせながら、泣く泣く全額を納めました。(素晴らしい国民では、ありませんか!)
ところが、最近になって税務署から手紙がきて、昨年度の確定申告によって15万円以上を追加納税した人は、今年もその収入を予測してあらかじめ税金を払っておかなければならないという予定納税の命令が来たのです。さすがに、今年は雑所得が0円になるかもしれないので、それは払えないという「予定納税減額申請書」を出そうと思い、添付されてきた書類を見ながら計算書を作ろうと思ったのですが、今年の雑所得が0円になったとしてもとんでもない高額の申告納税額が出てくるのです。何度やっても、そうなるのです。
確定申告をしなければ0円になるべきものが、確定申告をすることで何10万円も払わなければならないなどという理不尽はとうてい理解できませんので、さすがに従順で温厚な私も税務署に電話をかけて、説明を求めました。向こうでも、そのおかしさはすぐにわかったのか再計算をしてくれるとのことで、折り返しの電話を待っていたところとんでもない事実が判明しました。
なんとオンラインで計算された税金が4倍くらい高額になっていたというのです。言われてこちらにある控えを見てみると、確かに社会保険料、生命保険料、損害保険料などの控除がまったく記載されておりません。しかし、年末調整をしたことは向こうのコンピューターにはいっている証拠として、住宅借入金等特別控除は正確に記載されておりますし、向こうには証拠として源泉徴収票も送ってありますので、この控除を計算せずに確定申告後の申告納税額が計算されてしまったのは、とんでもない向こうのミスなのです。
というわけで、払い込んだ税額の4分の3くらいは払う必要のないものだったということが判明したのです。
向こうは低姿勢で謝っていましたので、私は特にこの件を問題にしようとは思っておりませんが、社会保険庁のいい加減な事務処理の話を毎日見聞きさせられていますので、税務署も同じくらい信用できないお役所なのかもしれないと、背筋が寒くなりました。
今回も、もし予定納税の命令がこなかったら、私が税金に関してかなり高度な知識を身につけて、どう考えてもあの納税はおかしいと思わない限り、発覚しなかったことのような気がします。
自分で動かない限り、我々が払っている税金が正しい金額かどうかを確かめてくれるところがあるとも思えませんので、この件に関しても自己責任で会計士なみの知識を身につけなければ、言われるがままに払わされるのがこの国の納税システムというのもなのでしょうか。共済年金も大丈夫かどうか、確かめておいた方が良さそうですね。
この国の公務員はもっともっと優秀だと信じてきたのですが、原点から考え直さなければならない時代になったことを実感させられる出来事でした。
お金が戻ってくるのは、ひとまずうれしいのですが、とても複雑な気持ちです。
税務署に行く暇も根性もなかったので、国税庁のサイトからオンラインで、「給与所得の他に所得のある方」で、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」という画面の指示に従って数値を入れたのですが、すでに勤務先を通じて年末調整が済んでおりましたので、それに関連した各種控除は入力することができなかったと記憶しています。入力したのは収入金額と源泉徴収税額だけだったと思うのですが、向こうで勝手に計算してくれて申告納税額がはじき出されました。
それによると、なんとたかだか月給の3-4ヶ月分くらいの臨時収入金額に対して、なんと4割近い税金が表示されました。それを下げるために入力することのできる控除項目も見当たらず、「まあ、自分は普通に給与をもらってなんとか生活ができているのだから、全部とられても死ぬわけではない」と自分に言い聞かせながら、泣く泣く全額を納めました。(素晴らしい国民では、ありませんか!)
