5号館を出て

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2007年 09月 11日 ( 2 )

過保護では?

 いつも、いろいろな情報をいただいている「大学プロデューサーズ・ノート」さんのところで、驚きのエントリーに接しました。

 学生ごとに履修計画を作成する 福井大学大学院

 文科省の「大学院教育改革支援プログラム」に採択された福井大学の「学生の個性に応じた総合力をはぐくむ大学院教育」の内容が、「複数の教授らが学生1人1人に合った個別カリキュラムを作成する取り組み」なのだそうで、博士前期課程(修士)が対象だそうです。また、プログラムの中で「学生がテーマを探し、教授らの指導のもとで学習を進める「プロジェクト型学習」も導入。個人やグループで必要な実験・調査を行い、リポートにまとめて発表する」ということもやるのだそうです。

 でも、どう考えてもこれは、学部の低学年にやるべき教育のように思えてなりません。

 学術振興会の採択理由は、これが「学生の個性に応じた総合力を育む大学院教育」であるという評価からのようです。

 高校から大学に入り立ての学生は、自分で履修計画を立てるというところで、かなり苦労するのですが、それでも半年経つとほとんどの学生が理解して、学部に進学するころにはかなり賢い履修計画を立てるようになるものです。逆にあまりにも賢すぎて、もうちょっと「意欲」を見せてほしいと思うこともありますが、履修計画などというものはその程度のものだと思っていました。

 それが、大学院生1人に対して教授らが3人もついてカリキュラムを作るというのは、確かに親切だとは思いますが、ほんとうにいいんでしょうか。

 ここまでやってもらって、学生はこの先自分のキャリアを自分で切り開いていくことができるのでしょうか。
by stochinai | 2007-09-11 22:35 | 教育 | Comments(5)

裏側から見たポプラ並木

 雲が低くたれ込めた夕暮れ時に、農場まで行ってみました。この写真は、普通の観光客の方々が見るのと反対側からポプラ並木を見たところです。ポプラ並木に平行に走っている轍(わだち)のついた道の突き当たりのところあたりが、ポプラ並木の入り口です。
裏側から見たポプラ並木_c0025115_2272975.jpg
 この写真の左端に小さくみえるビルが理学部の2号館と5号館(半分ポプラの陰になっている)です。5号館を出て、500メートルも行かないところ(しかも、札幌駅からでも直線距離で1キロメートルたらず)で、こんな雄大な景色の写真が撮れるのですから、貴重な存在と言えるでしょう。

 一方、こんなに近いところにいながら、ここまで来るのは数年に1回というのも、考えてみるともったいない話です。
by stochinai | 2007-09-11 22:19 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai