5号館を出て

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2004年 12月 22日 ( 1 )

昨日は冬至

 もう、冬至も過ぎてしまったのですね。今日からは、日が長くなり始めているということで、季節が春に向かい始めたと思うと、なんとなく希望が持てます。

 とは言うものの、今日の札幌の最高気温は-5.3℃だったそうで、現在の北大の外気温も、-8℃です。

 このまま、明日も一日プラスにはならないという天気予報です。二日続けての真冬日です。この時期としては、ちょっと気温が低すぎという感じもしますが1月末から2月はじめ頃になると、こうした気温は札幌では普通のことです。1週間や2週間くらいプラスにならないことも、そう珍しいことではありません。

 そう言えば、昨日までいた東北大学のキャンパスでは、寒さに負けずにサザンカが満開でした。札幌に帰ってきてみると、我が家のサザンカ(あまりにも寒くて、かわいそうなので、玄関に取り込んであります)も、つぼみが開きかけていました。今日帰ったら1輪2輪開いていることでしょう。この寒さの中でよくも花を咲かせるものだと思いますが、こんな時に花を咲かせても受粉を媒介してくれる昆虫はいません。どうするんでしょう。

 昔、熊本で見たサザンカにはメジロが蜜を吸いに来ていました。東北では、花粉を運んでくれる動物は見あたりませんでしたが、暖かな日にはアブやハエは飛んでくるのかもしれません。

 でも、北海道では絶対に無理ですね。サザンカを購入した時の注意書きに、-9℃までは耐えると書いてありましたので、北海道でもちょっとした寒さ対策をしてやれば屋外でもなんとか持つかもしれないとは思われるものの、受粉をしてくれる動物がいなければ、花は咲いても実を結ぶことはできません。メジロがいないところでは、人の手を借りずに分布を拡げることはできなさそうです。

 それにしても、どうしてこんな季節に花を着けるようになったのか不思議な気がします。北国のものではありませんが、ベンケイソウやカランコエといった「葉から芽植物」の多くも冬が花季です。花粉は何が運んでいるのでしょう。

 サボテンも冬に咲くものが多いようですが、メキシコのサボテンはコウモリによって授粉されるものもあるようです。メキシコではコウモリは冬眠するほど寒くはならないのでしょうか。

 動物の少ない冬に花を着ける植物の授粉様式を調べると、いろいろとおもしろいことが出てきそうです。勉強してみることにします。
by stochinai | 2004-12-22 00:00 | 趣味 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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