5号館を出て

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2011年 01月 17日 ( 2 )

A型インフルエンザなう

 土曜日に友人達との新年会があり、暴風雪の中をタクシーが途中で動けなくなったため、最後の数百メートルを「八甲田山」顔負けの行軍をして帰ってきました。最初はその疲れのせいかと思っていたのですが、どうも熱っぽい感じもしましたので体温計を脇にはさんでみると38℃くらいあります。私はもともと発熱には弱く、37℃を越えるともうフラフラしてしまうため、その温度を見ただけで寝込んでしまいました。

 そして、翌朝になっても熱は下がりません。不思議なのは、熱が出ると普通は「悪寒」という寒気を感じるはずなのに、とても暑くて大量に汗をかきます。過去の経験から、汗が出るのは発熱が治まる証拠みたいな先入観を持っていたので、しばらくしたら熱も下がるだろうと思って寝ていましたが、はかる度に熱は38度前後を行ったり来たりで、時として39℃近くになったかと思うと、38℃を切ったりすることもあります。

 よくわからないまま、週明けの今朝になってから判断をしようと思っていましたが、やはり今朝になっても体温はほとんど下がっておりません。意を決して近くの大きな内科クリニックへ。

 どうも、巷ではA型インフルエンザが流行しているらしいのですが、このインフルエンザがいままでのいわゆるインフルエンザのように「急激に熱が出て」「関節や筋肉が痛くなり」「吐き気や嘔吐を伴う」というものに比べるとマイルドな症状を示すもののようで、病院でインフルエンザの簡易検査を受けて始めてインフルエンザとわかるケースが多いのだそうです。

 逆にいうと、巷には自分がインフルエンザだという自覚もなくウイルスをまき散らしている人も多い可能性があります。

 私も高熱を除くと、あまり激しい症状がなかったため話を聞いてもらった段階では医師の方も、普通の風邪ウイルスによるものかインフルエンザウイルスによるものか断定することはできない、とおっしゃっていました。

 鼻の奥に綿棒を突き刺されて1分後に取り出したサンプルの検査結果は、A型(+)でした。

 先生は申し訳なさそうに、インフルエンザでしたとおっしゃられていましたが、その申し訳なさの原因は、今日からしばらくの間、できるだけ家を出ないようにしてくださいという宣告をしなければならないからだったようです。幸い、私は良い同僚や学生に恵まれておりますので、このような急な事件でしばらく休ませてくださいと申し出たら、すぐにOKが出るのですが、世の中にはなかなかそうもいかないところもあるのかもしれません。

 そもそも、私がインフルエンザはおろか風邪もあまりひかずに冬を乗り切ってきたのは、自転車通勤のおかげだったのかもしれないと思い出しました。このところの連日の大雪で、毎日バスと地下鉄という公共交通を利用していたことでウイルスをもらってしまったような気がしてなりません。

 公共交通を利用する方々ならびに、学校や会社などたくさんの人が集まるところへ出かける人は、自分がインフルエンザウイルスを持っていると自覚したら速やかに、出勤や登校を停止すると共に、そうしたことを寛容に受け入れる世の中であって欲しいと思います。

 というわけで、まさかのタミフルを飲むことになりました。
A型インフルエンザなう_c0025115_2133365.jpg
 タミフルなどのノイラミニダーゼ阻害薬は発症後48時間以内に飲まなければ症状の進行を阻止あるいは緩和する働きはないといわれていますが、機能的に見てウイルスの増殖は抑えられるのですから、患者個人の症状はさておきウイルスの増殖を阻止し、ひいては社会全体へのウイルスの拡散を防止するという「社会的意義」を考えるならば、これは飲まねばなるまいと思っております。

 不思議なもので、病気というものは原因がはっきりするだけでも症状が軽く感じられるような気がするものです。

 明日の朝は、もう1℃体温が下がっていてくれるとうれしいのですが・・・。
by stochinai | 2011-01-17 21:41 | 医療・健康 | Comments(10)

1月16日のtwitter

 ありませんでした。
by stochinai | 2011-01-17 06:39 | コンピューター・ネット | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai