2008年 09月 25日
あっさりと辞任や引退ができる幸せ
総理大臣が2人続けて辞めたと思ったら、現在の日本とそして自民党の窮状を作った張本人の小泉さんが議員をお辞めになるそうです。
政治家って、国のために一身をかけている仕事なので、辞めるとか辞めたとか、そんなことは言っていられないものかと思っていましたが、何のことはない普通のサラリーマンと変わらない意識なのかもしれません。
給料は高いし、ちょっと目立てばテレビや新聞で大々的に取り上げてくれるし、視察旅行と称して公費で海外出張もできるし、責任を追及されてとても自分で背負いきれなくなったら、や~めたって首相や大臣でも簡単に辞めることができるのは、とても素晴らしい商売ですね。
おまけに、年金もたっぷり付くみたいですから、小泉さんみたいにまだ若いうちに引退して、悠々自適の生活をするのは理想的かもしれません。
立て続けに辞めた総理大臣のお二方も、ニコニコして元気そうで、将来に心配もないでしょうから、議員だっていつでも辞めることができるのでしょう。
しかし、小沢一郎さんの歴史的名言になったと言われている、「自民党総裁は政権を投げ出せても、国民は生活を投げ出せない」の言葉どおり、我々庶民は辞めたいと思っても明日からの生活を考えると、そうそう簡単に辞められないのです。
ここは、せめて小泉さんは元総理大臣の人脈を使って、国民のすべてがご自身と同じ66歳くらいになったら、引退して悠々自適に生活できるような仕組みを作るように、自民党の後継者の皆さんに働きかけていただけないものでしょうか。
それから、中曽根さんにはポスドク1万人計画の責任をとってもらって、彼らをなんとか救済する政策もお願いしたいところです。
戦後60年以上、ほぼ政権を独占してきたのですから、責任をとらなくてはならないことがた~くさんあります。
どうせ、政権を失いそうだから全部ほったらかして、また小泉時代の前に時計を逆戻しするというような後ろ向きの政策ではなく、今までやってきた失政の後始末をすべて取ります、というようなことを言ってみてはどうでしょうか。麻生さん。
でも、首相になってからの麻生さんの言葉を聞いていると、ヒヤヒヤするような発言がやはりありますね。この調子だと、あと数日で地雷を踏んでさようなら、ということになるのではないかと心配です。
小泉さんの引退の話を聞いて、なんだか力が抜けてしまいました。こんな軽い政治家を政権党として押し戴いて持っている日本という国って、どうなんでしょう?
政治家って、国のために一身をかけている仕事なので、辞めるとか辞めたとか、そんなことは言っていられないものかと思っていましたが、何のことはない普通のサラリーマンと変わらない意識なのかもしれません。
給料は高いし、ちょっと目立てばテレビや新聞で大々的に取り上げてくれるし、視察旅行と称して公費で海外出張もできるし、責任を追及されてとても自分で背負いきれなくなったら、や~めたって首相や大臣でも簡単に辞めることができるのは、とても素晴らしい商売ですね。
おまけに、年金もたっぷり付くみたいですから、小泉さんみたいにまだ若いうちに引退して、悠々自適の生活をするのは理想的かもしれません。
立て続けに辞めた総理大臣のお二方も、ニコニコして元気そうで、将来に心配もないでしょうから、議員だっていつでも辞めることができるのでしょう。
しかし、小沢一郎さんの歴史的名言になったと言われている、「自民党総裁は政権を投げ出せても、国民は生活を投げ出せない」の言葉どおり、我々庶民は辞めたいと思っても明日からの生活を考えると、そうそう簡単に辞められないのです。
ここは、せめて小泉さんは元総理大臣の人脈を使って、国民のすべてがご自身と同じ66歳くらいになったら、引退して悠々自適に生活できるような仕組みを作るように、自民党の後継者の皆さんに働きかけていただけないものでしょうか。
それから、中曽根さんにはポスドク1万人計画の責任をとってもらって、彼らをなんとか救済する政策もお願いしたいところです。
戦後60年以上、ほぼ政権を独占してきたのですから、責任をとらなくてはならないことがた~くさんあります。
どうせ、政権を失いそうだから全部ほったらかして、また小泉時代の前に時計を逆戻しするというような後ろ向きの政策ではなく、今までやってきた失政の後始末をすべて取ります、というようなことを言ってみてはどうでしょうか。麻生さん。
でも、首相になってからの麻生さんの言葉を聞いていると、ヒヤヒヤするような発言がやはりありますね。この調子だと、あと数日で地雷を踏んでさようなら、ということになるのではないかと心配です。
小泉さんの引退の話を聞いて、なんだか力が抜けてしまいました。こんな軽い政治家を政権党として押し戴いて持っている日本という国って、どうなんでしょう?
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それでも
at 2008-09-26 05:23
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大学機関と重ね合わせをするならば、何もしないでのうのうと生きている大学教官よりも潔く後進に(と言っても小泉さんは世襲ですが)道をゆづるというほうが悪くも無いように思えますが。
どっちも、今の現役世代にいらぬしわ寄せを押し付けるという点では一緒だと思います。
どっちも、今の現役世代にいらぬしわ寄せを押し付けるという点では一緒だと思います。
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KYR
at 2008-09-26 07:58
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「公約を守らなくても大したことない」と言いつつ、「自民党をぶっ壊す」と
いう公約を果たし、その勢いで日本国まで見事にぶっ壊しました。
その上、自らが推し進めた「構造改革」が国民に受けられず、これ以上
居場所がないことを覚ったのでしょう。絶妙なタイミングでの完璧なとんずら。「空気を読む」力はまさに天才的です。
いう公約を果たし、その勢いで日本国まで見事にぶっ壊しました。
その上、自らが推し進めた「構造改革」が国民に受けられず、これ以上
居場所がないことを覚ったのでしょう。絶妙なタイミングでの完璧なとんずら。「空気を読む」力はまさに天才的です。
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そろそろ目覚めたら
at 2008-09-26 10:38
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日本国民は民主主義の根本を忘れていませんか?
団結して主権を握る党を換える位の勇気は有りませんか?
他の国を見て下さい、政策を間違った党派は次の選挙で堕落しています。 何時日本では単独党から脱出しますか?
団結して主権を握る党を換える位の勇気は有りませんか?
他の国を見て下さい、政策を間違った党派は次の選挙で堕落しています。 何時日本では単独党から脱出しますか?
議員一人あたりの経費に見合った働きをしない、気力がなくなった人にはどんどん辞めていただく方が国のためではないでしょうか。その際には、世襲で子供に譲るなどというちんけなことは禁止して、議員定数の削減も併せてお願いしましょうよ。
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万年子ども
at 2008-09-26 18:18
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目が覚めていないのではなく、いつまでたっても自分のことを自分で決めようとせず、自分の不遇を親のせいにする子どもと同じなのだと思います。日本人の感覚が。>そろそろ目覚めたらさんへ
若者が正社員として雇用して貰えないことに対しては同情する気持ちも湧きますし何らかの社会的救済も必要ですが(私個人でも自分にできることをしていますが)、ポスドクの就職先がないことに対してそれを政治や政府のせいにするのは全く筋違いだと思います(ボランティアでサポートしようという気もおきません・・・)。博士課程に進む人間は、社会的弱者なのでしょうか。
高校に進みたいけれども家庭の事情で進めない人にはサポートをしたいと思いますが、ポスドクは自ら望んで博士課程に進んでいるわけですし、またその能力ああって博士課程に進んでいるわけです。
もう一点、そうはいっても、と大学の先生はおっしゃいますが、自らの立場を守るために能力のない人間を博士課程に入学させている時点で批判されている政府・政治家と同類だと思います。
若者が正社員として雇用して貰えないことに対しては同情する気持ちも湧きますし何らかの社会的救済も必要ですが(私個人でも自分にできることをしていますが)、ポスドクの就職先がないことに対してそれを政治や政府のせいにするのは全く筋違いだと思います(ボランティアでサポートしようという気もおきません・・・)。博士課程に進む人間は、社会的弱者なのでしょうか。
高校に進みたいけれども家庭の事情で進めない人にはサポートをしたいと思いますが、ポスドクは自ら望んで博士課程に進んでいるわけですし、またその能力ああって博士課程に進んでいるわけです。
もう一点、そうはいっても、と大学の先生はおっしゃいますが、自らの立場を守るために能力のない人間を博士課程に入学させている時点で批判されている政府・政治家と同類だと思います。
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万年子ども
at 2008-09-26 18:23
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やめたいときにやめられる政治家がお気楽、ということであるならば、自らも責任の一端を担っているのにそれをつねに政治家のせいにできる大学教官もまたお気楽、ということではないですか。
このままだと、世間からの大学に対する信頼感がどんどん落ちていくだけです。尊敬している人に苦言を呈するのは苦痛なことですが、それでもstochinaiさんにこういうコメントを読んで頂きたいと思うのは、このまま大学が朽ちていくのを避けるにはそうするしかないと思うからです。
このままだと、世間からの大学に対する信頼感がどんどん落ちていくだけです。尊敬している人に苦言を呈するのは苦痛なことですが、それでもstochinaiさんにこういうコメントを読んで頂きたいと思うのは、このまま大学が朽ちていくのを避けるにはそうするしかないと思うからです。
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鶏肋
at 2008-09-26 20:04
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政策も大学も博士本人も問題があった、ということでほぼ結論は出ていますがね。私がキャリアを築けてないのを政府のせいにするのは愚の骨頂ですが、本人に問題があったからといって政策が正しかったということにはならないので。誰々に責任がある(だから我々にはない)というような実りのない議論をいつまでつづける気でしょうね。
私は大学と科学政策の現状は憂いますが、屁にもならないあなた方のサポートなどいりませんよ ?どなたかは存じ上げませんが。
(いつまでも同じような自己責任論がでてくるので、敢て過激に表現してみました。)
私は大学と科学政策の現状は憂いますが、屁にもならないあなた方のサポートなどいりませんよ ?どなたかは存じ上げませんが。
(いつまでも同じような自己責任論がでてくるので、敢て過激に表現してみました。)
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ひとこと
at 2008-09-27 01:26
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小泉首相の引退会見の記事が朝日に出ていました。
小泉首相は「自民党をぶっ壊す」と言いましたが、壊したのは地方の社会と、国民生活でした。小泉が議員を辞めるに当たって、
「派閥出た人、失敗だ。これをしっかり守ることが大事だ。」
と発言したそうです。
派閥はもっとも自民党的な体質のものです。結局、小泉は自民党を壊すきなんて一切無く、嘘も方便だったと分かります。
それから、郵政選挙のマスコミ報道は、全社が同じ論調でした。明らかな世論操作です。その証拠に,この選挙が終わってから、それを誤魔化すような報道がいくつかありました。
小泉首相は「自民党をぶっ壊す」と言いましたが、壊したのは地方の社会と、国民生活でした。小泉が議員を辞めるに当たって、
「派閥出た人、失敗だ。これをしっかり守ることが大事だ。」
と発言したそうです。
派閥はもっとも自民党的な体質のものです。結局、小泉は自民党を壊すきなんて一切無く、嘘も方便だったと分かります。
それから、郵政選挙のマスコミ報道は、全社が同じ論調でした。明らかな世論操作です。その証拠に,この選挙が終わってから、それを誤魔化すような報道がいくつかありました。
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ひとこと
at 2008-09-27 01:39
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麻生首相の支持率が5割程度だそうですが、これを素直に捉えると、
「国民の半分が麻生首相を支持した」
となります。しかし、報道の見出しでは、「麻生不支持」という活字が踊っています。
30年前ですが、私の叔母は自民党の国会議員の東京事務所の事務員をしていました。選挙前の「不支持」とか「落選の可能性」という報道は、実は、最大の援軍になると事務所では歓迎していたそうです。
理由は、危機意識が煽られて、講演会が引き締まり、また有権者も皆が不支持という報道を見て、ガス抜きされ、投票もしていないのに、不支持の投票行動を取ったかのように振る舞うのだそうです。
そう思って、新聞報道をみると、選挙前に野党有利という報道が繰り返されます。
さらに、投票に行って一票を行使しようという報道は皆無で、むしろ無党派という言葉を作り出し、投票に行かないのも意思表示だと書いています。これもくせ者です。
公明党の支持団体の会員数は国民の10%です。仮に投票率が50%だったとすると、全国民の15%以上の支持を得れば、15%+10%で25%となり、投票数の過半数を取れます。
無党派層報道には要注意です。
「国民の半分が麻生首相を支持した」
となります。しかし、報道の見出しでは、「麻生不支持」という活字が踊っています。
30年前ですが、私の叔母は自民党の国会議員の東京事務所の事務員をしていました。選挙前の「不支持」とか「落選の可能性」という報道は、実は、最大の援軍になると事務所では歓迎していたそうです。
理由は、危機意識が煽られて、講演会が引き締まり、また有権者も皆が不支持という報道を見て、ガス抜きされ、投票もしていないのに、不支持の投票行動を取ったかのように振る舞うのだそうです。
そう思って、新聞報道をみると、選挙前に野党有利という報道が繰り返されます。
さらに、投票に行って一票を行使しようという報道は皆無で、むしろ無党派という言葉を作り出し、投票に行かないのも意思表示だと書いています。これもくせ者です。
公明党の支持団体の会員数は国民の10%です。仮に投票率が50%だったとすると、全国民の15%以上の支持を得れば、15%+10%で25%となり、投票数の過半数を取れます。
無党派層報道には要注意です。
by stochinai
| 2008-09-25 21:17
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