ところが、最近になって税務署から手紙がきて、昨年度の確定申告によって15万円以上を追加納税した人は、今年もその収入を予測してあらかじめ税金を払っておかなければならないという予定納税の命令が来たのです。さすがに、今年は雑所得が0円になるかもしれないので、それは払えないという「予定納税減額申請書」を出そうと思い、添付されてきた書類を見ながら計算書を作ろうと思ったのですが、今年の雑所得が0円になったとしてもとんでもない高額の申告納税額が出てくるのです。何度やっても、そうなるのです。
確定申告をしなければ0円になるべきものが、確定申告をすることで何10万円も払わなければならないなどという理不尽はとうてい理解できませんので、さすがに従順で温厚な私も税務署に電話をかけて、説明を求めました。向こうでも、そのおかしさはすぐにわかったのか再計算をしてくれるとのことで、折り返しの電話を待っていたところとんでもない事実が判明しました。
なんとオンラインで計算された税金が4倍くらい高額になっていたというのです。言われてこちらにある控えを見てみると、確かに社会保険料、生命保険料、損害保険料などの控除がまったく記載されておりません。しかし、年末調整をしたことは向こうのコンピューターにはいっている証拠として、住宅借入金等特別控除は正確に記載されておりますし、向こうには証拠として源泉徴収票も送ってありますので、この控除を計算せずに確定申告後の申告納税額が計算されてしまったのは、とんでもない向こうのミスなのです。
というわけで、払い込んだ税額の4分の3くらいは払う必要のないものだったということが判明したのです。
向こうは低姿勢で謝っていましたので、私は特にこの件を問題にしようとは思っておりませんが、社会保険庁のいい加減な事務処理の話を毎日見聞きさせられていますので、税務署も同じくらい信用できないお役所なのかもしれないと、背筋が寒くなりました。
今回も、もし予定納税の命令がこなかったら、私が税金に関してかなり高度な知識を身につけて、どう考えてもあの納税はおかしいと思わない限り、発覚しなかったことのような気がします。
自分で動かない限り、我々が払っている税金が正しい金額かどうかを確かめてくれるところがあるとも思えませんので、この件に関しても自己責任で会計士なみの知識を身につけなければ、言われるがままに払わされるのがこの国の納税システムというのもなのでしょうか。共済年金も大丈夫かどうか、確かめておいた方が良さそうですね。
この国の公務員はもっともっと優秀だと信じてきたのですが、原点から考え直さなければならない時代になったことを実感させられる出来事でした。
お金が戻ってくるのは、ひとまずうれしいのですが、とても複雑な気持ちです。
そんなもんでしょう、どのお役所も。ほとんどが気づかずに過ぎ去って行っているのでしょう。過剰請求でなくとも、税を軽減できる制度がいろいろあるようで、それをするかしないで、損をしている人が多いそうな。たとえば寄付金(学校の○○周年とか)は控除対象になるそうな。そもそも年金もですが、役所のシステムは安く落札しているので信用度が低いのは当たり前な気がします。
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はじめまして。以前ノースウェーブの放送を聞いてから
たまにこちらのブログを拝見させていただいております。
とんだ災難でしたね。
ご自分で税金の知識を身に着けておやりになっても結構かと思いますが
税金の事は、税理士など税金の専門家にご相談なさったほうが
時間的にも節約になるのでは、と思いました。
この国は、税金に関しては
油断してると尻の毛(失礼^^;)までむしられてしまいますので
ご用心あれ。
たまにこちらのブログを拝見させていただいております。
とんだ災難でしたね。
ご自分で税金の知識を身に着けておやりになっても結構かと思いますが
税金の事は、税理士など税金の専門家にご相談なさったほうが
時間的にも節約になるのでは、と思いました。
この国は、税金に関しては
油断してると尻の毛(失礼^^;)までむしられてしまいますので
ご用心あれ。
>オンライン
というのは、専用の個人認証用ICカードを事前に発行して、ICカードリーダーを購入した上で専用ソフトをインストールして行う「e-Tax」システムを利用したのでしょうか?
それとも、国税庁のホームページ上で数値を入力して、生成されたPDFを自分で印刷して郵送する方の仕組みを利用されたのでしょうか?
