2007年 10月 12日
博士の生き方座談会 in広島~ポスドク問題を再考する~
関係者の間では有名なウェブサイト「博士の生き方」を主催なさっているトリムさんこと奥井隆雄さんが、今参加している国立教育政策研究所のプロジェクト「理系高学歴者のキャリア形成に関する実証的研究」の一環として、広島大学でお近くの学生・大学院生・もと大学院生および大学の教職員の方々とポスドク問題について語り合いたいということで座談会を開催されるそうです。
広島大学および当日広島大学に行くことができる方々は、その考えを行政側に直接伝えることのできるこのチャンスに是非ともご参加願いたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、奥井さんは行政職員ではなく民間企業の研究所で働いている民間人の博士です。大学の博士課程在学中からの悩みを、博士になろうとしているあるいはなった後輩・同輩達と共有したいという思いから、ウェブサイトを中心に博士とその就職問題を考え続けて今日にいたっておられる「現場の人」です。
先日、9月5日に北海道工業大学で開かれた、2007秋季第68回応用物理学会で開かれた人材育成・男女共同参画第9回ミーティング「博士後のキャリアを考える2」に参加された時に、私の研究室を訪問してくださいましたが、とても誠実な親しみやすい方ですので、ご心配なく(^_^)vどうぞお気軽に連絡してみてください。
以下、奥井さんから送っていただいた案内文を転載いたします。こちらにも、同じものがあります。
*********案内************
第5回 『博士の生き方』座談会 in 広島~ポスドク問題を再考する~
2007年10月20日(土)開催予定
1.開催の目的:
ポスドク問題に関しては、企業の採用に関する体質の問題、本人の資質や能力の問題、大学と産業界のミスマッチの問題、研究室での教育の問題など、さまざまな角度から課題があるのではないかと指摘されておりますが、現在のところ深い議論というのはなされていないように感じております。
そのため、ぜひ一度、できれば直接的に関係のある学生、ポスドク、大学の先生方で率直にポスドク問題について意見交換をおこない年代や専門の相違などの相違を踏まえて議論を深めていける機会を作りたいと思い、今回の座談会を企画しました。
今回のタイトル「ポスドク問題を再考する」の座談会は今年度中に数回、全国で実施することを現在考えております。そして現在、私が係っております国立教育政策研究所のプロジェクト「理系高学歴者のキャリア形成に関する実証的研究」で報告をしたいと考えております。座談会に参加された方々に限らず、より多くの方に還元できるものにしたいと考えております。
ポスドク問題について考えておられる大学の先生方、将来について真剣に考えておらえる学生の方、考えておられたポスドクの方の参加を熱望しております。どうぞよろしくお願いいたします。
・開催日時: 2007年10月20日(土):9:00-12:00
・当日の座談会の流れ: ~9:00:受付
9:00-12:00:ディスカッション(はじめに私の方から今回の課題設定などについて説明させていただきます。)
※司会進行は、私、奥井がおこないます。
・開催場所: 広島大学・東広島キャンパス内に設定する予定です(まだ確定しておりません)
・参加者定員: 10名程度
・参加資格: 博士課程に在籍している方、博士課程への進学を希望している方、博士課程修了者(中退者も含む)、大学の教職員・事務職員の方
・参加費: 無料。
・参加申し込み方法:
博士の生き方管理人宛trim2003アットマークgmail.com(アットマークは@に置き換えてください)にメールにて、タイトル「第5回座談会参加希望」と明記の上、次の事項をご連絡ください。1.氏名、2.所属(大学名・学年もしくは会社名)、3. 年齢、4.連絡先メールアドレス
※参加希望のメールは必ず 「trim2003アットマークgmail.com」 にくださるようお願いいたします。
※参加申し込みをされた方には返信をいたします。また、会場が決まり次第ご連絡を差し上げます。
・参加受付期間: ~10月18日(木)23:00まで
・その他:
今回の座談会で行われた議論はレコーダーに録音させていただく予定にしており
ます。ただ、今回の取組みを整理して公表をおこなうような場合には発言者が特
定されないように留意いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
参考:博士の生き方
*********************
広島大学および当日広島大学に行くことができる方々は、その考えを行政側に直接伝えることのできるこのチャンスに是非ともご参加願いたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、奥井さんは行政職員ではなく民間企業の研究所で働いている民間人の博士です。大学の博士課程在学中からの悩みを、博士になろうとしているあるいはなった後輩・同輩達と共有したいという思いから、ウェブサイトを中心に博士とその就職問題を考え続けて今日にいたっておられる「現場の人」です。
先日、9月5日に北海道工業大学で開かれた、2007秋季第68回応用物理学会で開かれた人材育成・男女共同参画第9回ミーティング「博士後のキャリアを考える2」に参加された時に、私の研究室を訪問してくださいましたが、とても誠実な親しみやすい方ですので、ご心配なく(^_^)vどうぞお気軽に連絡してみてください。
以下、奥井さんから送っていただいた案内文を転載いたします。こちらにも、同じものがあります。
*********案内************
第5回 『博士の生き方』座談会 in 広島~ポスドク問題を再考する~
2007年10月20日(土)開催予定
1.開催の目的:
ポスドク問題に関しては、企業の採用に関する体質の問題、本人の資質や能力の問題、大学と産業界のミスマッチの問題、研究室での教育の問題など、さまざまな角度から課題があるのではないかと指摘されておりますが、現在のところ深い議論というのはなされていないように感じております。
そのため、ぜひ一度、できれば直接的に関係のある学生、ポスドク、大学の先生方で率直にポスドク問題について意見交換をおこない年代や専門の相違などの相違を踏まえて議論を深めていける機会を作りたいと思い、今回の座談会を企画しました。
今回のタイトル「ポスドク問題を再考する」の座談会は今年度中に数回、全国で実施することを現在考えております。そして現在、私が係っております国立教育政策研究所のプロジェクト「理系高学歴者のキャリア形成に関する実証的研究」で報告をしたいと考えております。座談会に参加された方々に限らず、より多くの方に還元できるものにしたいと考えております。
ポスドク問題について考えておられる大学の先生方、将来について真剣に考えておらえる学生の方、考えておられたポスドクの方の参加を熱望しております。どうぞよろしくお願いいたします。
・開催日時: 2007年10月20日(土):9:00-12:00
・当日の座談会の流れ: ~9:00:受付
9:00-12:00:ディスカッション(はじめに私の方から今回の課題設定などについて説明させていただきます。)
※司会進行は、私、奥井がおこないます。
・開催場所: 広島大学・東広島キャンパス内に設定する予定です(まだ確定しておりません)
・参加者定員: 10名程度
・参加資格: 博士課程に在籍している方、博士課程への進学を希望している方、博士課程修了者(中退者も含む)、大学の教職員・事務職員の方
・参加費: 無料。
・参加申し込み方法:
博士の生き方管理人宛trim2003アットマークgmail.com(アットマークは@に置き換えてください)にメールにて、タイトル「第5回座談会参加希望」と明記の上、次の事項をご連絡ください。1.氏名、2.所属(大学名・学年もしくは会社名)、3. 年齢、4.連絡先メールアドレス
※参加希望のメールは必ず 「trim2003アットマークgmail.com」 にくださるようお願いいたします。
※参加申し込みをされた方には返信をいたします。また、会場が決まり次第ご連絡を差し上げます。
・参加受付期間: ~10月18日(木)23:00まで
・その他:
今回の座談会で行われた議論はレコーダーに録音させていただく予定にしており
ます。ただ、今回の取組みを整理して公表をおこなうような場合には発言者が特
定されないように留意いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
参考:博士の生き方
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stochinai様、ブログ上でご紹介していただきありがとうございました。
大きく期待をあおってしまうわけにはいかないので書きますが、ポスドク問題について、今後の調査の方向性について何がしかの示唆を示すことができたらいいなとは考えておりますが、直接的に行政側に対して何がしかの効果がなされるということは今回の取組み単体ではありません。
大きく期待をあおってしまうわけにはいかないので書きますが、ポスドク問題について、今後の調査の方向性について何がしかの示唆を示すことができたらいいなとは考えておりますが、直接的に行政側に対して何がしかの効果がなされるということは今回の取組み単体ではありません。
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by
トリム
at 2007-10-13 12:12
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社会科学系の事柄については、適切な議論の積み重ねを続け、それをいかにして広げていくかということが大切なのではないかと考えております。
今回、このような座談会を開こうと考えたのは、最近、ポスドク問題についての議論が広がりを見せておりますが、どうも話し合いが深まっていかないなと感じたためです。これには二つ理由があって、ポスドク問題というものを議題に取り上げるときに、個々の参加者がおかれている背景への考慮がかけていることが一点。全般的にいえる問題がある一方で個別の分野で生じている問題があるいことが一点あるのではないかと考えております。
今回の座談会では、参加者の皆様が感じておられる問題点を出し合い、その違いを認識しながら、解決に向けての話し合いをもてたらと考えております。
開催場所は広島大学・東広島キャンパスに決定したのですが、開催時間について、事務的な都合で変更がありまして、10時10分からにいたします。
ご参加の申し込みお待ちしております。
今回、このような座談会を開こうと考えたのは、最近、ポスドク問題についての議論が広がりを見せておりますが、どうも話し合いが深まっていかないなと感じたためです。これには二つ理由があって、ポスドク問題というものを議題に取り上げるときに、個々の参加者がおかれている背景への考慮がかけていることが一点。全般的にいえる問題がある一方で個別の分野で生じている問題があるいことが一点あるのではないかと考えております。
今回の座談会では、参加者の皆様が感じておられる問題点を出し合い、その違いを認識しながら、解決に向けての話し合いをもてたらと考えております。
開催場所は広島大学・東広島キャンパスに決定したのですが、開催時間について、事務的な都合で変更がありまして、10時10分からにいたします。
ご参加の申し込みお待ちしております。
by stochinai
| 2007-10-12 19:33
| 科学一般
|
Comments(2)