5号館を出て

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2007年 08月 30日 ( 2 )

 東京大学が経済的理由による授業料の免除枠を来年度から広げるというニュースがありました。例えば、日経ネット「親の年収400万円未満なら授業料タダ・東大、免除枠広く」によると、次のようになっています。
 東京大学は家庭に経済的余裕がない学部生に対する授業料の免除枠を来年度から広げる。家庭の年収、構成人数などを総合的に判断して免除の可否を決めている現行制度を簡素化、年収が400万円未満なら一律に授業料全額を免除する方式に改める。国立大では初の試み。
 最近は、この経済的理由による授業料の免除が厳しくなってきていたと聞きます。身近でも、数年前から授業料の全額免除だった同じ人が、半額免除になり、さらにはまったく免除されなくなったケースというのを見聞きしており、法人化前後から全国の大学ではこの授業料免除に対して厳しくなったという印象を持っておりました。

 実際はどうなのかは知りませんが、東大でもおそらくそうだったのではないかと推察していました。今回、それと逆行するような一律の授業料免除規則を採用するということは、もちろん宣伝効果を狙ったという理由ががもっとも大きいとは思うのですが、あの東大ですらも人材の質が低下してきているというような危機感があり、それを解消するための一手段として新しい制度の導入に踏み切ったと見ることもできると思います。

 我々が大学院生の時にも、同じように貧困家庭の学生はかなり高い確率で授業料が全学あるいは半額免除になっていたのですが、その制度を逆手にとって大学院生が結婚することがかなり「流行」しました。中には「偽装結婚」もあったということですが、実際に確かめたことはありません。

 いずれにせよ、結婚すると親の収入から切り離されて「赤貧状態」になりますので、たとえ偽装でも結婚によって、2人合わせた「納税を基本とした年収」が150万円くらいになってしまうと、ほぼ確実に授業料が免除されたという「噂」を聞いております。もちろん、ひそかに両方の親から仕送りがあったという「噂」も一緒に聞きました。

 学生結婚した夫婦の年収はほぼ確実に400万円以下になりますので、新しい東大の授業料免除制度を利用するために学生結婚および偽装結婚が増えるということになるかもしれません。

 東大では、それに対する対策はすでに立てているのでしょうか、それとも少子化時代なので学生結婚を推奨するためにもこの制度を始めようというのでしょうか。

 注目していきたいところです。
by stochinai | 2007-08-30 23:57 | 大学・高等教育 | Comments(5)

光のシャワー

 今日は夕暮れのちょっと前から空のショーが見られました。降り注ぐ光のシャワーです。
光のシャワー_c0025115_2322292.jpg
 太陽が傾くとともに、上からのシャワーがみるみる横殴りのシャワーに変わっていきます。

 これは、上にある組み写真の上のもののちょっと後で撮ったもので、雲に隠れた光源から放射される光の線が見事です。
光のシャワー_c0025115_2324351.jpg
 太陽はみるみるうちに傾いていきます。
光のシャワー_c0025115_2325329.jpg
 見ている間に太陽の赤みがまして、夕焼けへと突入です。
光のシャワー_c0025115_23263187.jpg

by stochinai | 2007-08-30 23:35 | 札幌・北海道 | Comments(1)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai