2008年 10月 16日
【CyberBuzzクチコミ案件】矢野顕子New Album『akiko』

視聴盤をいただきました。

いただいたのは、なんと発売前の矢野顕子の『akiko』です。

CDを回し始めた瞬間から、一気に30年前に連れ戻してくれました。矢野顕子マジックです。あっという間に10曲聞き終わってしまいました。

YouTubeにアルバムのトレイラーがアップされています。
「本当の音楽っていうのは、どういうものかっていうのを、ぜひ(こう)体感していただきたい」という矢野顕子の自信たっぷりの言葉を聞くと、聴きたくなります。
私が一番気に入ったのは、プロデューサーでもあるT・ボーン・バーネットが作った4曲目に入っている「The Long Time Now」です。さすがに自分がプロデュースしたアルバムに入れるだけあって、曲としても素晴らしいし、矢野顕子が情緒たっぷりに歌い上げています。まさに、30年間矢野顕子を待っていたT・ボーン・バーネットの心情そのものなのでしょう。泣けます。
我々オールド・ファンを意識してか、レッド・ツェッペリン の「胸一杯の愛をWhole Lotta Love 」と、ドアーズの「 People Are Strange 」がカバーされていますが、原曲を思い出させてくれるものの、きっちりと矢野節(ぶし)になっています。
アルバムの中では、この3曲と1曲目の「When I Die」だけが英語で歌われていますが、初回限定盤DVD付の「akiko-Complete Box」を買うと、日本語で歌われている残り6曲が英語化されたものも聴けるようです。残念ながら、今回そちらは視聴できませんでしたが、彼女の英語はとても聞きやすいので、機会があったら是非とも聴いてみたいと思います。
というわけで、大満足の矢野顕子。ウェルカム・バックです。
ちょっと不満があるとすれば、矢野顕子のあの力強いピアノをもっと聴かせてほしかったことくらいですね。
#矢野顕子と坂本龍一の間に生まれた子どもである坂本美雨のアルバム『Zoy』(11月5日リリース予定)が同梱されて送られてきたので聴いてみました。確かに澄んだ美しい声で、歌唱力もしっかりしていることはわかるのですが、天才・矢野顕子と並んではあまりにもかわいそうでした。またの機会にじっくりと聞き直してあげたいと思います(笑)。
by stochinai
| 2008-10-16 21:29
| 趣味
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