2008年 06月 03日
化学兵器を使わない我が家の園芸
出張中は寒い日が続いていたようで、我が家の植物たちもあまり変化が見られなかったのですが、春から夏にかけて昆虫たちの繁殖シーズンが始まりますので、さまざまな植物を食べる虫たちは増え始めています。中でも、チョウやがの幼虫とアブラ虫が最大の脅威となります。
イモムシやケムシだと、一晩で枝が丸坊主になってしまうこともあるのですが、そのくらいの食いっぷりを示す相手は、ほぼ肉眼で確認してつまんで捨てることができますので、注意深く観察してさえいれば、丸坊主になる前に排除できます。多くの植物は葉に穴が開いたくらいでは、びくともしませんし、場合によっては新しい葉を増やすものも多いのでそんなに心配ありません。
問題はアブラムシです。数が多いし、保護色のものはうっかりしていると見逃してしまいますが、気がついてみると、植物の先が隠れるほど大繁殖してしまうのです。しかも、もっとも柔らかい若芽や花芽にだけ集まりますので、やられたほうは回復不能なダメージを受けることがあります。しかし、アブラムシがたくさんつくのはバラ、カエデ、ムクゲと限られておりますので、こちらも注意がしやすいのです。今年も、バラのつぼみにたかりはじめました。

見るだけなら、なかなかかわいい存在なのですが、花が咲かなくなるのも困ります。

というわけで、アブラムシにはお引き取り願うことになります。しかし、このアブラムシですが、一見ひ弱に見える彼らを農薬などの化学兵器で一網打尽にしてしまうのがなんとも心苦しいものですから、私は水だけで彼らと闘うことを決意しています。
この加圧式散水機で、細かい霧を強く吹きだしてアブラムシを吹き飛ばす作戦です。

花の蕾をひとつずつ、場合によっては葉を一枚一枚スプレーするのはなかなか面倒なのですが、農薬を使いませんので、指で蕾を支えたりアブラムシをこすり落としたりしながら、毎朝15分くらいはアブラムシ掃除をする日々がしばらく続きます。

ごらんのように、水だけでも結構効果的に除去できるのですが、アブラムシはほとんどは死なないで下に落ちるだけですから、戻ってくるものもいるかもしれません。数日間放っておくと、またびっしりたかってきますので、少しずつでも毎朝やらなければなりません。
まあ、花を愛でる時間にもなりますし、私としては天気さえ良ければまったく苦にはならないのですが、毎朝なにをヒマそうなことをやっているのかと思う人もいることでしょう。でも、この「害虫」と共存するガーデニングは気分的には悪くないものです。
イモムシやケムシだと、一晩で枝が丸坊主になってしまうこともあるのですが、そのくらいの食いっぷりを示す相手は、ほぼ肉眼で確認してつまんで捨てることができますので、注意深く観察してさえいれば、丸坊主になる前に排除できます。多くの植物は葉に穴が開いたくらいでは、びくともしませんし、場合によっては新しい葉を増やすものも多いのでそんなに心配ありません。
問題はアブラムシです。数が多いし、保護色のものはうっかりしていると見逃してしまいますが、気がついてみると、植物の先が隠れるほど大繁殖してしまうのです。しかも、もっとも柔らかい若芽や花芽にだけ集まりますので、やられたほうは回復不能なダメージを受けることがあります。しかし、アブラムシがたくさんつくのはバラ、カエデ、ムクゲと限られておりますので、こちらも注意がしやすいのです。今年も、バラのつぼみにたかりはじめました。


というわけで、アブラムシにはお引き取り願うことになります。しかし、このアブラムシですが、一見ひ弱に見える彼らを農薬などの化学兵器で一網打尽にしてしまうのがなんとも心苦しいものですから、私は水だけで彼らと闘うことを決意しています。
この加圧式散水機で、細かい霧を強く吹きだしてアブラムシを吹き飛ばす作戦です。


ごらんのように、水だけでも結構効果的に除去できるのですが、アブラムシはほとんどは死なないで下に落ちるだけですから、戻ってくるものもいるかもしれません。数日間放っておくと、またびっしりたかってきますので、少しずつでも毎朝やらなければなりません。
まあ、花を愛でる時間にもなりますし、私としては天気さえ良ければまったく苦にはならないのですが、毎朝なにをヒマそうなことをやっているのかと思う人もいることでしょう。でも、この「害虫」と共存するガーデニングは気分的には悪くないものです。
by stochinai
| 2008-06-03 21:53
| 趣味
|
Comments(2)