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[ 2005-06 -01 23:51 ]
2005年 06月 01日 ( 1 )
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2005年 06月 01日
仙台から (科学技術コミュニケーター養成ユニット採択)
仙台に来ています。
だいぶ前にチケットを取っていたのですが、チケットレスという方式でネットで申し込んでいたので、昨日になってから「あれ航空券ないかも?」と思ってあたふたしたりしておりました。チケットレス自体は2回目の経験なのですが今回はネットで搭乗手続きをするというところまでやってみました。意外と簡単でした。しかも、JR札幌駅にある発券機からは、申し込み通りの搭乗券だけではなく、帰りの便の搭乗券や明細書と領収書までもぞろぞろと出てきて(頼んでいたんですけど)、かなり感動しました。
そう言えば、ホテルもネットで取っていたので、取ったという証拠はメールくらいしかなく実際にホテルのフロントで「お待ちしておりました」と言われるとほっとうれしくなったりします。この調子だと、もう何もかもネットになってしまいますね。
仙台には何度も来ているのですが、夜につくことが多く空から眺める真昼の松島湾もなかなか美しかったです。ただし、おおこれが赤潮か、というようなほんものの赤潮を見てしまったのが、良いような悪いような複雑な気持ちでした。
仙台は、今日の札幌とほぼ同じような天候・気温だったのですが、こちらもここのところ寒い日が続いていたようで、みんなが暑い暑いと言っていたのが、なんだかおかしな気持ちでした。
さて、すでに報道もされておりますが、サイエンスコミュニケーターを育てるプロジェクトに科学技術振興調整費予算が認められました。
全国の大学からいろいろな提案があったようですが、東京大と北海道大、早稲田大が認められ各大学へ年間1億円を上限に、科学技術振興調整費を支出する予定と報道されています。
この件に関しては読売が詳しく報道しており、科学技術を素人にもわかりやすく説明できる“通訳”の養成コースを三つの大学院で開設すると正しく報道しています。
北大の分は、「科学技術コミュニケーター養成ユニット」(杉山滋郎・北大大学院教授)ということで、実は私も関係していたりします。詳しくは暫定ホームページをご覧ください。
一つだけ誤解のないようにご注意しておきますが、これは大学院を作ったということではなく、あくまでも学生や社会人、理系博士号取得者を訓練し、科学館の学芸員、理科教師、科学ライター・ジャーナリスト、研究開発部門の広報担当者などを育てるためのパイロット・プロジェクトであり、資格を取ったり単位を取ったりするものではありません。逆に、授業料も取りませんから、実質的な「何か」を身につけたいという人には、おすすめしたいコースです。
さらに、このプロジェクトを成功させるための、民間の力を募集します。時限付きのポストですが、この分野のキャリアアップのためにはかなり意義のあるポストだと思います。というか、我々と一緒にやってくださる方に来ていただきたいと思っています。
以下の公募情報をごらんになり、我こそはと思われる方は、是非ともご応募ください。公募情報はこちらにもあります。
お問い合わせはこちらです。
またまた忙しくなりますが、こちらはなかなか楽しめそうな気がします。
追記:北大の正式情報公開はこちらです。
だいぶ前にチケットを取っていたのですが、チケットレスという方式でネットで申し込んでいたので、昨日になってから「あれ航空券ないかも?」と思ってあたふたしたりしておりました。チケットレス自体は2回目の経験なのですが今回はネットで搭乗手続きをするというところまでやってみました。意外と簡単でした。しかも、JR札幌駅にある発券機からは、申し込み通りの搭乗券だけではなく、帰りの便の搭乗券や明細書と領収書までもぞろぞろと出てきて(頼んでいたんですけど)、かなり感動しました。
そう言えば、ホテルもネットで取っていたので、取ったという証拠はメールくらいしかなく実際にホテルのフロントで「お待ちしておりました」と言われるとほっとうれしくなったりします。この調子だと、もう何もかもネットになってしまいますね。
仙台には何度も来ているのですが、夜につくことが多く空から眺める真昼の松島湾もなかなか美しかったです。ただし、おおこれが赤潮か、というようなほんものの赤潮を見てしまったのが、良いような悪いような複雑な気持ちでした。
仙台は、今日の札幌とほぼ同じような天候・気温だったのですが、こちらもここのところ寒い日が続いていたようで、みんなが暑い暑いと言っていたのが、なんだかおかしな気持ちでした。
さて、すでに報道もされておりますが、サイエンスコミュニケーターを育てるプロジェクトに科学技術振興調整費予算が認められました。
全国の大学からいろいろな提案があったようですが、東京大と北海道大、早稲田大が認められ各大学へ年間1億円を上限に、科学技術振興調整費を支出する予定と報道されています。
この件に関しては読売が詳しく報道しており、科学技術を素人にもわかりやすく説明できる“通訳”の養成コースを三つの大学院で開設すると正しく報道しています。
北大の分は、「科学技術コミュニケーター養成ユニット」(杉山滋郎・北大大学院教授)ということで、実は私も関係していたりします。詳しくは暫定ホームページをご覧ください。
一つだけ誤解のないようにご注意しておきますが、これは大学院を作ったということではなく、あくまでも学生や社会人、理系博士号取得者を訓練し、科学館の学芸員、理科教師、科学ライター・ジャーナリスト、研究開発部門の広報担当者などを育てるためのパイロット・プロジェクトであり、資格を取ったり単位を取ったりするものではありません。逆に、授業料も取りませんから、実質的な「何か」を身につけたいという人には、おすすめしたいコースです。
さらに、このプロジェクトを成功させるための、民間の力を募集します。時限付きのポストですが、この分野のキャリアアップのためにはかなり意義のあるポストだと思います。というか、我々と一緒にやってくださる方に来ていただきたいと思っています。
以下の公募情報をごらんになり、我こそはと思われる方は、是非ともご応募ください。公募情報はこちらにもあります。
お問い合わせはこちらです。
またまた忙しくなりますが、こちらはなかなか楽しめそうな気がします。
追記:北大の正式情報公開はこちらです。
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by stochinai
| 2005-06-01 23:51
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