5号館を出て

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2008年 10月 13日 ( 1 )

 ちょっと前から知ってはいたのですが、しばらく悩んでいました。

 今や、ネットの上にはログインしなければならないサービスがあふれており、誰でも20や30のログインIDとパスワードを管理しなければならなくなっていると思います。

 IDとパスワードをすべて同じにしている人も多いと思いますが、それを利用されて漏洩した情報もかなりあると聞きます。

 だからといって、たくさんパスワードを用意しておくと、今度はいざ使おうという時に思い出せないということになります。私もあるところにテキストファイルでパスワードを保存していますが、それだと安全性という面からは矛盾を感じます。しかも、そのファイルを持ち運ばなくてはなりませんので、出先で緊急にネット接続しなければならないというような時にはアウトです。

 暗号化して保存することもできますが、使うたびに暗号を解除して読み出して、さらにパスワードを打ち込むという手間は、それなりに大変なのでついつい同じパスワードをあちこちで使うことが多くなります。

 というわけで、もしも安全性が確保されるのであれば「ネットの向こう側」におくこともありだと思っていました。

 まだ日本語化はされていませんが、このLastPassは使えるサービスだと感じられました。早速、今日から使っています。
あらゆるパスワードをネットの向こう側に保存する_c0025115_042797.jpg
 使う時にはソフトウェアをダウンロードしてインストールするのですが、一度どこかのコンピューターでその作業をしておけば、あとはどこのコンピューターからでもウェブを通じて、どんなパスワードにもアクセスすることができるようになります。

 FirefoxやIEだと、アドオンやエクステンションという形でブラウザーの一部として働いてくれますが、ネット経由だとコンピューターもブラウザも問わずに使えます。パスワードはネットの向こう側とプログラムをインストールしたコンピューターの両方に保存されているようです。

 すべてのパスワードのおおもとになる、マスターパスワードがこのlastpassへのアクセスパスワードで、それは利用者以外は誰も知らないということになっています。

 要するにこういうサービスは、それを信じることができるかどうかにかかっているのだと思います。

 このサイトのあちこちに書いてあることを読んでみると納得できることが多いのですが、最終的に私を説得したのはこのサイトを運用している彼らの笑顔でした。もちろん笑顔だけではなく、彼らの正体についていろいろと書いていることも信用できそうなものだと感じさせられました。

 それから、こういうところも何となく信頼できてしまいます。FAQから、引用します。
How are you going to make money?

We come from the enterprise software as a service space, so we're leaning towards that market. We're also contemplating some non-obtrusive advertising on LastPass.com (similar to Gmail). We will not pull the rug out from any of our existing user-base, and we will not do anything that harms our reputation or brand.
 あとは自己責任で、このサービスを便利に利用させてもらおうと思っています。蛇足ですがもうひとつ。自己責任ということは、こちらからも監視を怠らないということだと思います。不審なことがあったら、発見するのも自分の責任です。

 使ってみてわかったことのひとつは、同じところに私が2つも3つもパスワードを持っていたということです。要するに、忘れるたびに新しいIDを取っていたのです。そういうバカなことをなくするためにも、役だってくれそうです。
by stochinai | 2008-10-13 23:56 | コンピューター・ネット | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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