5号館を出て

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2005年 06月 30日 ( 2 )

 ヒトにも感染して死亡例もある恐ろしいH5N1ではなく、H5N2という型のせいであまり大騒ぎになっていない割には、すでに9万4千羽も人の手で殺されてしまった(処分と言うようです)、インフルエンザの疑いのある茨城のニワトリですが、どうやら感染元が推測されてきたようです。

 茨城県の養鶏場のニワトリから検出された高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N2型)の遺伝子の塩基配列が中米グアテマラの鶏で見つかったウイルスと97%一致する(共同)と発表されました。

 茨城とグアテマラに、どんなコネクションがあるのか興味深いです。

 グアテマラだと、ウイルスを運んだのが渡り鳥などという可能性はごくごく低いでしょうから、ペットまたは人間ということになるのだと思います。

 ググってみると、グアテマラから日本への輸入品としてはなんといってもコーヒーらしいですが、カメが結構入っているとの記述も見つかります。

 グァテマラクジャクガメなどというのも怪しいかもしれません。

 怪しいのがいましたね。コンゴウインコ。これは一匹数十万円から数百万円で売れると書いてあるので、密輸されているかもしれません。インコならトリインフルエンザに感染する可能性はかなり高いと思われます。

 いずれにせよ、人間の力で動物が強制的に移動させられている現代ですから、東南アジアや中国で猛威をふるっているH5N1型の恐ろしいウイルスが入ってくるのも時間の問題だと思われます。

 日本では、感染が発見された場合の対応が、かなり速やかであることは良くわかりましたが水際でくい止めることだけではなく、現地まで出かけていって制圧にきょうりょくするのが良いと思います。

 日本政府としては靖国のことなど忘れて、そういう地道な活動を続けていくことで、問題は解決することと思います。
by stochinai | 2005-06-30 20:19 | 生物学 | Comments(4)

母子の無理心中?

 一昨日の夕方、札幌で火事があって30歳の女性と、2歳と生まれたばかりの女の子ふたりが亡くなりました。

 報道では無理心中か(毎日)と書いていますが、なんともやりきれない思いです。

 このニュースを聞いた時に、20年近く前日本の景気が良かった頃の1987年に起こった母子家庭における母親の餓死事件を思い出しました。

 それに連なって、恐らくこの事件のことを知らないホリエモンがNHKのテレビに出て、「今の日本で餓死する人なんかいないじゃないですか」と言ったことも思い出します。

 今の日本でも、社会に見放されて餓死したり、幼い子を道連れに心中したりする人はたくさんいるのです。

 こういう人達を助けることのできない国に、たくさんの税金を払う価値があるんでしょうか。

 税金の話をすると、税調のお偉いさん(おそらくご自身はそれなりのお金持ちのように見えます)が、サラリーマンにがんばって税金を払ってもらわないとどうしようもない、などと言ったことを思い出してどんどん気分が悪くなります。

 あ~あ、という気分です。
by stochinai | 2005-06-30 17:08 | つぶやき | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai