2008年 06月 16日
ポップコーンの映像を作った会社が告白 【映像ねつ造】
あの映像はトリック (optical illusions) だったと、映像を配信したソースが告白しています(ソースはこちら)。現在、YouTubeのビューは600万を越えていますが、コマーシャルとして使おうとしていた、携帯用Bluetoothのヘッドセットメーカーが自白ページを用意しました。題して「携帯でポップコーンを作ることは、映画の中でしか起こりません」。
Making popcorn with a cellphone happens only in the movies
そのページの一番下にヌケヌケと免責条項を掲げてあります。
なんとも人騒がせなことでした。
Making popcorn with a cellphone happens only in the movies
そのページの一番下にヌケヌケと免責条項を掲げてあります。
これらのビデオの内容はフィクションであり、娯楽的お笑いを意図した視覚イリュージョンです。このビデオの内容は決して携帯電話でポップコーンを作ることができることを意味しておりませんし、カルド・システムズ社には携帯電話の安全性に関して何かを言おうとする意図はまったくありません。カルド社はこのビデオに含まれるいかなる情報にも責任を負いません。つまり、映像トリックだったということですので、どうやって作ったかを詮索する意味ももうないということです。
なんとも人騒がせなことでした。
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Seagul-X
at 2008-06-16 18:20
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日経トレンディにも載ってました。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080612/1015163/
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080612/1015163/
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stochinai at 2008-06-16 18:32
遊びでやっていたのならまだしも、企業が商業主義で行っていたということについては、もっと非難されてしかるべきだと思います。携帯メーカーがこぞって訴訟を起こせば、何億円かの賠償金は取れるケースだと思います。
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鶏肋37歳PD
at 2008-06-16 22:43
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元の動画も、"Made by Cardo Systems"となっていますね。こういう広告の仕方もあるのですね。勉強になりました。
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makoto
at 2008-06-17 23:28
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どこにも携帯電話の電波で加熱してポップコーンを作っていますとは書いていないわけですから、勝手な連想(あるいは早とちり)で携帯電波害悪説の証拠としてとらえてしまうのは、やや勇み足でしたね。
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stochinai at 2008-06-18 00:38
おっしゃるとおりの私の早とちりは事実なのではありますが、だまそうとしている側はあきらかにそれを狙っていることもまた事実なわけで、だまされた側を笑うこともいいのですが、悪意あるだました側をもっと非難してもいいのではないかというのも正直な気持ちです。たとえ、だました方がだまされた方よりも頭が良かったとしても、詐欺師と被害者のどちらを支持すべきかは明らかなのではないかというのは、負け惜しみに聞こえますでしょうか?
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makoto
at 2008-06-18 01:19
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だますとか詐欺師というとかなりの悪者に聞こえますが、今回のこれを見る限りは「悪意ある」というほどのものでもないように思います。手品か、せいぜいちょっとした悪戯ぐらいかな、と。企業の宣伝であったのもお気に召さないようですが、「ひっかかっちゃったよ、あっはっは」くらいで流しておけばよい程度かと思います。
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stochinai at 2008-06-18 01:28
確かに「悪意」はなかったのだと思いますが、もしもこれが「携帯の電磁波を防御するヘッドセットの販売」ということにつながったりすると、かなり「水商売」に近いものになると言うと、「しつこい!」と言われちゃいますかね^^;)。
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きくち
at 2008-06-18 12:02
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騙すつもりかどうかは、「相手の反応をどう想定したか」に関係するのではないでしょうか。
やった側が「まさか、これを本当だと信じる人はいないよね」と考えて、明らかな冗談のつもりだったのに、いざふたを開けてみたら信じた人が続出して、やった側が却ってびっくり、ということもあるのかな、と。
今回のはそうかもしれないとも思いますが、違うかもしれません。
かつて、「データをCDのドットパターンにして紙に印刷するためのプログラム」という冗談プログラムが発表されたことがあります。「切り抜いてCDドライブで読ませると、いちおうデータとして読める。ただし、プリンターで印刷するのでデータの容量は小さい」という触れ込みのものでした。なんとなく「ありそう」ではある。このプログラムをあるコンピュータ雑誌が新作ソフトのニュースのひとつとして紹介しちゃったことがあるんですよ。
プログラムを作った側に悪意はなくて、たしかエイプリルフールのネタだったかと記憶しています
やった側が「まさか、これを本当だと信じる人はいないよね」と考えて、明らかな冗談のつもりだったのに、いざふたを開けてみたら信じた人が続出して、やった側が却ってびっくり、ということもあるのかな、と。
今回のはそうかもしれないとも思いますが、違うかもしれません。
かつて、「データをCDのドットパターンにして紙に印刷するためのプログラム」という冗談プログラムが発表されたことがあります。「切り抜いてCDドライブで読ませると、いちおうデータとして読める。ただし、プリンターで印刷するのでデータの容量は小さい」という触れ込みのものでした。なんとなく「ありそう」ではある。このプログラムをあるコンピュータ雑誌が新作ソフトのニュースのひとつとして紹介しちゃったことがあるんですよ。
プログラムを作った側に悪意はなくて、たしかエイプリルフールのネタだったかと記憶しています
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stochinai at 2008-06-18 15:13
私も今回の彼らのカミングアウトのやり方を見て、やった側がちょっとあせったのではないかと感じました。
いずれにせよ、後で種明かしをして一緒に笑うことと、お金儲けには使わないというのが、疑似科学が許される最低のマナーかと思います。
いずれにせよ、後で種明かしをして一緒に笑うことと、お金儲けには使わないというのが、疑似科学が許される最低のマナーかと思います。
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honnnoiji
at 2020-11-03 13:17
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ろくでもない会社だ。
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STOCHINAI at 2020-11-03 14:29
ちょっと古い話ですが、まったくひどい会社だと思います。
by stochinai
| 2008-06-16 13:44
| コンピューター・ネット
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Comments(11)