2008年 01月 28日
地方在住者は道路を望まぬ
昨日の朝日新聞の投書欄「声」に、「地方在住者は道路を望まぬ」という投書がありました。
新聞の投書というものは、いくら投稿しても載せてもらえないという声を聞く一方で、新聞社が気に入った投書がない場合には、「社内調達」することもあるなどといろいろ陰口を聞くことも多いところですが、それでも毎日1面を割いて続いているところを見ると、人気ページのひとつなのだと思います。私も一応、毎日目を通すのが習慣です。
件の投書の内容は、私も何度も聞いたことがあることでした。新幹線や高速道路が田舎に通ると、田舎の町に都会の人がたくさん訪れるようになるのではなく、田舎の人がどんどん都会へと出ていく方が多くなるという話です。
グローバリゼーションというのは、世界的規模で交通が発達し、物も人も安価に移動できるようになると、あらゆる分野で世界を一つにした、ある意味で「フェア」な仁義なき競争が起こることだと、私は理解しています。
そこまで、大規模にならなくても、日本中に高速道路や新幹線が整備されると、投書子のおっしゃるように「工場や商店が閉鎖・閉店に追い込まれ、ローカル線の赤字も嵩む一方」になるのです。
北海道には人よりもヒグマの方が多い道路があるという議論が国会でされたのは、ほんの数年前のことだったはずです。たくさんの人がまだ記憶しているそうした議論をしていた同じ党の議員の方々が「やはり、我慢を強いて来た地方の皆さんのところに道路を引かなければならない」などと言いながら、復古的な政策がまた始まるのでしょうか。
グローバリゼーションを押し進めて価格競争をすると、農作物に関しては広い農地を持っている国で農薬を大量に使って遺伝子組み換え作物を作っているところが世界征服することになると思います。同じように、安い労働力をたくさん抱えている国がものづくりなどで世界制覇するでしょう。日本のように土地も狭い、資源も少ない、人口も少ない、というところが積極的にグローバリゼーションに協力するというのは、自分たちの首を絞める動きに積極的に協力していくという自殺行為に他ならないと思います。
都会と田舎の話を聞くたびに、同じ論理でいくと必ず勝ちを手にすることが明らかなアメリカの主張するグローバリゼーションに、必ず負けを手にする日本が協力しているという図式を思い出します。
田舎は都会の論理に乗って、同じ土俵で単なる「競争」などをしてはいけないのだと思います。
新聞の投書というものは、いくら投稿しても載せてもらえないという声を聞く一方で、新聞社が気に入った投書がない場合には、「社内調達」することもあるなどといろいろ陰口を聞くことも多いところですが、それでも毎日1面を割いて続いているところを見ると、人気ページのひとつなのだと思います。私も一応、毎日目を通すのが習慣です。
件の投書の内容は、私も何度も聞いたことがあることでした。新幹線や高速道路が田舎に通ると、田舎の町に都会の人がたくさん訪れるようになるのではなく、田舎の人がどんどん都会へと出ていく方が多くなるという話です。
グローバリゼーションというのは、世界的規模で交通が発達し、物も人も安価に移動できるようになると、あらゆる分野で世界を一つにした、ある意味で「フェア」な仁義なき競争が起こることだと、私は理解しています。
そこまで、大規模にならなくても、日本中に高速道路や新幹線が整備されると、投書子のおっしゃるように「工場や商店が閉鎖・閉店に追い込まれ、ローカル線の赤字も嵩む一方」になるのです。
地方の政治家が「せめて高速道路を他県並みに」とか「地方を見捨てるのか」などと訴えますが、その言葉の裏に悲惨な結果が待っていることを理解しているのか、と疑問に思います。道路や新幹線を作る際に一時的に、地方に雇用が創出されるというのが、古典的な公共事業による雇用対策なのだと思いますが、工事が終わった後に誰も使わない高速道路やガラガラで運転される新幹線が過疎化した地方を空しく走るという図は、かなり容易に想像がつく未来です。
山地の多い日本の木材自給率が20%ほどで、魚介類や農産物も市場競争で安さだけを競っています。この仕組みを変える努力を地方から起こすことは無理ですか。
北海道には人よりもヒグマの方が多い道路があるという議論が国会でされたのは、ほんの数年前のことだったはずです。たくさんの人がまだ記憶しているそうした議論をしていた同じ党の議員の方々が「やはり、我慢を強いて来た地方の皆さんのところに道路を引かなければならない」などと言いながら、復古的な政策がまた始まるのでしょうか。
グローバリゼーションを押し進めて価格競争をすると、農作物に関しては広い農地を持っている国で農薬を大量に使って遺伝子組み換え作物を作っているところが世界征服することになると思います。同じように、安い労働力をたくさん抱えている国がものづくりなどで世界制覇するでしょう。日本のように土地も狭い、資源も少ない、人口も少ない、というところが積極的にグローバリゼーションに協力するというのは、自分たちの首を絞める動きに積極的に協力していくという自殺行為に他ならないと思います。
都会と田舎の話を聞くたびに、同じ論理でいくと必ず勝ちを手にすることが明らかなアメリカの主張するグローバリゼーションに、必ず負けを手にする日本が協力しているという図式を思い出します。
田舎は都会の論理に乗って、同じ土俵で単なる「競争」などをしてはいけないのだと思います。
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小市民
at 2008-01-29 00:23
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この記事は深みがあり、一回読んでもよく分からず、また読みたいと思います。
> 日本のように土地も狭い、資源も少ない、人口も少ない、というところが積極的にグローバリゼーションに協力するというのは、自分たちの首を絞める動きに積極的に協力していくという自殺行為に他ならないと思います。
日本は資源の少ない国ですが、人口は世界(200近い国)の10番目、面積は60番目です。
よく分かりませんが、日本は首を絞める「グローバリゼーション」に協力しているわけでしょうか。こわいです。ぶるぶる。
> 日本のように土地も狭い、資源も少ない、人口も少ない、というところが積極的にグローバリゼーションに協力するというのは、自分たちの首を絞める動きに積極的に協力していくという自殺行為に他ならないと思います。
日本は資源の少ない国ですが、人口は世界(200近い国)の10番目、面積は60番目です。
よく分かりませんが、日本は首を絞める「グローバリゼーション」に協力しているわけでしょうか。こわいです。ぶるぶる。
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miw
at 2008-01-29 09:42
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みんながみんな、「地方在住者は道路を望まぬ」ということはないと思います。
今、すんでるところでも、やっと高速道路ができて移動が楽になったところですし。まあ、過疎はすすんでいるようですが。
一方、おなじ県内でも道がふとくなって交通がよくなったので、人口がふえているところもあります。ベットタウンになったわけですが。
あと、いままでよい道がなくて困っていた山奥の村や町も、
よい道ができて救急車が通れるようになったといった事例もあります。
そうすると、一概に道はいらんとは、いえないと思うのですが。
だからこそ、難しいですね。
今、すんでるところでも、やっと高速道路ができて移動が楽になったところですし。まあ、過疎はすすんでいるようですが。
一方、おなじ県内でも道がふとくなって交通がよくなったので、人口がふえているところもあります。ベットタウンになったわけですが。
あと、いままでよい道がなくて困っていた山奥の村や町も、
よい道ができて救急車が通れるようになったといった事例もあります。
そうすると、一概に道はいらんとは、いえないと思うのですが。
だからこそ、難しいですね。
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miw
at 2008-01-29 09:43
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個人的には、
高速道路や新幹線ががらがらに空いてるのは、ありがたいと思っています。
高速道路や新幹線ががらがらに空いてるのは、ありがたいと思っています。
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stochinai at 2008-01-29 16:24
私も自分が使う時には、高速道路や新幹線ががらがらなのは気持ちいいですが、そのために日本の台所が火の車になっているのだとしたら、それはやはりまずいんじゃないかとも同時に思います。
道内あちこり回りましたが、首都圏に比べるとかなり田舎へいっても広くてきれいな道路が整備されています。だから、もう十分整備されており、むしろこれ以上作るとメンテナンスが大変だと思うのですが、いかがでしょうか。
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stochinai at 2008-01-29 18:53
私もそのように思います。それよりは、ふるさと銀河線のような鉄道を残せなかったことを残念に思っています。
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miw
at 2008-01-29 19:00
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stochinai at 2008-01-29 19:08
おそらく夕張のような自治体破産「事件」が起こったのも、そうした無謀な政策と無縁のことではないのだと思います。たしかに先にできちゃったところは、そちらからは「ずるい」と見えるでしょうが、どこかでやり方を変えて、新しい妥協点を探すべき時ではないかと思います。
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miw
at 2008-01-29 19:36
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こちらだと、わりと平地のところは、地元の人のエゴで道がなかなかできなかったので、それはしょうがないと思うのです。
しかし、周辺の方はほんとまだまだのところが多いですね。
さて、どうしたらいいんでしょうね?
いっそのこと、みな平地にでてきて住めたら、
道をこれ以上作る必要はなくなるのですが。
そうすると、地方を消去することになるので、それも良くない気がしますね。
しかし、周辺の方はほんとまだまだのところが多いですね。
さて、どうしたらいいんでしょうね?
いっそのこと、みな平地にでてきて住めたら、
道をこれ以上作る必要はなくなるのですが。
そうすると、地方を消去することになるので、それも良くない気がしますね。
地方在住者と一括りにしてますが、土地持ちは、道路が欲しいんです。公共工事による地価の上昇や買い取りが嬉しいんですよ。
地方は、土地を持ってても 人口減少による地価の下落を止められず、売り払いたい人間が結構いるんですよ。完成した道路に意味があるんではなくて、その完成までの過程が意味深なんです。
土建屋と政治家以外の庶民(一部の)の願いなんです。
これが、都会の人には 見えにくい現実。
地方は、土地を持ってても 人口減少による地価の下落を止められず、売り払いたい人間が結構いるんですよ。完成した道路に意味があるんではなくて、その完成までの過程が意味深なんです。
土建屋と政治家以外の庶民(一部の)の願いなんです。
これが、都会の人には 見えにくい現実。
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masao
at 2008-01-29 22:46
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道路が「ふるさと」を消していくという現実にも、思いをいたしてほしいと思います。
山奥にあった私の祖父母の家は田舎の高速道路にのみこまれ、立ち退きを余儀無くされました。10戸ほどだった近辺の集落は丸ごと消滅しました。
子どもの時分に泳いだ川、魚釣りをした川、兄弟と遊んだ風景、その全てが消えてしまいました…。どこにでもある高速道路の風景などよりもずっと価値のある風土だったのですがね。。。30分かかる町までの道のりを10分に短縮するためだけに山を削り、川を埋め…。
いまでも悲しい思いをひきずっています。
山奥にあった私の祖父母の家は田舎の高速道路にのみこまれ、立ち退きを余儀無くされました。10戸ほどだった近辺の集落は丸ごと消滅しました。
子どもの時分に泳いだ川、魚釣りをした川、兄弟と遊んだ風景、その全てが消えてしまいました…。どこにでもある高速道路の風景などよりもずっと価値のある風土だったのですがね。。。30分かかる町までの道のりを10分に短縮するためだけに山を削り、川を埋め…。
いまでも悲しい思いをひきずっています。
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miw
at 2008-01-29 22:57
x
研究バ○一代 様:
確かに、地方でも土地持ちの人たちは、いろいろとごねて道路をつくるのを邪魔してると思います。
こちらでもなかなか道ができなかったのは、そうゆう方たちが原因だと思います。
緊縮財政で、今作りかけているところがそのままになったとしても、
それはその地方の方々の自業自得ですから仕方ないと思います。
そゆうところは、その地方のお金でつくればいいんだろうね・・・
ただ、本当に必要なところもあるのではないでしょうか?
実際、救急車がとおれない道もいまだにあるとききました。
#ただ、そうゆうところは救急車では間に合わないような気もします。
masao様:
”30分かかる町までの道のりを10分に短縮するためだけに山を削り、川を埋め…。”ですが、
実際にそこに住んでる人でないと、気持ちはわからないと思います。
知り合いが赴任先の地方に新しく出来た道について、新聞のコラムに似たようなことを書いたのですが、
その地方の方から反発をうけたそうです。
確かに、地方でも土地持ちの人たちは、いろいろとごねて道路をつくるのを邪魔してると思います。
こちらでもなかなか道ができなかったのは、そうゆう方たちが原因だと思います。
緊縮財政で、今作りかけているところがそのままになったとしても、
それはその地方の方々の自業自得ですから仕方ないと思います。
そゆうところは、その地方のお金でつくればいいんだろうね・・・
ただ、本当に必要なところもあるのではないでしょうか?
実際、救急車がとおれない道もいまだにあるとききました。
#ただ、そうゆうところは救急車では間に合わないような気もします。
masao様:
”30分かかる町までの道のりを10分に短縮するためだけに山を削り、川を埋め…。”ですが、
実際にそこに住んでる人でないと、気持ちはわからないと思います。
知り合いが赴任先の地方に新しく出来た道について、新聞のコラムに似たようなことを書いたのですが、
その地方の方から反発をうけたそうです。
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研究バ○一代
at 2008-01-30 04:56
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miw
at 2008-01-30 09:00
x
研究バ○一代 様:
ええ、彼らはお金がほしいので道路がほしいのです。
で、ごねて立ち退き料をつりあげていると・・・
なので、土地持ち以外の人からみると、彼らは道路建設の費用をつりあげ、建設期間をのばしているので、邪魔をしてるわけです。
#すくなくとも、こちらではそのような図式がつづいています。
>さらに、必要な道路がいらないとも書いてませんが・・。
全体的な文章のニュアンスとしては、これ以上道路はいらない、
と主張されているように感じましたので。
どうもすみません。
むずかしいのは、どれが本当に必要な道路なのかの評価基準ですよね。
ええ、彼らはお金がほしいので道路がほしいのです。
で、ごねて立ち退き料をつりあげていると・・・
なので、土地持ち以外の人からみると、彼らは道路建設の費用をつりあげ、建設期間をのばしているので、邪魔をしてるわけです。
#すくなくとも、こちらではそのような図式がつづいています。
>さらに、必要な道路がいらないとも書いてませんが・・。
全体的な文章のニュアンスとしては、これ以上道路はいらない、
と主張されているように感じましたので。
どうもすみません。
むずかしいのは、どれが本当に必要な道路なのかの評価基準ですよね。
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at 2008-01-30 14:55
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道路を作るにしても程度がある。今後は、必要なら、地方財源で作ればいい。日本の道路の整備費用は広い国土のアメリカの2倍。異常だ。
下記は日本の国債残高を示す財務省のHP。国債残高の半分は建設国債。残りは、赤字国債(特例公債)。赤字国債にも建設関連の公共投資が含まれている。つまり、日本の財政赤字の大半は、建設業者の懐に消えたことになる。公務員たたきより、こちらの方が問題だ。国へのたかりそのものだ。
http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g01.html
上記の国債発行残高は、国民一人あたりに換算すると400万円以上になる。半分が建設国債とすると、、赤ん坊から年寄りまで、全国民が200万円以上、建設業者に支払った計算だ。
http://www.kh-web.org/fin/
これは異常。もう道路は要らない。ガソリン税も廃止がいい。
道路が欲しけりゃ、勝手に地方財政で作ればいい。足りなければ、地方債を発行すればいい。そして、夕張市みたいになっても、自己責任。
下記は日本の国債残高を示す財務省のHP。国債残高の半分は建設国債。残りは、赤字国債(特例公債)。赤字国債にも建設関連の公共投資が含まれている。つまり、日本の財政赤字の大半は、建設業者の懐に消えたことになる。公務員たたきより、こちらの方が問題だ。国へのたかりそのものだ。
http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g01.html
上記の国債発行残高は、国民一人あたりに換算すると400万円以上になる。半分が建設国債とすると、、赤ん坊から年寄りまで、全国民が200万円以上、建設業者に支払った計算だ。
http://www.kh-web.org/fin/
これは異常。もう道路は要らない。ガソリン税も廃止がいい。
道路が欲しけりゃ、勝手に地方財政で作ればいい。足りなければ、地方債を発行すればいい。そして、夕張市みたいになっても、自己責任。
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miw
at 2008-01-31 00:11
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今までに作られた道路は、
産業にも使用されて、まわりまわって道路がなかった地方にも、
恩恵はあるとおもうのですが、
直接的な交通としての恩恵はあまりないですね。
で、地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだなくて、
これからは地方だけでつくりなさいってのは、あまりスジがとおっていない気がします。
また、そのようにするのは、いまはやりの言葉である、
格差の固定になると思うのですが、どうでしょうか?
建設業者の懐に入った分からとりかえす、ってのも難しそうですし。
これからはその分安くつくらせるとか、そうゆう方向しかないのでしょうかね?
産業にも使用されて、まわりまわって道路がなかった地方にも、
恩恵はあるとおもうのですが、
直接的な交通としての恩恵はあまりないですね。
で、地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだなくて、
これからは地方だけでつくりなさいってのは、あまりスジがとおっていない気がします。
また、そのようにするのは、いまはやりの言葉である、
格差の固定になると思うのですが、どうでしょうか?
建設業者の懐に入った分からとりかえす、ってのも難しそうですし。
これからはその分安くつくらせるとか、そうゆう方向しかないのでしょうかね?
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at 2008-01-31 01:38
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>地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだなくて、
これは違います。地域別の税収を調べたらわかりますが、地方からの税収は少ないです。地方は、税収以上の予算を国から得ています。だから、「地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだなくて」というのは間違いです。むしろ、税金をロクに払っていないのに、中央で集めた税金や国の借金で、道路を作ってきた。というのが正確な言い方でしょう。
地方選出の議員は、国全体という視野での投資の必要性を説いて、予算を獲得してきました。これは、一定の枠内なら正論です。しかし、国の借金の半分以上が建設関係への投資という異常な状況の下では、建設関連の投資を絞ることは必要と思います。
それでも、道路も含めて、建設してほしい要望があるなら、地方の税収なり地方債なりで、勝手にやるべきでしょう。地元に道路がほしければ、地元でつくりればいいという話です。
これは違います。地域別の税収を調べたらわかりますが、地方からの税収は少ないです。地方は、税収以上の予算を国から得ています。だから、「地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだなくて」というのは間違いです。むしろ、税金をロクに払っていないのに、中央で集めた税金や国の借金で、道路を作ってきた。というのが正確な言い方でしょう。
地方選出の議員は、国全体という視野での投資の必要性を説いて、予算を獲得してきました。これは、一定の枠内なら正論です。しかし、国の借金の半分以上が建設関係への投資という異常な状況の下では、建設関連の投資を絞ることは必要と思います。
それでも、道路も含めて、建設してほしい要望があるなら、地方の税収なり地方債なりで、勝手にやるべきでしょう。地元に道路がほしければ、地元でつくりればいいという話です。
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miw
at 2008-01-31 09:06
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コメント様:
>これは違います。地域別の税収を調べたらわかりますが、地方から
>の税収は少ないです。地方は、税収以上の予算を国から得ています。
>だから、「地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだ
>なくて」というのは間違いです。むしろ、税金をロクに払っていない
>のに、中央で集めた税金や国の借金で、道路を作ってきた。というの
>が正確な言い方でしょう。
なるほど、そうでしたか。
そうすると、今私がいるところは運がなかった、ということになるでしょうか。
高速道路ができはじめたのがほんの10年前でしたから。
これまでに作ってもらえたところはラッキーでしたね、
ということですませて、
地元のお金でつくるしかないですね。
なんか不公平な気もしますが。
>これは違います。地域別の税収を調べたらわかりますが、地方から
>の税収は少ないです。地方は、税収以上の予算を国から得ています。
>だから、「地方の人が払っていた税金分の道路はその地方にはまだ
>なくて」というのは間違いです。むしろ、税金をロクに払っていない
>のに、中央で集めた税金や国の借金で、道路を作ってきた。というの
>が正確な言い方でしょう。
なるほど、そうでしたか。
そうすると、今私がいるところは運がなかった、ということになるでしょうか。
高速道路ができはじめたのがほんの10年前でしたから。
これまでに作ってもらえたところはラッキーでしたね、
ということですませて、
地元のお金でつくるしかないですね。
なんか不公平な気もしますが。
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にわか道民
at 2008-01-31 10:28
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北海道に来て思ったのは、高速道路の整備状況の悪さ。まだ札幌-函館も全線開通してません。一般道も雪対策で広いとはいえ、幹線道路が片側一車線もめずらしくなく、東京圏、名古屋圏、大阪圏、新潟圏とはほど遠い状況です。まあ地方はどこも似たりよったりですが、道の人口500万にしては少し寂しいかと思います。土地が安いので内地にくらべれば安価に造れるはずなのですけど、とてもそんな余裕はないようです。まあ予算がついたところで、大きな難しい工事を実際に請け負うのは内地の大手ゼネコンなので、北海道がそれほど潤うわけではないみたいですけど。それに比べて、例えば今やってる首都高速の整備、数キロつなぐのに数千億円です。それだけで北海道の10年分の予算です。現在も兆円規模の工事が進行しているはずですが、予算はどこから出てきているのでしょう。東京都が全て負担しているとは思えませんが。
というわけで、中央と地方の対立は根が深いなぁと思いました。
というわけで、中央と地方の対立は根が深いなぁと思いました。
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at 2008-01-31 11:56
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にわか道民さんへ
首都高速は、原則、公団の自己資金(高速料金と借金)で建設されます。予算は下記に記載があります。
http://www.shutoko.jp/company/press/h18/070330_4/prl2sv00000014ke-att/sanko.pdf
高速道路と一般道は財源が違います。高速道路は、高速料金などの収益と銀行や国からの借金で建設されます。借金は、高速道路の利用料で返済し、返済を終えると無料化します。問題は、借金を返済し終えても、無料化しないことです。毎年、新たな道路建設を続け、建設業者を潤しています。数千億円の道路を取りやめれば、道路料金の値下げ出来ます。
東名高速は借金の返済を終えましたが、無料化されず、収益は地方の高速道路建設に充てられてます。地方の高速道路建設では、税金が投入されるケースもあります。地方の高速道路建設を止めれば、高速料金の値下げも可能です。
今より道路建設を減らすべきです。それでも欲しければ、地方で負担すべきです。
首都高速は、原則、公団の自己資金(高速料金と借金)で建設されます。予算は下記に記載があります。
http://www.shutoko.jp/company/press/h18/070330_4/prl2sv00000014ke-att/sanko.pdf
高速道路と一般道は財源が違います。高速道路は、高速料金などの収益と銀行や国からの借金で建設されます。借金は、高速道路の利用料で返済し、返済を終えると無料化します。問題は、借金を返済し終えても、無料化しないことです。毎年、新たな道路建設を続け、建設業者を潤しています。数千億円の道路を取りやめれば、道路料金の値下げ出来ます。
東名高速は借金の返済を終えましたが、無料化されず、収益は地方の高速道路建設に充てられてます。地方の高速道路建設では、税金が投入されるケースもあります。地方の高速道路建設を止めれば、高速料金の値下げも可能です。
今より道路建設を減らすべきです。それでも欲しければ、地方で負担すべきです。
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alchemist
at 2008-01-31 12:29
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私は東京で暮らしたことがないので、地方自治体としての東京のことは判りません。が、東京以外の4つほどの田舎で暮らしていて、一つ疑問があります。
いつも言っているし、ここでもどこかで書いたことですが、米国の人口、GDPは日本のほぼ倍、米国の州と日本の都道府県はほぼ同じ数。とすれば、日本の都道府県は米国の州の半分程度に豊かであって然るべきなのに、どうしてこんなに貧しいのだろうか、ということです(東京都が豊かどうかは存じません。が、日本の税金の7割程度が千代田区を中心とした半径10キロか20キロ圏で納税されていることは存じています。DCを中心とした半径20キロ圏で米国の税金の2/3が納税されているなんてことはありません)。
この構図を分散型に解決できない限り、地方税だけでその地方を賄うことは難しいでしょう。あるいは都道府県を10コほどの州に再編するとして、それぞれの州が米国の州の2倍か3倍程度財政的に豊かになれるような制度を作らない限り、地方の貧しさに変化はないでしょう。
いつも言っているし、ここでもどこかで書いたことですが、米国の人口、GDPは日本のほぼ倍、米国の州と日本の都道府県はほぼ同じ数。とすれば、日本の都道府県は米国の州の半分程度に豊かであって然るべきなのに、どうしてこんなに貧しいのだろうか、ということです(東京都が豊かどうかは存じません。が、日本の税金の7割程度が千代田区を中心とした半径10キロか20キロ圏で納税されていることは存じています。DCを中心とした半径20キロ圏で米国の税金の2/3が納税されているなんてことはありません)。
この構図を分散型に解決できない限り、地方税だけでその地方を賄うことは難しいでしょう。あるいは都道府県を10コほどの州に再編するとして、それぞれの州が米国の州の2倍か3倍程度財政的に豊かになれるような制度を作らない限り、地方の貧しさに変化はないでしょう。
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alchemist
at 2008-01-31 12:30
