5号館を出て

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2006年 08月 21日 ( 1 )

ノウゼンカズラ

 我が家の庭に、札幌ではほとんど見かけることのないノウゼンカズラの花が咲きました。
ノウゼンカズラ_c0025115_20341696.jpg
 寒さに弱いと聞いていたので、札幌の冬を越せないのではないかと思っていましたが、3年ほど前に秋田の知人から頂いた小さな枝はぐんぐん伸びて、3回ほどの厳しい冬をたくましく乗り越え、イチイの樹にしっかりと巻き付いたつるの先に蕾を付けたかと思うと、昨日からはじけるように咲き始めました。
ノウゼンカズラ_c0025115_20393344.jpg
 2メートルちょっとのイチイの木の先端から四方に延ばした、数本のつるの先端にたくさんの蕾がついていますので、これから続々と咲いてくれるものと思います。

 一見、派手で豪華な花ですが、つるの先で花が揺れていると涼しげでもあり、本州の夏を代表する花であると言われる意味が良くわかります。

 北海道では無理なのかと思っていましたが、昨年通勤の途中にあるお宅の庭にあふれんばかり咲いているノウゼンカズラを発見して、我が家でも咲いてくれるのではないかと密かに楽しみにしていましたが、期待通り見事に咲いてくれました。

 また、これも昨年のこと、大通公園を車で通りすぎた時に、ノウゼンカズラのような花を見た気がしたのですが、調べてみるとこちらはアメリカノウゼンカズラです。大通公園の名物の一つなのだそうですが、私はこの歳になるまでそんな名物があることを、ちっとも知りませんでした。

 アメリカノウゼンカズラは、ノウゼンカズラよりは寒さに強いのだそうで、こちらは意外と昔から札幌にあったのかもしれません。ノウゼンカズラはというと、マイナス5℃程度までは耐えると書いてありますが、そうだとすると雪の下でギリギリ生き延びているというところでしょう。あるいは、頂いた枝がたまたま低温に強い変異株だったのかもしれません。もしそうならば、この木は挿し木で簡単に増やせますので、隣近所をはじめあちこちに配りまくって札幌中に増やしてみたい気もします。

 ほんとうに夏らしい良い花です。

 この花を見ていると、プランターに咲いているナスタチウムと良く似ていることに気が付きます。こちらがナスタチウムです。
ノウゼンカズラ_c0025115_211411.jpg
 ナスタチウムは一年草ですが、つる性なので近い仲間なのかと思いましたが、どうもそうではないようです。しかし、なんと金連花とも呼ばれるこの花の別名がもうひとつあり、それがノウゼンハレンというのです。

 ノウゼンカズラは漢字で書くと凌霄花、ノウゼンハレンは凌霄葉蓮です。Wikipediaによるとノウゼンハレンは花が凌霄花、葉が蓮に似ているということで付けられた名前とのことで、私の直感もまんざらでもないということですね。ちょっと、うれしかったです。

 こういう派手やかな色の花ばかり見ていると目が疲れるのではないかと思いますので、最後は口直しならぬ、目直しですずしげなシラサギスゲ(シラサギカヤツリ)をどうぞ。
ノウゼンカズラ_c0025115_2110662.jpg

by stochinai | 2006-08-21 21:21 | 趣味 | Comments(6)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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