5号館を出て

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ジャンボジェット JA8959

 昨日、この夏一番の暑さになった東京を脱出して帰ってきました。今日はもっと暑くなったそうですが、昨日でさえも私にとっては命の危険を感じる暑さというものを一瞬見たような気がしました。しかし、一歩、建物や乗り物の中に入ると、そこはエアコンがしっかりと効いていますので、夏の東京には札幌よりもしっかりとした服装をしている人が多い理由もよくわかりました。

 羽田について自分の乗るジャンボジェット機を見てみると、鼻先にずいぶんと塗装の剥がれがあるのが目につきました。たまたま塗装をする直前の状態だったのかもしれませんが、やはり飛行機にはいろいろなものが衝突することが実感できるものでした。
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 座った席は右主翼の上だったのですが、翼の金属のつなぎ目のところの塗装がはげているのも気になってしまいました。飛んでいる時には、翼全体が揺れているのが見えますので、翼を構成する金属板のつなぎ目には、やはり負荷がかかってこのような塗装の剥がれになるのではないかと思われます。
ジャンボジェット JA8959_c0025115_22583732.jpg
 もちろん、しょっちょう塗り替えられる表面の状態などは機体の状態を直接に反映するものではないのは、理解できるのですが、なんとなく中古の自動車に感じるような一抹の不安を3秒くらい感じたことも告白しておきます。

 翼の上に座っていたので、機体番号もわかりました。JA8959です。
ジャンボジェット JA8959_c0025115_2312797.jpg
 飛行機に関しては、ネット上にたくさんの情報がありますので、この機体の製造年月日(初飛行日)なども簡単に知ることができます。

 例えば、Planespotters.net には次のようなデータがあります。
ジャンボジェット JA8959_c0025115_2354594.jpg
 この飛行機の製造後の処女飛行は1992-12-08ということですので、年齢は15歳くらいということになります。自動車だと15年も走ると、十分に古いということになりますが、頻繁に整備を繰り返している飛行機などはどうなのでしょう。

 ここにある説明によると「メンテナンスをしっかり行っていれば、50年でも現役で飛ぶことができます」とのことですが、さすがにそんなに古い機体はそう多くはないようです。そもそも、ジャンボの初飛行が1969年ですから、最古機があったとしても38歳です。
機体の金属疲労などを考えると、古くなればなるほどメンテナンスに費用がかかり、新しい機体に買い替えた方が経済的には安上がりになるんです。

でも現実は、直近的な経済的理由や、新機種の選定や新しい機材などの調達に時間がかかり、20年以上飛んでいる飛行機がほとんどです。
 ということなので、15年機などはまだまだ十分に中堅機ということなのでしょう。

 とは言え、そろそろ塗装は塗り替えた方がいいのではないでしょうか。
by stochinai | 2007-08-11 23:15 | つぶやき | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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