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具体的な方策は、私には判りませんが、日本の大半の企業の本社が東京から離れるのが不可能だとすれば(これは、地震国日本としてはかなり危険なことだろうと想像されますが)、地方の工場や支社の出荷額や売り上げに基づいてまず、地方で外形課税し、現在の納税額と外形課税の各道府県の合計額の差を東京で課税するように変えることも可能ではないでしょうか。あるいは、二酸化炭素の排出枠を国内で売買することを義務つけることも可能ではないでしょうか。財政のドシロウトなので、この程度のことしか思い付きませんが。
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にわか道民
at 2008-01-31 18:48
x
なるほど、高速道路はプールされた収入と借金で造っているのですね。ひとつ勉強になりました。
以下、愚痴モードですが、
東京アクアラインのように一兆数千億かけて大赤字という例もあるので、そんなの作るぐらいならこっちに回せと言う地域エゴが炸裂してしまいます。なにせ都会の便利さを知ってしまうと、地方にいるのはなかなか苦痛です。例えば、北海道JRはSuicaが使えません。近々で導入するという噂もありますが、自動改札もろくにないような駅がまだまだ多い状況ではやはり難しいでしょう。また、能力のある人は東京にいってしまうので、人的格差もバカになりません。現状、道は首都圏に本社を持つ企業の草刈り場となってるみたいですので、正論はさておき、箱物でもなんでもいいから少しは還元してくれというのが本音でしょうか。
お目汚し失礼しました。
以下、愚痴モードですが、
東京アクアラインのように一兆数千億かけて大赤字という例もあるので、そんなの作るぐらいならこっちに回せと言う地域エゴが炸裂してしまいます。なにせ都会の便利さを知ってしまうと、地方にいるのはなかなか苦痛です。例えば、北海道JRはSuicaが使えません。近々で導入するという噂もありますが、自動改札もろくにないような駅がまだまだ多い状況ではやはり難しいでしょう。また、能力のある人は東京にいってしまうので、人的格差もバカになりません。現状、道は首都圏に本社を持つ企業の草刈り場となってるみたいですので、正論はさておき、箱物でもなんでもいいから少しは還元してくれというのが本音でしょうか。
お目汚し失礼しました。
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at 2008-01-31 23:38
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自分個人は地方への、国の財政支援は賛成です。地方の繁栄に繋がるような、やり方があると思うのです。
道路や箱ものを地方につくり、建設業を産業とする限り、地方の繁栄は無いと思います。
例えば、本社の所在地により法人税に格差をつけ、地方への本社の移転を促し、地方の産業と税収の芽を作るとかの方が重要な気がします。
高速道路建設は独立採算にし、償還が終わった高速道を主体に、無料化もしくは、高速料金の値下げを図る、ガソリン税も上澄み分は廃止し、ガソリンも値下げし、物流コストの低減を図る。などを行うのはどうでしょうね。
とにかく、地方でも稼げるような政策を実行しないと、地方の産業は、建設業頼みになって、日本の繁栄は難しい気がします。
道路や箱ものを地方につくり、建設業を産業とする限り、地方の繁栄は無いと思います。
例えば、本社の所在地により法人税に格差をつけ、地方への本社の移転を促し、地方の産業と税収の芽を作るとかの方が重要な気がします。
高速道路建設は独立採算にし、償還が終わった高速道を主体に、無料化もしくは、高速料金の値下げを図る、ガソリン税も上澄み分は廃止し、ガソリンも値下げし、物流コストの低減を図る。などを行うのはどうでしょうね。
とにかく、地方でも稼げるような政策を実行しないと、地方の産業は、建設業頼みになって、日本の繁栄は難しい気がします。
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M
at 2008-02-01 10:43
x
昔、北海道を車で旅行しました。旭川から稚内までの一般道片道1車線を高速道路並みのスピードで走れました。とにかく車が少なかったのです。これなら高速道路なんて要らないよね、と同行者と会話しました。時速80kmで曲がれるカーブに「急カーブ注意」、ほんとの急カーブには「直角マーク」が手前にありました。今でも同じですかね、、。まあ、公共事業は生活保護費みたいなもので、学者さんへの基礎研究予算とどっちが 無駄か、難しいところです。
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コメント
at 2008-02-13 04:07
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>>Mさんへ
> 公共事業は生活保護費みたいなもので、学者さんへの基礎研究
> 予算とどっちが 無駄か、難しいところです。
国の財政赤字の半分は、「建設国債」。さらに、赤字国債のかなりの部分も建設関連。建設業へ支出での借金は、国民一人あたり500万円。
さらに、毎年、国民一人あたり、10万円(総額10兆円規模)を、建設業に支出している。一方、日本の科学の競争的研究費は、国民一人あたり3000円(競争的研究費総額だと、日本は3000億円)
国民はどう考えるのでしょうね。国民一人あたりに換算すると、、
500万円の赤字(大部分が建設関連)を抱えています。さて、毎年10万円を建設業者に使うのと、3000円を科学に使うのと、どちら有効でしょうね。
参考事項:
日本の競争的研究費総額:3000億円
アメリカの競争的研究費:NIH3兆円+NSF6000億円+軍事関連科学技術予算 (概算で、純粋な研究費はアメリカは日本の10倍!)
> 公共事業は生活保護費みたいなもので、学者さんへの基礎研究
> 予算とどっちが 無駄か、難しいところです。
国の財政赤字の半分は、「建設国債」。さらに、赤字国債のかなりの部分も建設関連。建設業へ支出での借金は、国民一人あたり500万円。
さらに、毎年、国民一人あたり、10万円(総額10兆円規模)を、建設業に支出している。一方、日本の科学の競争的研究費は、国民一人あたり3000円(競争的研究費総額だと、日本は3000億円)
国民はどう考えるのでしょうね。国民一人あたりに換算すると、、
500万円の赤字(大部分が建設関連)を抱えています。さて、毎年10万円を建設業者に使うのと、3000円を科学に使うのと、どちら有効でしょうね。
参考事項:
日本の競争的研究費総額:3000億円
アメリカの競争的研究費:NIH3兆円+NSF6000億円+軍事関連科学技術予算 (概算で、純粋な研究費はアメリカは日本の10倍!)
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通過
at 2008-02-13 12:32
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http://d.hatena.ne.jp/sivad/20080112#p1
産業規模は100倍?
産業規模は100倍?
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M
at 2008-02-13 14:34
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>コメント様
建設業者への10万円は殆どが国内に廻りますが、科学研究費は外国の試薬や機械を買うのにかなり使われます。個人的にはどっちも半分位は節約できると思ってます。私の身近な研究施設でも、高価な機械や試薬が小グループ毎にダブって買われてたりしますよ、、。研究自体も、費用対効果の点では?なのも多いです。某掲示板でぼろくそに叩かれてても、基盤S とか貰えてる研究者もいますし、、。まあ、あまり先行き明るくない日本の為に、私は少しでも貢献できるような事をしようと努力しております。泥舟で皆が花見酒飲んでるのが、今の日本の状態に思えます。
建設業者への10万円は殆どが国内に廻りますが、科学研究費は外国の試薬や機械を買うのにかなり使われます。個人的にはどっちも半分位は節約できると思ってます。私の身近な研究施設でも、高価な機械や試薬が小グループ毎にダブって買われてたりしますよ、、。研究自体も、費用対効果の点では?なのも多いです。某掲示板でぼろくそに叩かれてても、基盤S とか貰えてる研究者もいますし、、。まあ、あまり先行き明るくない日本の為に、私は少しでも貢献できるような事をしようと努力しております。泥舟で皆が花見酒飲んでるのが、今の日本の状態に思えます。
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at 2008-02-16 00:29
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>> Mさま
> 科学研究費は外国の試薬や機械を買うのにかなり使われます。
これは違いますよ。
現在の研究費の多くは人件費です。また、試薬や機器の多くは日本製ですよ。特殊なものは海外品も使いますが。。。海外品は納期やメンテや、値段の問題があり、日本製が主体ですよ。
分子生物学では試薬や機器は輸入も多いですが、それでも海外製試薬や機器の研究費での購入を、海外を利すると問題視するのは変です。
別の身近な例でたとえると。。
MS社のワード、エクセル、パワーポイントを使うのは、海外に金を払うようなものだ。一太郎ファミリーを使え。日本国内にお金が落ちて、相当潤う。税金だから、日本国内が潤うようにしろ。
という論法と同じです。おかしいでしょう??
無駄を省くのは大切ですけどね。。。。
> 泥舟で皆が花見酒飲んでる...
落語の「花見酒」のような状態にならないと良いですね。
> 科学研究費は外国の試薬や機械を買うのにかなり使われます。
これは違いますよ。
現在の研究費の多くは人件費です。また、試薬や機器の多くは日本製ですよ。特殊なものは海外品も使いますが。。。海外品は納期やメンテや、値段の問題があり、日本製が主体ですよ。
分子生物学では試薬や機器は輸入も多いですが、それでも海外製試薬や機器の研究費での購入を、海外を利すると問題視するのは変です。
別の身近な例でたとえると。。
MS社のワード、エクセル、パワーポイントを使うのは、海外に金を払うようなものだ。一太郎ファミリーを使え。日本国内にお金が落ちて、相当潤う。税金だから、日本国内が潤うようにしろ。
という論法と同じです。おかしいでしょう??
無駄を省くのは大切ですけどね。。。。
> 泥舟で皆が花見酒飲んでる...
落語の「花見酒」のような状態にならないと良いですね。
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D
at 2008-02-16 11:23
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at 2008-02-18 05:21
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>>Dさん
> 某研究所のラボは...海外製ですが。全て税金で買っています。
繰り返しになりますが、
私どもの周囲の研究室は、機器の多くが日本製です。
ただし、あなたの書かれた分子生物学関係の機器に限定すれば、海外製が多いのでしょう(私の専門とは違いますが。。)。海外品がけしからんなら、「国産品購入法」でもつくり、国産メーカー製だけを購入させれば良いでしょう。
---
しかし、それにしても、税金で海外製の機械を買って行う研究は、結局、海外にお金を落とすことになるから、無意味という論法は変です。
例えば、米国の研究所の顕微鏡(共焦点顕微鏡なども含む)は、すべてドイツ製か日本製で、米国製はゼロです。。米国が、顕微鏡を使ったバイオの研究に税金を払うことは無意味ですか?
