5号館を出て

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博士の正しい使い方の実例

 今朝の朝日新聞be(b-business)に出ていた【フロントランナー】「商品の短所を長所にする商才ボーズ社長佐倉住嘉さん(71)」の言葉はなかなか良いと思いました。

 商品の短所を長所にする 商才ボーズ社長 佐倉住嘉さん(71)
 ――かつて、オーディオ王国だった日本の名門メーカーの多くは今、勢いを失っています。どうしたらいいのでしょうか。

 佐倉  それはやはり技術ですよ。絶えず先進性を追って、しっかり技術に投資している企業は、伸び悩む時期があっても必ず再生します。でも、営業政策に技術開発が甘んじているようではだめ。技術力と営業力が、一緒に伸びていかないと。

 ――「あそこの製品が売れているから、似た製品を安く出せ」という考えではだめだと。

 佐倉  はい。逆に、他社とは違わなきゃいけない。我が社は他社に追われ続けることで、ブランドを確立してきたのです。
 スピーカーのボーズは今や日本でも有名になりましたが、元マサチューセッツ工科大教授のアマー・G・ボーズ博士が作った会社です。

 今現在、ボーズ社にどのくらいの博士がいるのか知りませんが、佐倉さんの考え方からいけば、間違いなく積極的に博士を雇用している会社に違いありません。

 日本の会社も自社開発するより、外国から特許を勝った方が安いなどと言っていないで、どんどん(使える)博士を雇い入れてチャレンジしていって欲しいと思います。

【蛇足】最近、「使えない博士」の話が多いのですが、そもそも使えない博士というのは形容矛盾の存在だと思うので、たとえたくさんいるとしても、特殊例として議論からはずすと話が進みやすいと思っています。つまり、それこそ自己責任というもので。
Commented by alchemist at 2007-09-08 17:21 x
20〜30年前のオーデイオ全盛時代って、真似ばっかりしてましたね。どこかが正面パネルが黒でよく売れるアンプを発売したら、殆どのメーカーが右へ倣え、どこかが出力メーターつけたアンプ売り出して良く売れたら、店頭のアンプの大半に出力メータが付いて(しかもコスト上それほど正確ではないヤツ)ピコピコ動いてました。そのうちに、どれもダメになり共倒れ。どこかがダイレクトドライブのデイスクプレイヤー発売したらあっという間にベルトドライブが店頭から消滅。
そのうち、今使ってるテレビを使えなくして買い換え需要を起こすつもりのようですが、何匹目のバブル???って感じですね。
by stochinai | 2007-09-08 16:16 | つぶやき | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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