5号館を出て

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2009年 07月 19日 ( 1 )

 勝間和代さんという名前は、ほんの1-2年前に「自分をグーグル化する方法」とかいうタイトルの本で初めて知ったように記憶しています。その後、テレビなどで顔を見る機会も増え、彼女の出す本も出る度に話題になっていることは知っていました。彼女がテレビで話していることなどを見聞きすることも何度かありましたが、比較的まともな人だという印象はありましたが、それでも本を読んでみようという気にはなりませんでした。

 最近、朝日新聞に連載されるようになった、「勝間和代の人生を変える言葉」というのは読んでいますが、ある意味できわめて普通のやり手ビジネスパーソンの典型だという感を強くしていたところです。

 数ヶ月前から、何とはなしに彼女のブログ「勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!」をRSS購読していましたが、特に心に残るような記事があったという記憶もありませんでした。

 それが一昨日のなんということもないエントリー「twitter、サイドバーにつけてみました」を読み、何の期待をするでもなくtwitterで彼女(kazuyo_k)をフォローしてみて、彼女のすごさのすべてを見せつけられたような気がしています。

 彼女はしばらく前からtwitterのアカウントは持っていたらしいのですが、twitterを始めたのが一昨日だったようです。しかも、それが旅行先のニューヨークです。そのことをブログで告知していましたので、当然のことながら彼女をフォローする人がどんどん増え、開始から数時間で100の大台に乗り、今では7000に届くほどの勢いで増えています。

 それだけなら、有名人ですから、どうってことはないのですが、それに対する彼女の姿勢に完全に負けました。

 ニューヨークで翌朝仕事があるにもかかわらず、彼女はtwitterにはまってしまい、爆発的につぶやきつづけたのです。しかも、twitterを通じた数時間のやり取りでどんどんtwitterの使い方に精通していく様は、横でウォッチしているだけでもワクワクさせられるほど精力的でした。

 彼女もtwitterのおもしろさを楽しんでいるようで、「もう寝なくちゃ」と言いながらも結局2時くらいまでつぶやき続けていました。

 まあ、これだけならtwitterを始めた人としては良くある話なのだと思いますが、翌朝おきるや否やtwitterを再開し、仕事に出ている間を除き、機関銃のようにつぶやき続けて今日に至っています。そして、横からウォッチしているだけで、見る見る間にtwitterの達人と化していくとともに、彼女の友達をもどんどんtwitterへと巻き込みながら、ある種のうねりを作り上げているというところなのですが、それをたった2日くらいで起こしてしまうところが、彼女のすごさなのだと感心しているところです。

 彼女自身は、「私はパソコン通信の経験者ですから」と、こんなことは普通のことだと言っていましたが、それもとても良くわかる台詞でした。

 私は、いわゆる「勝間本」というものを読んだことはありませんが、朝日の連載を読む限りはきわめて常識的な考えの持ち主であることはわかります。しかし、彼女の言うことを実効すれば、誰でもが彼女のように成功できるのでしょうか。

 しかし、この2日間で見たことは、いくら勝間本を読んでも私のような普通の人間が彼女のように成功するすることなどとてもできないということを思い知らされるものでした。

 彼女の考えはきわめてまともですが、彼女のように行動することのできる人はほとんどいないのではないかと思わされるほど、彼女の好奇心・瞬発力・エネルギーは並はずれています。それを見て、我々はいくら「勝間本」を読んでも決して勝間和代のような成功を手にすることはできないだろう、と思わされたこの2日間でした。

 負けたなあ!
by stochinai | 2009-07-19 23:59 | コンピューター・ネット | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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