後者だとすれば、stochinaiさんの入力ミスであり、税務署には非はないはずです。
また、原稿料などの雑所得にたいしては、経費を控除する項目が存在します(領収書を保管してある必要がありますが)。
国民の最大の義務の一つである納税の仕組みについて勉強しなくていい環境を提供する源泉徴収・年末調整にも問題がありますが、良くわからなくて全額を納めたとすると、「素晴らしい国民」というのはブラックジョークでしょうか?
「原稿料などの雑所得」の控除は決して「税金に関してかなり高度な知識」ではないので、お役所批判をするまえに、勉強されてはいかがでしょうか?
ちなみに
>確定申告をしなければ0円になるべきものが
は脱税です。出版社からも源泉徴収票の写しが国税局に提出されているので、監査があれば発覚します。
というのは、専用の個人認証用ICカードを事前に発行して、ICカードリーダーを購入した上で専用ソフトをインストールして行う「e-Tax」システムを利用したのでしょうか?
それとも、国税庁のホームページ上で数値を入力して、生成されたPDFを自分で印刷して郵送する方の仕組みを利用されたのでしょうか?
後者だとすれば、stochinaiさんの入力ミスであり、税務署には非はないはずです。
また、原稿料などの雑所得にたいしては、経費を控除する項目が存在します(領収書を保管してある必要がありますが)。
国民の最大の義務の一つである納税の仕組みについて勉強しなくていい環境を提供する源泉徴収・年末調整にも問題がありますが、良くわからなくて全額を納めたとすると、「素晴らしい国民」というのはブラックジョークでしょうか?
「原稿料などの雑所得」の控除は決して「税金に関してかなり高度な知識」ではないので、お役所批判をするまえに、勉強されてはいかがでしょうか?
ちなみに
>確定申告をしなければ0円になるべきものが
は脱税です。出版社からも源泉徴収票の写しが国税局に提出されているので、監査があれば発覚します。

アメリカにいます。こっちでは、所得があればすべての人が自分で税金申告します。
この間、扶養家族がいないのに、まちがえて扶養家族がいるという欄にまるつけて申告したせいで、追加の税金支払いを要求されました。必死になって問い合わせて、間違いを探しもらって、まあ、追加課税は逃れました。しかし、これ、自分がまちがえて、支払いが足りない場合は、期限以降だとペナルティーおよび、利子の支払いを要求されます。そのうえ、はらわないと嘘つきもののリストに名前がのるんだそうです。 すごくびくびくしました。。。
逆に、自分は正しいのにむこうの間違えがあったときは、ちゃんと利子も含めて返してくれるそうです。 ちゃんとやらないといけないのは面倒だけど、まあ、ちゃんとやればいいわけだから、いいのかなあ。 日本では、税務署の間違えではらい過ぎた税金に対してちゃんと利子も含めて返してくれるんでしょうかねえ?
この間、扶養家族がいないのに、まちがえて扶養家族がいるという欄にまるつけて申告したせいで、追加の税金支払いを要求されました。必死になって問い合わせて、間違いを探しもらって、まあ、追加課税は逃れました。しかし、これ、自分がまちがえて、支払いが足りない場合は、期限以降だとペナルティーおよび、利子の支払いを要求されます。そのうえ、はらわないと嘘つきもののリストに名前がのるんだそうです。 すごくびくびくしました。。。
逆に、自分は正しいのにむこうの間違えがあったときは、ちゃんと利子も含めて返してくれるそうです。 ちゃんとやらないといけないのは面倒だけど、まあ、ちゃんとやればいいわけだから、いいのかなあ。 日本では、税務署の間違えではらい過ぎた税金に対してちゃんと利子も含めて返してくれるんでしょうかねえ?
予想通り、外国にいる方からの反応がたくさんありました。源泉徴収が徹底している日本では、「納税者」が税金に対してお役所まかせにする国民として育てられているので、自分を含めて税金に対する国民の無知度は想像を絶するものがあると思います。保険や年金に対して問題が起こる時も同じことを感じます。それと税金の使い方の監視も弱いですね。
それはさておき、Junさんに少し弁解をさせてもらいます。Junさんのおっしゃるように自分で数値を入れて印刷する「後者」のシステムを使ったのですが、その時に件の控除部分は入力不可になっていたのです。向こうの設定ですでに入力済みのロック状態だったようです。だから、税務署が謝ってきたのだと思います。私のミスなら、こちらに訂正を要求するでのではないでしょうか。
確かに私は税金に関してはかなり無知ですが、国民の平均値に近いのではないかと思っています。この状態を放置しているのは、やはり「国の責任」も大きいと感じています。子どもの時から民主主義教育の一環として税金教育をしなければいけないと感じています。
それはさておき、Junさんに少し弁解をさせてもらいます。Junさんのおっしゃるように自分で数値を入れて印刷する「後者」のシステムを使ったのですが、その時に件の控除部分は入力不可になっていたのです。向こうの設定ですでに入力済みのロック状態だったようです。だから、税務署が謝ってきたのだと思います。私のミスなら、こちらに訂正を要求するでのではないでしょうか。
確かに私は税金に関してはかなり無知ですが、国民の平均値に近いのではないかと思っています。この状態を放置しているのは、やはり「国の責任」も大きいと感じています。子どもの時から民主主義教育の一環として税金教育をしなければいけないと感じています。
(続き)
原稿料からの控除は、意識して要求しませんでした。それからもう一つ。「確定申告をしなければ0円になるべきもの」というのは、給与以外に収入がない場合の話です。1円でも収入がある場合は、脱税になる場合と払いすぎになる場合があるようですね。
税に対する私の知識不足で、わかりにくい文章になっていたかもしれませんが、補足説明させていただきました。
原稿料からの控除は、意識して要求しませんでした。それからもう一つ。「確定申告をしなければ0円になるべきもの」というのは、給与以外に収入がない場合の話です。1円でも収入がある場合は、脱税になる場合と払いすぎになる場合があるようですね。
税に対する私の知識不足で、わかりにくい文章になっていたかもしれませんが、補足説明させていただきました。
kshojimaさん、kさんは日本ですよね。コメント、ありがとうございました。
kさん>税理士など税金の専門家にご相談なさったほうが
いや~、お小遣い程度のはした金なので、とてもとても(>_<)です。
でも、恐らく自営の方など、生活がかかっている場合にはおそらく専門家の助けを借りないと払いすぎになることが多いかもしれませんね。
kkさん。源泉徴収されている私でも、いままでも何回か計算間違いがあって、お金が戻ってきたり、追加徴収されたりした経験はあります。そういう時も、しっかりと自分で調べたり再計算したりすることなく、言われるがままに払ったりもらったりしてきましたが、ダメな国民ですね(^^;)。
今後、少し勉強してみたいと思います。
kさん>税理士など税金の専門家にご相談なさったほうが
いや~、お小遣い程度のはした金なので、とてもとても(>_<)です。
でも、恐らく自営の方など、生活がかかっている場合にはおそらく専門家の助けを借りないと払いすぎになることが多いかもしれませんね。
kkさん。源泉徴収されている私でも、いままでも何回か計算間違いがあって、お金が戻ってきたり、追加徴収されたりした経験はあります。そういう時も、しっかりと自分で調べたり再計算したりすることなく、言われるがままに払ったりもらったりしてきましたが、ダメな国民ですね(^^;)。
今後、少し勉強してみたいと思います。
本を読まないといい本を書けないし,書籍代は必要経費。出張旅費の不足分も穴埋めできます。本が売れた時点で消費税も納入されているので余分にとられることは防がなければ。本の執筆も出版社との産学連携というブログ記事もあります。
・もうひとつの産学連携(科学技術のアネクドート)
http://sci-tech.jugem.jp/?eid=302
・もうひとつの産学連携(科学技術のアネクドート)
http://sci-tech.jugem.jp/?eid=302

ちゃんと入力しないと源泉徴収で考慮された控除が帳消しになってしまいます。確か各種控除についてプルダウンから「源泉徴収のとおり」を選び値を入力する仕様です。ロックされていたというのが解せません。クリックして詳細入力画面に入らないと表A、B (?) には直接入力はできない項目が多いので、そのことでしょう。失礼ながらstochinaiさんの間違いだと思います。
おがさん、詳しいですね。
もう昔のことなので、水掛け論をしても仕方がありませんが、他は空欄になっているのに、住宅取得控除だけは源泉徴収の通り入力されているのはどうしてかわかりますか。いずれにせよ、間違うと「控除が帳消しになる」などというシステムになっているアンフレンドリーなフォームを、不慣れなユーザーに任せるとミスが出るのは当然ですよね。
もちろん、税金計算のミスを発見できなかったのは私の自己責任ということだと思うので、私は4倍の税金を教育費として払っても仕方がないと思っていました。
しかしどんな仕様になっていようと、間違いを発見するシステムと、訂正するシステムがあれば問題ないのでしょうが、国民年金問題を見る限り、そこが弱いのが「日本というシステム」なのかもしれません。
もう昔のことなので、水掛け論をしても仕方がありませんが、他は空欄になっているのに、住宅取得控除だけは源泉徴収の通り入力されているのはどうしてかわかりますか。いずれにせよ、間違うと「控除が帳消しになる」などというシステムになっているアンフレンドリーなフォームを、不慣れなユーザーに任せるとミスが出るのは当然ですよね。
もちろん、税金計算のミスを発見できなかったのは私の自己責任ということだと思うので、私は4倍の税金を教育費として払っても仕方がないと思っていました。
しかしどんな仕様になっていようと、間違いを発見するシステムと、訂正するシステムがあれば問題ないのでしょうが、国民年金問題を見る限り、そこが弱いのが「日本というシステム」なのかもしれません。
「後者」のシステムの場合、書類の作成を手助けしているだけで、個人を特定する仕組みにはなっていないので、勤務先から税務署に提出された情報との照合は行われません。「向こうの設定ですでに入力済みのロック状態」ってことはないはずですよ。
そして、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」を選ぶということは、「年末調整」をチャラにして再計算しなおすということなので、手元にある源泉徴収票をもとに、社会保険料、生命保険料、損害保険料などの控除を申告者が一から入力する必要があるはずです。
添付した源泉徴収票との照合を行わなかったという点では税務署にも一部非は有るように思いますが・・・
確定申告の手順のパンフレットは、お役所仕事の中でも、相当判りやすく書かれているので、本年分はぜひパンフレットを取り寄せられることをお進めします。
あとは、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 — 知的人生設計入門 (単行本)」 橘 玲 あたりでしょうか。「年末調整」組がいかに従順な子羊かが判ります。
p.s.「確定申告をしなければ0円になるべきもの」の部分は文脈を読み誤りました。失礼いたしました。
そして、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」を選ぶということは、「年末調整」をチャラにして再計算しなおすということなので、手元にある源泉徴収票をもとに、社会保険料、生命保険料、損害保険料などの控除を申告者が一から入力する必要があるはずです。
添付した源泉徴収票との照合を行わなかったという点では税務署にも一部非は有るように思いますが・・・
確定申告の手順のパンフレットは、お役所仕事の中でも、相当判りやすく書かれているので、本年分はぜひパンフレットを取り寄せられることをお進めします。
あとは、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 — 知的人生設計入門 (単行本)」 橘 玲 あたりでしょうか。「年末調整」組がいかに従順な子羊かが判ります。
p.s.「確定申告をしなければ0円になるべきもの」の部分は文脈を読み誤りました。失礼いたしました。

日本の税率を考えれば,たかだか月給の3-4ヶ月分くらいの臨時収入金額に対して4割近い税金が表示された時点で,何か間違いがあると気づきそうなのですが.
それから,いわゆる住宅ローン減税の恩恵を受けるには,最初の年は確定申告を行わなければならないので,「生まれて初めて確定申告」というのも記憶違いかと.
それから,いわゆる住宅ローン減税の恩恵を受けるには,最初の年は確定申告を行わなければならないので,「生まれて初めて確定申告」というのも記憶違いかと.
Junさん、丁寧な解説をありがとうございました。おっしゃるように、もしも今年度も確定申告の必要が生じましたら、しっかりと勉強してみたいと思います。
>そして、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」を選ぶということは、「年末調整」をチャラにして再計算しなおすということ
そういうふうに説明されると、とても良くわかりました。なるほどです。それにしてもやはり入力されていた住宅取得控除な謎なのですが。
おっしゃるとおり、自分でも「従順な子羊」の「素晴らしい国民(もちろん自虐ネタ)」を演じて参りましたが、それは自分に撮ってだけでなく、国にとっても決して良いことではないですね。反省しています。
>そして、「給与所得の他に原稿料等の雑所得がある場合」を選ぶということは、「年末調整」をチャラにして再計算しなおすということ
そういうふうに説明されると、とても良くわかりました。なるほどです。それにしてもやはり入力されていた住宅取得控除な謎なのですが。
おっしゃるとおり、自分でも「従順な子羊」の「素晴らしい国民(もちろん自虐ネタ)」を演じて参りましたが、それは自分に撮ってだけでなく、国にとっても決して良いことではないですね。反省しています。
ecochemさん、お世話になっています。そうですね。安定して印税収入があるようなら、節税して有効に使うことを考えたいと思います。産学協同に関していうと、それが表に出てくるとほんとうに大学に印税の一部を取られそうな気がしますので、ここは時間外アルバイトということにしておいたほうがいいかもしれませんね。

Junさんの書かれた通りです。間違いを防ぐために、まず原稿収入以外の項目を入力してみて年末調整額と違いが出てこないか確認してから副収入を入力することが有効です。また、期間中に税務署に行けば係員が書類の不備がないか確認したり質問に答えたりしてくれます。確かに税務署にも源泉徴収票との食い違いを見逃した非がないわけではありませんが、そもそも書類の書き間違えで損をするのはよそ見をしていて側溝に落ちたり遅刻して試験に落ちるのと同じく個人の問題でありシステムを責めるのはいかがなものかと思います。不慣れな方は無理せず税務署係員や税理士に相談するのがお勧めです。
> 住宅取得控除だけは源泉徴収の通り入力されているのはどうしてかわかりますか。
分かりません。住宅取得の有無をチェックするとデフォルトで値が入力されるのかもしれません。
> 住宅取得控除だけは源泉徴収の通り入力されているのはどうしてかわかりますか。
分かりません。住宅取得の有無をチェックするとデフォルトで値が入力されるのかもしれません。
おがさんも、丁寧なご説明をありがとうございました。税務署に行く暇があったら私もそうしたかったのですが、ものすごく混んでるという噂を聞いたり、オンラインでもいいですよという話を聞いて、それでやろうと余裕をかましているうちに、側溝に落ちてしまったようです。
アメリカ人だったらよそ見していて落ちたとしても、側溝に蓋がなかったと言って、訴えるという噂も聞いていますが、試験に遅刻したりよそ見していたとしても、泣き寝入りしないで主張するというのも(例え叩かれたりしたとしても)、民主主義の国としてはやってもいいのかな、と思っています。というわけで、システムの改善を要求するというのは、納税者としては間違った行動ではないと、正当化しておきたいと思います。
アメリカ人だったらよそ見していて落ちたとしても、側溝に蓋がなかったと言って、訴えるという噂も聞いていますが、試験に遅刻したりよそ見していたとしても、泣き寝入りしないで主張するというのも(例え叩かれたりしたとしても)、民主主義の国としてはやってもいいのかな、と思っています。というわけで、システムの改善を要求するというのは、納税者としては間違った行動ではないと、正当化しておきたいと思います。