逆に日本は、税金でパソコンを購入していますが、ウィンドウズもワードもエクセルも海外製品です。税金で購入するパソコンのOSやソフトは日本製にすべきですかね。
> 某研究所のラボは...海外製ですが。全て税金で買っています。
繰り返しになりますが、
私どもの周囲の研究室は、機器の多くが日本製です。
ただし、あなたの書かれた分子生物学関係の機器に限定すれば、海外製が多いのでしょう(私の専門とは違いますが。。)。海外品がけしからんなら、「国産品購入法」でもつくり、国産メーカー製だけを購入させれば良いでしょう。
---
しかし、それにしても、税金で海外製の機械を買って行う研究は、結局、海外にお金を落とすことになるから、無意味という論法は変です。
例えば、米国の研究所の顕微鏡(共焦点顕微鏡なども含む)は、すべてドイツ製か日本製で、米国製はゼロです。。米国が、顕微鏡を使ったバイオの研究に税金を払うことは無意味ですか?
逆に日本は、税金でパソコンを購入していますが、ウィンドウズもワードもエクセルも海外製品です。税金で購入するパソコンのOSやソフトは日本製にすべきですかね。
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at 2008-02-18 05:24
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自衛隊の航空機は、海外製か海外製のライセンス生産を税金で購入しています。安全保障を考えれば、こちらの方こそ、日本独自で設計、生産すべきですが、こちらは、税金だから。。。という論法にはなりません。
さて、
分子生物学の分野は海外製品が多いから、税金の使い道として無意味である。そんなことより、道路に投資した方が、日本国民の懐が潤うから良い。
という論法は、「道路はもう要らない」という私の書き込みへの当てつけでしょうか。。。残念ながら、私はバイオ系ではありませんので、的外れです。。。。
さて、
分子生物学の分野は海外製品が多いから、税金の使い道として無意味である。そんなことより、道路に投資した方が、日本国民の懐が潤うから良い。
という論法は、「道路はもう要らない」という私の書き込みへの当てつけでしょうか。。。残念ながら、私はバイオ系ではありませんので、的外れです。。。。
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D
at 2008-02-18 17:20
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何だって国内製にできるならしたほうがいいのでは? それで生産性が落ちるなら困りますが。
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alchemist
at 2008-02-18 17:49
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小泉内閣以来進められてきた規制緩和というモノは、土木建築業への国外業者(特にオイシイ設計・管理部門)の参入ということだったハズですが・・・。そうなると、土木建築の公共投資だって一番楽して稼げる部分は国外に行ってしまうような。
やっぱり国産品愛用に戻るのでしょうか?
やっぱり国産品愛用に戻るのでしょうか?
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D
at 2008-02-20 01:06
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土建などは国内で競争がないせいで品質が低いのがまずいんであって、品質があまり変わらないなら国内品に越したことはないでしょう。
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at 2008-02-24 12:51
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>>Dさん
たとえば、ガソリンにかかる暫定税廃止し、それ以外のガソリン税を目的税化し、地域医療(赤字の公立病院や無医村の対策)と、地方の学校教育、食の安全確保と農業振興にわり当てる。道路建設は個別採算にするとしたらどうでしょう?
ガソリンも安くなり、地域や国民の問題もかなり改善されることでしょう。必要で需要のある道路の建設も自己採算できます。
泣くのは建設業者と、それをバックに出馬した政治家ぐらいでしょう。
たとえば、ガソリンにかかる暫定税廃止し、それ以外のガソリン税を目的税化し、地域医療(赤字の公立病院や無医村の対策)と、地方の学校教育、食の安全確保と農業振興にわり当てる。道路建設は個別採算にするとしたらどうでしょう?
ガソリンも安くなり、地域や国民の問題もかなり改善されることでしょう。必要で需要のある道路の建設も自己採算できます。
泣くのは建設業者と、それをバックに出馬した政治家ぐらいでしょう。
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at 2008-03-30 03:26
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いよいよ、4月からガソリン税の暫定税率廃止です。多少の混乱があっても、国民はガソリン価格の値下げを歓迎するのは間違いないでしょう。
ガソリン税は、道路特定財源だから、暫定税率廃止でも、道路工事以外は影響を受けない。 要するに道路つくりを今までの半分にすればいい。
困るのは土建屋だけ。必要な工事はできるから、国民生活への影響は少ない。
1ヶ月というのは、政治による国民の負担を肌身に感じるには充分な期間。再値上げは、国民は、反対で、難しい気がする。道路族は、いきなり、パイが半分になるから、、総力で反対しているが、再値上げは無理だろう。。。
ガソリン税は、道路特定財源だから、暫定税率廃止でも、道路工事以外は影響を受けない。 要するに道路つくりを今までの半分にすればいい。
困るのは土建屋だけ。必要な工事はできるから、国民生活への影響は少ない。
1ヶ月というのは、政治による国民の負担を肌身に感じるには充分な期間。再値上げは、国民は、反対で、難しい気がする。道路族は、いきなり、パイが半分になるから、、総力で反対しているが、再値上げは無理だろう。。。
by stochinai
| 2008-01-28 22:54
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