5号館を出て

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またまたコモドドラゴンの単為発生

 2年前にロンドンの動物園でコモドドラゴンの卵が単為発生したということがニュースだけではなく、Natureでも取り上げられて話題になりました。その後、シュモクザメの単為発生のニュースもあり、世界は続々と単為発生に向かっているかのような気分にもなっておりましたが、しばらくニュースが途絶えておりました。

 そこへ、先日うにさんから、「アメリカでも生まれたようです」とのお知らせをいただき、喜んでおりましたが、うにさんがおしえてくださったニュースの翌日に、(文章はまったく同じAP電ですが^^;)ナショナルジオグラフィックでもとりあげられておりました。

 "Virgin Hatching"? Komodos Born Despite No Male

 ところはアメリカはカンザス州の動物園で、当時1歳未満だったメスのコモドドラゴンを1993年から2頭飼育していたところ、2000年から卵を産み始めたのだそうです。

 コモドドラゴンが飼育されていたのはウィチタにあるSedgwick County 動物園というところで、ガイアという名前のメスが2007年の3月19日から20日にかけて、少なくとも17個の卵をうみ、そのうちの2個だけが発生して1月31日と2月1日に孵化し、今では40センチと43センチに育っているそうです。

 まあ、遺伝子を調べれば簡単に単為発生かどうかはわかりますが、状況を考えるとオスの関与はまず考えられないということですね。

 というわけで、今回はFlickrで見つけたコモドオオトカゲの赤ちゃんの孵化の瞬間の写真を転載させて単為発生オス達の誕生を祝いたいと思います。

 ゴジラの赤ちゃんみたいでとてもかわいいですね。
またまたコモドドラゴンの単為発生_c0025115_22314397.jpg
Komodo Dragon Hatchling
Uploaded on August 18, 2005 by Frank Peters
This photo is public

 この赤ちゃんはニューオーリンズのオーデュボン動物園で撮影されたもので、おそらく有性生殖のものだと思います。上のサイトには2048x1365ピクセルの大型写真も投稿されています。
by stochinai | 2008-02-20 22:38 | 生物学 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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