5号館を出て

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フサスグリ収穫とマグノリアの二番花

 先週の日曜日は屋外で作業するのが危険なほどの高温だったので野外作業は控えていたのですが、今日はちょっと暑いとはいえ気持ちの良いアウトドア日和でしたので、生ゴミコンポスターの移動(古いものは土饅頭にして、新しい場所に空のコンポスターを設置)や、花期が終わってはびこっているドクダミの整理、花壇やコンテナの雑草取り、フジやノウゼンカズラの剪定などなど、高温多湿の亜熱帯状態で乱れきってしまった庭園の手入れで、ひさびさに園芸三昧でした。

 最後に、食べてもおいしくないとものの本にかいているので、そのまま放置してしまおうかと悩んでいたレッドカランツ(フサスグリ)を収穫してみました。
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 全部でこれだけですから、ジャムにするにも足りなさそうです(というか、そもそも私はジャムが苦手です)が、見れば見るほど美しい姿です。
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 とりあえず、枝からはずして洗ってみました。
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 嫌みのように、「あまりおいしくない」と書いてある本と並べて記念撮影してみました。

 試しにつまんで食べてみると、確かに甘いとかいうものではないのですが、酸っぱい味は意外と「今はやり」のアセロラなどと似たような健康的なさわやかさがあります。熱中症予防にどうぞ、と言ったら納得してくれる人は多いと思います。明日の朝、ヨーグルトに振りかけて食べようと、冷蔵庫で冷やしておくことにしました。

 ちょっとおしゃれな作業を終わった後、大きくなったモクレンに木を見上げると、二番花が開きそうになっているのを発見。
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 人にとっては大変な温暖化ですが、札幌のような亜寒帯に植えられた植物にとっては、意外とうれしい時代になってきたのかもしれません。

 植物たちが育つためには土中の有機物が必要です。土中に有機物がたくさんあるということは、大気中に二酸化炭素として出る炭素を貯める効果もあるのではないかと、常々思っていたしたが、takuroshinanoさんがブログで「土壌に蓄積可能な炭素の量は莫大で、それらが果たしている役割(地球化学的のみならず、そこに棲息する生物に与える影響も大きいでしょう)はどうなんでしょう?」と書いておられるのを見て膝を打ちました。地球上のあらゆる土壌を有機質の肥沃な土壌に変えることで、かなりの二酸化炭素が削減されるのではないでしょうか。二酸化炭素を出さないことや森林を増やすことの他に、「肥沃な土地を増やす」ということが二酸化炭素削減になるのかどうなのか、専門家の意見を聞きたいものです。
Commented by takuroshinano at 2007-08-20 05:55
TBありがとうございます。シベリアにいった時に土壌中に蓄積されている炭素の量が陸上の量よりもずっと多いという研究を知りました(量的な値は忘れてしまったのですが)。逆にアマゾンのような場所では土壌中の炭素の量が少ないと。シベリアの森林火災の怖いところは長い年月をかけてゆっくりと蓄積されていった土壌中の有機物が燃えているところだと思いました。逆説的な例なのですが、有機質の肥沃な土壌を壊すのは簡単でも、作り出すのには時間がかかりそうです。
Commented by vsba254 at 2007-08-21 18:31 x
フサスグリ(Johannisbeere, groseille) は、鹿肉のローストのソース(sauce grand veneur) として有名です。牛肉でも塊で焼いたのには合います。
http://www.cuisineetvinsdefrance.com/recettes.php?idRecette=749
Commented by stochinai at 2007-08-21 19:52
 ありがとうございます。フランス語のサイトはめったに見ませんが、さすがに料理のページなどは雰囲気があっていいですね。北海道だからといってエゾシカの肉はそんなに簡単に手に入りませんので、牛肉でトライしてみたいと思います。
by stochinai | 2007-08-19 23:55 | 趣味 | Comments(3)