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
何年か続けて(通常3年と言われている)あるていどの原稿料を雑所得として確定申告していると、個人事業主と認定されて、パソコンなどの減価償却計算が必要な大物も経費として落とせるようになるので、本が続けて売れるといいですね。(大学の兼業規定との兼ね合いは存じ上げませんが)
確定申告期間に税務署で開かれる相談会(土日にやっているところもある)では、そういうことも丁寧に教えてくれます。2月中が空いていて狙い目です。
確定申告期間に税務署で開かれる相談会(土日にやっているところもある)では、そういうことも丁寧に教えてくれます。2月中が空いていて狙い目です。

> 住宅取得控除だけは源泉徴収の通り入力されているのはどうしてかわかりますか。
普通の控除が「収入から必要経費等を控除する」のに対し,住宅ローン減税は「納税額から利子分を控除する」からでは?
記入する箇所が違うので,きっとそちらはきちんと記入したのでしょう.
普通の控除が「収入から必要経費等を控除する」のに対し,住宅ローン減税は「納税額から利子分を控除する」からでは?
記入する箇所が違うので,きっとそちらはきちんと記入したのでしょう.
確かに場所が全然違いますね。ますます自信がなくなってきました。
いずれにせよ、今回の「事件」で私は税金に対してかなり知識が増えました。次は失敗せずにできそうな気がしてきました。私のような素人を相手にしている税務署が大変なのはわかりますが、国民全員の義務である納税をするのに税理士という職業人を使わなければならないほどという複雑な制度そのものにも問題があるように思います。
源泉徴収も全部やめて、国民全員が自ら申告し納税するようになると、日本も変わるような気がします。国民の監視の目もきつくなり、政府は税金の無駄使いなどできなくなるに違いありません。源泉徴収反対を唱えている政党ははありませんか、政治家はいませんか。
いずれにせよ、今回の「事件」で私は税金に対してかなり知識が増えました。次は失敗せずにできそうな気がしてきました。私のような素人を相手にしている税務署が大変なのはわかりますが、国民全員の義務である納税をするのに税理士という職業人を使わなければならないほどという複雑な制度そのものにも問題があるように思います。
源泉徴収も全部やめて、国民全員が自ら申告し納税するようになると、日本も変わるような気がします。国民の監視の目もきつくなり、政府は税金の無駄使いなどできなくなるに違いありません。源泉徴収反対を唱えている政党ははありませんか、政治家はいませんか。

源泉徴収は止めるべきですね。確定申告をしない限り、つぶやきさんの税金の納税者はつぶやきさんではなく大学なのだそうです。納税者である大学や会社にしても、源泉徴収のための人員を雇っているのですから、その分ムダですし。
ようやく先週確定申告を済ませたさなえです(^^;)。課税所得が少々多くなることは、それを基準にしている住民税、国民健康保険などが一斉に高くなることを意味します。特に、母子家庭等の特別控除を受けている場合は、寡婦控除も、学校、医療機関、マル優等の特別待遇(今はどうでしょうか)がすべて消え去り、たった数万円の差で大変なことになります(経験者です)。自分で申告することは税の行方を考える上で必要なことですし、さらに言えば、税金が納めらることができるのは権利でもあり、恵まれた立場にいることだともいえます。

もどってきたお金で間接的飲酒税を払いに行きましょう。お手伝いいたします(笑)
「目指せ高額納税者!」ということで、前祝いをやりましょう!
by stochinai
| 2007-06-27 22:07
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