5号館を出て

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2007年 09月 13日 ( 3 )

 来週20日から弘前大学で開かれる日本動物学会第78回大会の公開関連集会として、「ポスドク問題を考える」(第7回 動物学会女性研究者懇談会)が開かれます。
来週の動物学会で「ポスドク問題を考える」_c0025115_2133258.jpg
 今年は、あちこちの学会で同様の企画が行われているようです。新聞記者や行政関係者が覗きに来る可能性も高いですので、言いたいことがある人は奮ってご参加、ご討論願います。
by stochinai | 2007-09-13 21:37 | 科学一般 | Comments(0)

bad news for Hokudai

 昨日の安倍さんのニュースでぶっ飛んでしまって、あまり知られていなさそうなので、北大にとってのバッド・ニュースをクリップしておきます。

 読売オンライン「世界レベルの研究拠点へ、東大など対象機関に」
 文部科学省は12日、科学技術分野で世界最高水準の研究機関づくりを目指す「世界トップレベル研究拠点プログラム」の初の対象機関に、東京大など5大学・研究機関を選定したと発表した。

 選ばれたのは、東京大のほか、東北大、大阪大、京都大、独立行政法人の物質・材料研究機構。プログラムには、13大学と9研究機関が応募したが、理化学研究所のほか、北海道大や名古屋大などは選定からもれた。

 同省はこれまで、優秀な大学に教育・研究資金を重点配分する「21世紀COEプログラム」(274拠点)を2002年度から、さらに対象を絞り込んだ「グローバルCOEプログラム」(150拠点予定)を今年度から進めているが、今回は大学以外の研究機関にも対象を広げた上で、教育機能は免除して研究に特化させる。
 この5機関には、「今後10年間で数百億円を集中配分」ということなので、1機関につき年間数億円から10数億円というところでしょうか。

 予算はグローバルCOEの数倍になりますが、グローバルCOEが教育プログラムであるのに比べて、こちらは教育機能を免除しているというところが特徴です。しかし、大学の中では昔、教育を免除して研究に専念させるためにたくさんの付置研ができたことがあるのですが、いずれも「兵隊」や後継者が集まらずに、「頼むから教育にも参加させてくれ」と次々に研究特化から撤退したという歴史がありますので、この「世界トップレベル研究拠点プログラム」が、少なくとも大学の中でうまく動くかどうかは見物だと思います。

 こちらは、文科省のホームページにも出ています。
by stochinai | 2007-09-13 20:51 | 大学・高等教育 | Comments(4)

国立大学の利益

 まだ、文科省のホームページには出ていないようなのですが、文科省が国立大学法人と大学共同利用機関の2006年度決算を発表したそうです。(元ネタはこちら

 中日新聞(共同)「国立大の利益は773億円 一部に集中の傾向」
 利益の総額は05年度より57億円多い773億円。このうち外部資金の調達や経費節減など経営努力による利益は471億円で6割を占めた。

 総利益は北海道大(55億円)がトップ。京都大(51億円)、大阪大(45億円)、東大(36億円)も多かった。
 北大の財務情報で公開されている決算報告書を見ると、32億円の黒字となっていますが、残りの23億円はどこで稼いだのでしょう。財務諸表を見ても良くわかりませんが、あと10倍くらい稼いだら国から独立できそうですね(^^;)。
by stochinai | 2007-09-13 19:19 | 大学・高等教育 | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai