5号館を出て

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2009年 06月 21日 ( 1 )

 午後7時のニュースが終わり、いつものように「ダーウィンが来た」を待っていたら、違う番組が始まりました。

 そうでした。今日は夏至の夜なので、数年前から始まっている「100万人のキャンドルナイト」のメインイベントデーが今夜なのでした。

 100万人のキャンドルナイトとは?
 2009年の夏至、6月21日、夜8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。

 2009年、6月21日、夏至の日。よる8時から10時。
でんきを消して、スローな夜を。
 なるほど、たった2時間ですから参加するのも、かなり敷居が低いですね。8時から10時ですか。

 NHKが協賛しているということは、8時から10時までNHKの放送も休止するのですね。それは、素晴らしい!

 と思っていたら、いつものように大河ドラマが始まりました。ん?

 まあ、いいか。テレビは電気なしではやっていけないんだし、消えてしまったら呼びかけもできないし、でも主催者側としては、その時間くらいはテレビもみないようにしましょうね、と呼びかけているものだと思ったのですが、とんでもないニュースが!

 ケータイで、撮って、送ってね。
あなたの2時間のキャンドルナイトを送ってください。

毎年呼びかけているキャンドルナイトの時間を共有しよう、という企画「kaleidscope」が、今年は6月21日に放送されるNHKの番組「SAVE THE FUTURE」の番組内で投稿された写真が放送されます。
 ところがこの「SAVE THE FUTURE」という番組は、なんとキャンドルナイト実施時間中の21時から始まってしまうという、ものすごいスケジュールです。しかも、投稿された写真が「放送される時間は大河ドラマが終わった午後21時から番組終了の23時までの間のどこか」となっています。
おかしくないですか、100万人のキャンドルナイトON NHKテレビ_c0025115_20361019.jpg
 こういう広報がなされたら、写真を投稿した人は21時から23時までテレビをつけっぱなしにしてNHKを見ることになりませんか。

 小学生の子ども達でさえ、電気を消してテレビを見ている人に向かって「テレビって電気を使わないの?」って尋ねることでしょう。
テレビで放映されることにより、ある特定のイメージがついてしまったり、環境に特化したムーブメントだと思われてしまったり、今まで参加してきたみなさまにとって納得がいくものとなるかと不安なこともたくさんありますが、むしろ、今までアプローチできなかった高齢層の方々やネットをあまり見ない方にもお伝えするチャンスかもしれない、と考え、今回のNHKとコラボレーションという実験をすることにしました。
 と書いてありますが、ちょっと、ここまで矛盾に満ちてしまうとまずいんじゃないかと思われる「コラボレーション」ではないでしょうか。
by stochinai | 2009-06-21 20:39 | 環境 | Comments(6)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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