5号館を出て

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2006年 09月 29日 ( 1 )

脇が甘すぎる野党議員

 足腰がガタガタに弱そうな安倍政権が誕生した初日から、松岡農水相があやしげなコンサルティング会社からパーティ券代として100万円を受け取っていながら、政治資金収支報告書に記載していなかったということで記者会見で謝罪するという醜態があり、予想通り美しい国を目指す美しくない内閣であることが露呈しております。

 我が伊吹文明文部科学大臣も、第2次森改造内閣で国家公安委員会委員長兼防災担当大臣を勤められた方ですから、今後の文部行政の舵取りもハードなものになることが予想されます。実はこの方が国家公安委員長だった頃に、今回官房長官自民党幹事長をやっておられる中川秀直さんが同じ第2次森改造内閣の時にも内閣官房長官兼沖縄開発庁長官だったことを覚えていらっしゃるでしょうか。それが自宅の愛人と撮った写真が流出したり、かなりダークなスキャンダルの噂にまみれて辞任に追い込まれたという「事件」がありましたが、その時に刑事告発を逃れたのが伊吹文明さんのおかげだったという説を昨日のTBSラジオで勝谷誠彦さんがおっしゃっていました。勝谷さんによれば、今回の文部科学大臣就任は中川さんからのその時の「お礼」なのだそうです。

 あれだけのスキャンダルで辞任した同じ人が、また官房長官要職に返り咲くとは想像できませんでした。我々国民はなめられているということでしょうか。

 というわけで、今回の内閣はこの先かなり続々とスキャンダルが出てくる気配が満載の、かなりもろそうな内閣ですから、野党にとっては突っ込みどころ満載の楽勝ターゲットと言えそうなのに、民主党のホープとして期待されている細野豪志衆院議員と、今週からメンバーを一新したNEWS23のフィールドリポーターに抜てきされた山本モナさんが不倫現場をフライデーされるという大失態が発覚してしまいました。

 辻本清美さんの時もそうでしたが、まったく同じことをやっても自民党議員の場合は追求も甘い上に鉄面皮の輩が多いのでそれほど大騒ぎにならないでうやむやになることも多いのですが、野党議員それもやり手の議員がやった場合には何千倍もの攻撃が恥知らずな自民党議員からこれでもかこれでもかと繰り返されます。

 国民の失望も大きいですから、野党の議員は簡単に葬り去られてしまいます。辻本さんの時も「なんでや!」と叫んでいましたが、それが現実なのです。筋は通りません。

 何回も繰り返されていることですから、野党議員だってそんなことはわかっているはずだと思うのですが、いまだに続くこの脇の甘さはなんということでしょう。人間ですからプライベートでいろんなことがあるでしょうが、有名人であることを自覚するとともに、与党側の人間が四六時中虎視眈々と野党議員のスキャンダルを探しまくっているということを忘れないでいただきたいものです。秘密でできないのなら不倫もあきらめてください。

 野党議員ひとりがスキャンダルにまみれるたびに、自民党政権の崩壊が大きく遠のくように感じられます。そういう意味では、こんなつまらないスキャンダルで失脚するということは議員個人の失敗ではなく、野党に期待する国民に対する裏切り行為と言わざるを得ません。

 野党のみなさん、お願いですから自民党を利するようなスキャンダルだけはもう勘弁してください。
by stochinai | 2006-09-29 23:25 | つぶやき | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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