5号館を出て

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2007年 01月 15日 ( 2 )

 レジ袋が有料化されるというニュースをやっていました。レジ袋を有料化すると、ゴミが減るということだそうです。

 もちろん、不必要にたくさんレジ袋をもらってゴミとして出すのは無駄なことだと思いますが、各家庭から毎日出ていくゴミのうちで、レジ袋がどのくらいの比率だというのでしょうか。NHKのニュースでもレジ袋がこんなにたくさん出ていますという説明で出ていた映像は、中にゴミがたくさんはいってふくらんだレジ袋の山でした。

 おそらく、ほとんどの人がレジ袋をゴミ袋として使って捨てているのではないでしょうか。つまり、レジ袋はただ捨てられているのではなく、ゴミ袋として立派にリサイクルされているプラスチックの優等生ではないかと、私は常日頃思っております。

 私のうちでも、燃えるゴミを入れる45リットルのゴミ袋以外、すべてのゴミはスーパーのレジ袋に入れて出しています。

 毎日出るネコのトイレの砂は、コンビニなどでもらってくる小さなレジ袋に入れています。ほとんど出ない不燃ゴミも、小さな袋で間に合います。ネコ砂がなかったらコンビニのレジ袋はあまり利用価値がないかもしれませんので、それはなるべくもらわないようにした方が良いかもしれません。しかし、コンビニのレジ袋は当面、有料化しないそうです。

 紙類を中心とする燃えるゴミを除くと、我が家で出る最大のゴミはプラスチックゴミ(発泡スチロールとラップ類、ヨーグルトなどのプラスチックケース)および飲み物の缶とビン・ペットボトルです。それにネコ餌の空き缶が1日か2日に1つずつ出ます。こうした、プラスチック類・ビン・缶類を分別してゴミステーションに出すのに、スーパーのレジ袋が大活躍してくれます。

 プラスチック類として出すゴミおよびペットボトルなどと比べると、スーパーのレジ袋の重さはおそらく何十分の一あるいは100分の1程度ではないかと思います。つまり、ゴミを減量化したいのならば、発泡スチロールとラップ類、それにペットボトルなどの容器を有料化した方がはるかにはるかに効果的だと思うのですが、なぜレジ袋の有料化がゴミ減量に有効だとして大宣伝されるのか不思議でなりません。

 レジ袋が有料化されても、ゴミを捨てる時には袋が必要ですから、わざわざ購入してゴミとして出さなければなりません。つまりゴミ袋として使われている「ゴミ」を減量することはできないのです。

 もちろんゴミを減らすことには大賛成なのですが、レジ袋を有料化するとゴミが減るという論理は、風が吹くと桶屋が儲かる程度の関連性しか感じられません。

 私の思考のどこかに大きな欠陥があるのでしょうか。なんか、巨悪を見逃す一方で雑魚をびしびし取り締まる、どこかの国の検察制度のようにも見える、レジ袋の有料化騒ぎです。
by stochinai | 2007-01-15 22:00 | つぶやき | Comments(27)
 昨夜はこ~すてっぱ~ずサロンと新年会があり、お酒の勢いに助けられながらも今年の北海道の科学技術コミュニケーションの展望を勝手に吹きまくり合ってきました。こういうのって、時々やると元気がでます。

 終わって帰路についたのは、例によって午前さまでしたが、それほど雪も降っておらず、そんなに積もるとは思っていませんでした。これは、今日の夜の風景ですが、朝起きたときにはすでにかなり積もっており、さらに昼過ぎまで結構降って、ようやく札幌らしい深雪の風景になってきました。
c0025115_23581564.jpg
 しかし、去年の今頃と比べてみると、今年は全然雪がすくないことが良くわかります。

 というわけで、今日もまた雪かきサンデーだったのですが、この程度の雪ですから少々もの足りないくらいでした。軽く終わってしまったので、カーポートの屋根の雪も下ろせました。このくらいなら、雪との闘いというよりは雪とのおつきあいという感じです。気温はプラスにならなくても、非常に過ごしやすい1月という印象の今年です。

 最初に書いた科学技術コミュニケーションの話題でいつも問題になることのひとつが、どういうモデルでコストを回収するのかということです。それと関係がないわけではない話題として、ついにマンガのフリーペーパーが出たという記事が気になりました。

 無料マンガ週刊誌:首都圏30駅で10万部 16日から
 10万部を発行し、16日から毎週火、水曜に山手線を中心とした東京都内と横浜、千葉、大宮など30駅の付近で手渡し配布する(午前8~11時ごろと、午後5~8時ごろ)。手軽に持ち運べるようにページ数は一般の青年マンガ誌の半分程度の230ページ。うち、26ページ分がフリーペーパーを支える広告になっている。
 タダなら読みたい、タダなら聞きたいという市民はたくさんいるはずです。そして、たくさんの市民が読んでくれるのなら、そこに広告を出そうという企業もたくさんあります。両者をうまくマッチングさせることができれば、いろいろなものが無料にできるということは商業放送およびインターネットが証明してきたことです。

 ただし、やはりそのマッチングがうまくいかなければ採算が取れないわけで、そこが悩みどころなのでしょう。

 このフリーのマンガ週刊誌、札幌などでは配布されないようなのですが、16日からはネットでも無料配信されるようなので、是非ともチェックしておきたいと思います(http://gumbo.jp)。
by stochinai | 2007-01-15 00:36 | 札幌・北海道 | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai