5号館を出て

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2007年 04月 08日 ( 1 )

 もう何回、投票したか記憶にありませんが、いまだかつて棄権をした記憶はありません。今日も、午後4時頃に近くの小学校の投票所に行って来ました。
選挙が終わって日が暮れて_c0025115_23444511.jpg
 知事、道議会議員、市長、市議会議員と1回で4つの投票ができるので、効率的と言えば効率的です。

 8時まで投票が続けられたので、結果はそれまでは明らかにされてはおりませんでしたが、8時になったとたんに、民放では全国各地の知事や市長選挙の結果に当選確実を出していたようです。さすがに形式を重んじるNHKだけは8時過ぎには出口調査の結果だけを放送していましたが、そこで言っていることは、結果はすでに決まっているということでした。そして、8時半になるやいなや当選確実を次々と打ち出していましたから、この30分の差はいったい何を意味するのか不思議な気がします。

 我々が知りたいのは、1分でも早く「結局、誰が当選するのか」ということだけであり、そういう意味では30分遅いNHKの当選確実情報はニュースとしては意味のないものでした。

 でもまあ実を言うと、そんなこともどうでも良くて、選挙の度に感じていたことなのですが、今日強く再確認したことは、「選挙というもので、この国を変えることができるわけではなく、この国がどうなっているのかを知ることができるだけなのだ」ということでした。

 選挙の前の日まで、いろいろな報道が行われていました。冷静に世の中を分析する力を持っている報道機関であれば、すでに前日の時点で誰がどのくらいの得票を取るかはだいたい予想できているはずであり、有権者を操作しようという意図を持ったものたちだけが、最後の最後まで現実から目を背けた「夢や希望」を語っているのだと思いますが、それは「報道」ではなく「政治」と呼ぶべきものですね。

 そんな「もどき報道」は、政党の機関紙にまかせておけばよいと思うのですが、もし商業報道機関が特定の政党に肩入れしたいのであれば、客観を装うのは止めてはっきりと誰を支持するのかを明らかにして欲しいものです。

 いずれにせよ、東京都民は石原さんを再び知事として選び、北海道民は高橋さんを再び知事として選びました。

 国政選挙ではないと言いながらも、この国の多数派が今どういう政治を望んでいるのかということはわかったような気がします。自分がそういう多数派に囲まれているということは自覚しておきたいと思います。

 投票から帰ってくると、庭ではムスカリシラーの蕾が暖かく迎えてくれました。
選挙が終わって日が暮れて_c0025115_014032.jpg

by stochinai | 2007-04-08 23:59 | つぶやき | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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