5号館を出て

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2006年 01月 12日 ( 1 )

 毎年、出ますと言っておきながら、直前になって出られなくなることの多いこの時期の宴会ですが、去年くらいから「出るのか出ないのかはっきりしてください。ドタキャンの場合もホテルに料金を払わなくてはならず、昨年は,締切日以後に7名分の欠席者が出たため,約6万円分の不要な出費がありましたので,充分ご留意願います」などという恐ろしい脅しのメールももらっていました。

 毎月幾ばくかの会費を払い続けており、自分でもそれはセコイと思いながらも新年の親睦会の懇親会に出ないと「元が取れない」といういじましい心もあり、第一反応としては思わす「出ます」と回答してしまうことの多い親睦会ですが、この時期は卒業研究生および修士卒業生の卒業研究および修士研究発表の最後の追い込みの時期でもあり、突然の「泣き」が入ったりして動きが取れなくなることの多い時期でもあります。

 今年もいろいろと行事がかさなり、今日も5時から**学会北海道支部役員会が入っていたのですが、最初から5時50分からは欠席させていただきますと宣言して悲壮な態度で会議に臨むという事態でした。

 実は、午後1時からも卒業研究及び修論発表の第一版原稿の検討会があったのですが、そちらも別の会議と重なってしまい、申し訳ないとは思いながらも「私はメールで連絡があったもの以外はスケジュールを空けていません」という強行的宣告をして欠席させてもらうということもありました。まあ、彼らの研究に関しては何をやっているかの把握はしていたつもりということもあり、この段階ではむしろ私なしに、先輩・同期・後輩からいろいろと無責任な第一印象に基づく感想をもらって、自分の中で再検討するということも悪くはないから、私のいない発表会もまた良いかも知れないという思いもなかったわけではありません。

 さて、戦乱の日々のようなこの時期に暢気に親睦会などをやっていていいのか、という声もあるかもしれませんが、冷静に考えてみると実はこういうとんでもない時期にこそ、フッと違う世界へ遊離させてくれる(しかも、向こうもこちらの状況を知っているので、とんでもなく遠くへと連れて行かれることもない)という能天気な「親睦会」というものが、意外と我々の救いになってくれるのかもしれないと思いました。

 普段は一緒に飲み食いするなどということも少ない事務系の職員の皆さんと、ダーツやビンゴで盛り上がるという機会そのものが貴重であるとともに、事務室や研究室では見ることのできないお互いのちょっと意外な顔を見せ合うことで、なんだか良くわかりませんが明日からちょっぴり付き合い方が変わるかもしれないという、なんとも不思議な感覚を持てるということこそが親睦ということなのかもしれません。

 とは言え、明日の朝もまたいつものように普通の「おはようございます」で始まるんですよね。
by stochinai | 2006-01-12 22:12 | つぶやき | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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