2007年 10月 26日
攻撃的なカエル
最初にこの動画を見た時には、CGか作り物のカエルを動かして取ったコマ取りアニメかと思いました。
とにかくご覧下さい。こちらです。(下の画面はダミーですので、こちらをクリックしてください。)

ご覧のようにかわいらしいカエルが、ヒトの手に襲いかかるという光景は、少なくとも私の知っているカエルでは経験のないことです。
明らかに、自分より何百倍も大きな人間に襲いかかるという性質は、野生で生きている動物としては信じがたい行為です。

しかも、このかわいらしさですから、実際のカエルだと信じられないほうが普通ではないでしょうか。
ところがこのカエル、アルゼンチン・パラグアイ・ボリビアなどに住む、バジェットガエル(Lepidobatrachus laevis)という名前の実在するカエルのようです。
ペット愛好家のあいだでは、この闘争性のために「カエルのフレディ・クリューガー」(「エルム街の悪夢」のフレディですね)と呼ばれて恐ろしがられて(愛されて)いるようです。
何十年もカエル(アフリカツメガエル(Xenopus laevis)の研究をやってきたのに、カエルのことをなんにも知らないことを思い知らされた YouTube でした。
とにかくご覧下さい。こちらです。(下の画面はダミーですので、こちらをクリックしてください。)

明らかに、自分より何百倍も大きな人間に襲いかかるという性質は、野生で生きている動物としては信じがたい行為です。

ところがこのカエル、アルゼンチン・パラグアイ・ボリビアなどに住む、バジェットガエル(Lepidobatrachus laevis)という名前の実在するカエルのようです。
ペット愛好家のあいだでは、この闘争性のために「カエルのフレディ・クリューガー」(「エルム街の悪夢」のフレディですね)と呼ばれて恐ろしがられて(愛されて)いるようです。
何十年もカエル(アフリカツメガエル(Xenopus laevis)の研究をやってきたのに、カエルのことをなんにも知らないことを思い知らされた YouTube でした。
こいつも "laevis" なんですね。
昔、labに居たtechnicianが趣味で飼っていたのを思い出しました。もっと緑色が混じっていたような。個体差があるのでしょうか、or バジェットガエルと総称される違う種類なんでしょうか?
水槽の中に浅めの水を入れて飼っていましたが、私も、そんな攻撃的な奴だと知らずに覗いて思いっきり威嚇されました。結構な迫力です。私の実験材料の小さめのカエルなんかは、(多分)丸呑みされてました(現場を押さえた訳ではありませんので想像)。そのカエルが死んだ後に水槽を片付けていたら未消化の骨が沢山出て来ました。映像の大きな口を見たら、それも納得ですね。
昔、labに居たtechnicianが趣味で飼っていたのを思い出しました。もっと緑色が混じっていたような。個体差があるのでしょうか、or バジェットガエルと総称される違う種類なんでしょうか?
水槽の中に浅めの水を入れて飼っていましたが、私も、そんな攻撃的な奴だと知らずに覗いて思いっきり威嚇されました。結構な迫力です。私の実験材料の小さめのカエルなんかは、(多分)丸呑みされてました(現場を押さえた訳ではありませんので想像)。そのカエルが死んだ後に水槽を片付けていたら未消化の骨が沢山出て来ました。映像の大きな口を見たら、それも納得ですね。
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カエル離れしたカエルですね。手足の動きが妙に人間っぽいのが、面白いというか、気味悪いというか。
by stochinai
| 2007-10-26 21:02
| 生物学
|
Comments(2)