5号館を出て

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2008年 02月 05日 ( 1 )

実は危険なUSBメモリ

 昨日、GiGaZiNEにちょっと恐ろしいレポートが載っていました。

 USBメモリの書き換え限界寿命が来ると何が起きるのか、実際に寿命が来たケースをレポート

 いきなり「USBメモリなどのフラッシュメモリにはその特性上、書き込み回数などに制限があり、頻繁に読み書きしていると壊れるらしい……というのは聞いたことのある方が多いと思いますが」、と書いてあったのであせりました。私は、知りませんでした。

 実は私も、数年前にここでレポートされているのと同じGREENHOUSE社のUSBメモリ(型は違います)が壊れて、しかもこのレポートと同じように購入からギリギリ1年以内だったので、新品に交換してもらったことがあります。その時は、メモリ自体がコンピューターに認識されなくなったので、どういう原因で壊れたのかわからなかったのですが、ここでレポートされているように「一部が壊れる」ことがあるというのは衝撃の事実でした。

 しかも、ここでの「使用頻度としては2週間~3週間に1度あるかないかぐらい」で、「購入したのは2007年2月27日。故障したことが発覚したのは2008年1月13日」というのは、あまりにも早いと感じます。しかも、その故障が書き込み回数の制限にひっかかったなどということになると、このメディアはまったく信頼できないということにならないのでしょうか。

 孫引きになりますが、この記事で引用されている日経パソコンオンラインの記事に理由が書いてあります。
アクセスが頻繁になると、酸化膜は損傷し、絶縁の役目を果たせなくなる。これが、フラッシュメモリーの「書き込み回数」に制限がある理由だ。例えばNAND型なら、100万回程度が書き込み回数の上限だと言われている。
デジタルカメラで使うメモリーカードなどでは、複数のメモリーセルに対して均等に書き込んだり、損傷した部分を回避して書き込むなど、書き込み回数を伸ばす工夫をしている。ただ、原理的に回数の制限があることは変わらない。
 そして、書き換えが発生する回数が予測不能で、「実際に書き換えが発生する回数は1ファイルをコピーしたりする場合でもかなりの回数になる場合がある」らしいのです。

 その結果、「例えば1日に20ファイルを作ったり、変更したりした場合、100日~1000日しかもたない事にな」るのだそうです。1000日だと3年くらいですが、100日だと3ヶ月です。

 というわけで結論は、USBなどのフラッシュメモリは保存媒体としては使えないということだと感じられます。

 ファイルの移動に使うことが多いUSBメモリの場合だと、あまり被害がないかもしれませんが、最近は4ギガや8ギガなども普通になってきたSDカードなどは気をつけなければならないですね。

 さらには、ハードディスクの代わりに使えるなどと言われる32ギガなどのメモリも出てきているようですけれども、まだまだかなり高価なそんなものを買う人はそれがこんなに簡単に壊れるものだということを知っているのでしょうか。ハードディスクの代わりに使っていて、100日で壊れたら怒りと脱力でしばらく回復できませんね。

 消耗品として割り切って使うべきものなのだとしたら、32ギガのものなどは出すべきではないと思いませんか?
by stochinai | 2008-02-05 22:25 | コンピューター・ネット | Comments(8)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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