2007年 09月 08日 ( 2 )
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2007年 09月 08日
重要文化財「札幌農学校第2農場」
台風一過の札幌です。昨夜は夜半頃に雨もほとんど上がり、風もない「穏やかな台風」でした。

これは、いつも利用させていただいているweathernewsさんのサイトからお借りした、昨夜から今日までの1時間ごとの雨量グラフです。
こちらは気温のグラフですが、朝のうち曇っている時にはそうでもなかったのですが、日が照り出すと久々に夏が戻ってきた感じでした。

あまりにも天気が良いので、まっすぐラボに行く気にもなれず、ほんとうに久しぶりに北キャンパスにある第2農場を散歩することにしました。こちらに良いガイドがありますので、参照しながら下の写真をご覧下さい。
外からはしょっちゅう見ているのですが、柵に囲まれた中に入るのは何十年ぶりの気がします。びっくりしたことに、最近は建物の内部が博物館仕様になっておりました。総合博物館と同じく無料ですので、札幌にお寄りの節には是非ともおいで下さい。
今日は人も少なく、のんびりと散策を楽しめました。まずは入り口です。

重要文化財になったのが、私が北大に入学した年なんですね。そういえば、あの頃は柵もなく、まわりでキャッチボールとかしていたような気がします。
これらがメインの建物ですが、誰がとっても絵はがきみたいになっちゃっいます。人が少ないのが、わかると思います。

製乳室の表札です。

こちらは製乳室の床下の空気抜きの窓です。どことなく時計台を思わせるところがかわいいですね。

収穫室と穀物庫です。

サイトの写真と比べるとわかりますが、穀物庫の入り口の階段にバリアフリーのスロープが備え付けられているのはさすがです。
打ち捨てられて朽ち果てた農業機械の車輪部分も、意図的というほどではないのでしょうが歴史の証拠に見えます。重ね板バネが懐かしく思えました。

モデルバーンの中に、珍しいものを発見しました。エルムの鐘というものです。

こちらに詳しい説明がありますが、広いキャンパス・農場を持つ札幌農学校には7つもこんな鐘があって、時を告げていたそうなのです。なかなかいいですね。こうした伝統は、是非とも復活してもらいたいものです。
鐘の音を聞きたい方はこちらにありますが、そんなにロマンチックな音ではありませんので、覚悟して聞いてください(^^;)。
今日からロゴも、モデルバーンの守り神に変えました。

こちらは気温のグラフですが、朝のうち曇っている時にはそうでもなかったのですが、日が照り出すと久々に夏が戻ってきた感じでした。

外からはしょっちゅう見ているのですが、柵に囲まれた中に入るのは何十年ぶりの気がします。びっくりしたことに、最近は建物の内部が博物館仕様になっておりました。総合博物館と同じく無料ですので、札幌にお寄りの節には是非ともおいで下さい。
今日は人も少なく、のんびりと散策を楽しめました。まずは入り口です。






打ち捨てられて朽ち果てた農業機械の車輪部分も、意図的というほどではないのでしょうが歴史の証拠に見えます。重ね板バネが懐かしく思えました。


鐘の音を聞きたい方はこちらにありますが、そんなにロマンチックな音ではありませんので、覚悟して聞いてください(^^;)。
今日からロゴも、モデルバーンの守り神に変えました。
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by stochinai
| 2007-09-08 17:55
| 札幌・北海道
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2007年 09月 08日
博士の正しい使い方の実例
今朝の朝日新聞be(b-business)に出ていた【フロントランナー】「商品の短所を長所にする商才ボーズ社長佐倉住嘉さん(71)」の言葉はなかなか良いと思いました。
商品の短所を長所にする 商才ボーズ社長 佐倉住嘉さん(71)
今現在、ボーズ社にどのくらいの博士がいるのか知りませんが、佐倉さんの考え方からいけば、間違いなく積極的に博士を雇用している会社に違いありません。
日本の会社も自社開発するより、外国から特許を勝った方が安いなどと言っていないで、どんどん(使える)博士を雇い入れてチャレンジしていって欲しいと思います。
【蛇足】最近、「使えない博士」の話が多いのですが、そもそも使えない博士というのは形容矛盾の存在だと思うので、たとえたくさんいるとしても、特殊例として議論からはずすと話が進みやすいと思っています。つまり、それこそ自己責任というもので。
商品の短所を長所にする 商才ボーズ社長 佐倉住嘉さん(71)
――かつて、オーディオ王国だった日本の名門メーカーの多くは今、勢いを失っています。どうしたらいいのでしょうか。スピーカーのボーズは今や日本でも有名になりましたが、元マサチューセッツ工科大教授のアマー・G・ボーズ博士が作った会社です。
佐倉 それはやはり技術ですよ。絶えず先進性を追って、しっかり技術に投資している企業は、伸び悩む時期があっても必ず再生します。でも、営業政策に技術開発が甘んじているようではだめ。技術力と営業力が、一緒に伸びていかないと。
――「あそこの製品が売れているから、似た製品を安く出せ」という考えではだめだと。
佐倉 はい。逆に、他社とは違わなきゃいけない。我が社は他社に追われ続けることで、ブランドを確立してきたのです。
今現在、ボーズ社にどのくらいの博士がいるのか知りませんが、佐倉さんの考え方からいけば、間違いなく積極的に博士を雇用している会社に違いありません。
日本の会社も自社開発するより、外国から特許を勝った方が安いなどと言っていないで、どんどん(使える)博士を雇い入れてチャレンジしていって欲しいと思います。
【蛇足】最近、「使えない博士」の話が多いのですが、そもそも使えない博士というのは形容矛盾の存在だと思うので、たとえたくさんいるとしても、特殊例として議論からはずすと話が進みやすいと思っています。つまり、それこそ自己責任というもので。
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by stochinai
| 2007-09-08 16:16
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