2011年 02月 06日 ( 2 )
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2011年 02月 06日
グーグルがやると美術館巡りはこうなる
これを見て、何かおわかりになる方はほとんどいないのではないかと思います。

イエスキリストの目と答えたあなたには、「するどい」という返事をしたくなりますが、正解はこちらです。

日本で義務教育を受けた子どもならば、中学生の頃に一度は見せられたことのある、ボッティチェリの傑作「ビーナスの誕生」と答えられる人が多いと思いますが、そのビーナスの目を上のように拡大したものを見たことのある人は少ないのではないでしょうか。私も初めて見ました。
上の写真の画面はグーグルがバックアップして数日前に立ち上がった「Art Project」によって見ることのできるものです。もちろん、グーグルがやるのですから、単に画像を一枚見せておしまいというわけではなく、画像の拡大縮小が自由にできるようになっています。それで思いっきり拡大して見たビーナスの右目が最初の写真というわけです。
グーグルはこれだけでは満足しませんでした。個々の絵画や彫刻を閲覧するだけではなく、それが置かれている美術館を例のグーグルストリートビューと同じ感覚で歩き回れるサービスを作り上げました。たとえば、この「ビーナスの誕生」はフィレンツェのウフィツィ美術館というところで、こんな風に飾られていることがわかります。

絵の手前にある柵や、この絵の左右にどんな絵が飾られているかがわかります。さらに、ストリートビューと同じ感覚で絵に近づいたり美術館を歩き回ったりできます。まずは、この絵に近づいてみましょう。

このくらい接近すると、この絵がガラスで防護されていることもはっきりと見えてきます。ガラスに反射する窓の光もリアルです。
というわけで、このサービスはとてもすごいものだと思います。現在のところ、以下の美術館巡りができるようです。
「エッ、こんな有名な作品の絵の具のタッチまで全部見えちゃって良いの?」という気分にさせられるものが現時点でも1000点以上はあるようです。
いろんなことにつかれたら、美術館巡りで目と頭を休めてみてください。ちなみに現時点でホームページにアクセスするとこんな画面が出てきました。レンブラントの「夜警」の一部のようです。

ただ、グーグル・ストリート・ビューでも感じることなのですが、今ひとつ自由に画面の中を歩き回ることができないイライラ感はなんとかならないものでしょうかね(笑)。


上の写真の画面はグーグルがバックアップして数日前に立ち上がった「Art Project」によって見ることのできるものです。もちろん、グーグルがやるのですから、単に画像を一枚見せておしまいというわけではなく、画像の拡大縮小が自由にできるようになっています。それで思いっきり拡大して見たビーナスの右目が最初の写真というわけです。
グーグルはこれだけでは満足しませんでした。個々の絵画や彫刻を閲覧するだけではなく、それが置かれている美術館を例のグーグルストリートビューと同じ感覚で歩き回れるサービスを作り上げました。たとえば、この「ビーナスの誕生」はフィレンツェのウフィツィ美術館というところで、こんな風に飾られていることがわかります。


というわけで、このサービスはとてもすごいものだと思います。現在のところ、以下の美術館巡りができるようです。
メトロポリタン美術館(米国)なぜかぼかしが入ってみることのできない作品があるのも、なんだかすごいリアルな感じがして興奮します。
ニューヨーク近代美術館(米国)
フリーア美術館(米国)
フリックコレクション(米国)
アルテ ナショナルギャラリー(ドイツ)
絵画館(ドイツ)
カンパ美術館(チェコ)
ソフィア王妃美術館(スペイン)
ティッセン=ボルネミッサ美術館(スペイン)
ナショナルギャラリー(英国)
テート・ブリテン(英国)
ヴェルサイユ宮殿(フランス)
アムステルダム国立美術館(オランダ)
ゴッホ美術館(オランダ)
エルミタージュ美術館(ロシア)
国立トレチャコフ美術館(ロシア)
ウフィッツィ美術館(イタリア)
「エッ、こんな有名な作品の絵の具のタッチまで全部見えちゃって良いの?」という気分にさせられるものが現時点でも1000点以上はあるようです。
いろんなことにつかれたら、美術館巡りで目と頭を休めてみてください。ちなみに現時点でホームページにアクセスするとこんな画面が出てきました。レンブラントの「夜警」の一部のようです。

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by stochinai
| 2011-02-06 23:30
| コンピューター・ネット
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Comments(2)
2011年 02月 06日
2月5日のtwitter
Sat, Feb 05
- 23:52 [exblog] 自動蛇口、自動トイレ、自動ドア・・・ http://bit.ly/dO8HB5
- 10:05 札幌日和下駄 : 北海道大学総合博物館 http://ht.ly/3QIEC 「もともと理学部の校舎として使われていたもので、昭和初期に流行した黄色いスクラッチタイルが特徴的な歴史的建造物だ。建物の至るところに昭和初期の空気が漂っていて、展示物に興味がなくても楽しめる。」
- 07:53 [exblog] 2月4日のtwitter http://bit.ly/gX1eLT
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by stochinai
| 2011-02-06 09:04
| コンピューター・ネット
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