5号館を出て

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カテゴリ:季節( 106 )

 本日も真冬日、日照時間の合計は一日で24分と暗くて寒い一日となりました。子供の頃からお正月は寒くて雪が積もっていても晴れているものという記憶が強く、今日のような天候だとまったく正月気分になりません。

  こんな日は、昔ダウンロードしたアプリでアーティストの絵画作品が表示されるだけのアプリを眺めていると気が晴れます。不思議なことにこのロートレックのアプリは昔iPad2にダウンロードしてあったものですが、今はどこを探しても見つけることができません。iPadのアプリは一度購入するとアプリストアにあれば別のiPadに無料で何回でもダウンロードすることができますが、あるiPadから別のiPadにコピーしたり移動したりすることはできません。つまりこのロートレックのアプリは(もともと無料だったものなので文句も言えませんが)このiPad2にあるものでしか見ることのできないという貴重なアプリになりました。「電子書籍」の最大の弱点のひとつがこうしたアプリ(書籍)の消滅なのです。

 それはさておき、このロートレックのアプリを眺めていると、ムーラン・ルージュのポスターで有名になった彼が、ポスターの絵とは全く異なる極めて正統的な油彩も残していることがわかります。例えばこの「白い馬ガゼル」などは彼のポスター画からは想像もできない画風だと思いました。

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 同じアプリの中で目に止まったのがこちらです。

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 現代の女性の絵だといっても何の違和感もないものですが、シンプルな白と黒のコーディネートと今でも完全に通用する髪型の女性を描いたこの絵のタイトルが「洗濯女」だと聞いてもにわかには信じられないほど高貴な作品だと思います。

 この人がこんな絵を描いていたという意味で印象に残ったのがゴッホの作品を集めたアプリの中にあった漁船の絵です。

 まずモノクロのコンテが目に止まりました。

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 他の絵も見ているとこれとそっくりな構図の彩色された作品がありました。

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 こちらはゴッホだと言われればそうかなと思われる作品ですが、海の上に浮かぶ帆を張った船を除くと陸に上がった船の構図はほぼまったく同じで、上の絵をもとに色をつけたものではないかと思われます。

 とまあ、一人の画家の作品を一気に流し見ることができると素人は素人なりにいろいろと感じることができて楽しめます。

 こういう画集が無料だったり、きわめて安価に提供されることができるのも著作権が著作者本人が亡くなってしばらくすると消滅すると決められてきたからで、人類の一員が作った著作物は本人に十分利益が還元された後は人類全体の共同財産としてこのように誰でも自由にアクセスできるようにすることになんの不都合もないばかりか無限の利益があるということを日々実感させてもらっているところです。

 TPPの発効のおかげで、著作者の死後50年だった著作権が70年になるなどというバカな本人以外のハイエナばかりを利する営利主義がまかり通るような状況ですが、なんとかもとの精神が生かされるように戻ってくれることを祈るばかりです。










by STOCHINAI | 2019-01-03 21:56 | 季節 | Comments(0)

大晦日

 一年に一度しかない大晦日になりました。天変地異があるわけでもないのですが、やはりなんとなく「特別な日」を感じさせられる一日です。今日は2018年明日からは2019年です。平成とかその次の元号がどうしたとかはどうでもいいのですが、とりあえず西暦が2019年になる前日の緊張感なちょっとは感じられます。

 雪はそこそこ降っていますが、超低温期は過ぎたようで最高気温も昨日の0.8℃に続いてプラス0.5℃になりました。まあぬるい感じですね。除雪した後にウッドデッキに降った雪は昼間はとけています。

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 年末年始は客が来るので家での待機が多くなります。今日もそうしていたらポストに何かが入る音がしました。郵便受けに入っていたのはホクレンの広報誌GREENでした。

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 今の時代ですからWebでの配信もされているのですが、ウェブが始まる前から郵送してもらっているものがいまだに続いていて2ヶ月毎に届けられます。記憶の限りでは、私はおそらく創刊の頃から40年近くずっと受け取っているはずです。

 毎号A5版のカラフルな冊子が無料で届けられますので申し訳ないと思っているところですが、なんと今回はプレゼントまで同封されていました。

 平成2年の第100号から毎号の表紙を担当されてきたのが舟橋全二さんという方で、このGREEN誌の表紙とは切っても切り離すことのできない存在です。その最初の作品である第100号のトマトの表紙をそのままA5版のクリアファイルにしたものが今月の付録になっていたのです。

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 上の図録で左上にあるトマトのデザインがそのままクリアファイルになったものです。

 これはかなりうれしいプレゼントでした。

 北海道が農業大国になるにあたってホクレンの果たした役割は大きなものがあったと思います。もちろん良いことばかりではなく、いろいろな批判も聞きますが、少なくともこの冊子を見る限りは悪い印象はまったくありません。これからも農家の方々と一緒に北海道農業を支えていってほしいと願うばかりです。









by STOCHINAI | 2018-12-31 23:59 | 季節 | Comments(0)
 二十四節気や七十二候が意外と北海道の季節に合っていることを感じることが多いのですが、今日は大雪(たいせつ)で閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)の通り、雪が積もり最高気温マイナス1.9℃の真冬日になりました。

 朝起きた時の窓の外の風景です。

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 こちらは窓の下です。

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 ほんの数センチというところでしょうか。このくらいならチョチョイのチョイで除雪できてしまいます(笑)。

 ところが昼にまた深々と降りました。

 
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 朝に除雪してまったく雪をなくしたデッキの床にこのくらいつもりました。

 こちらは朝は除雪しなかった手すりの上です。

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 朝までに数センチ積もっていたところにあと十数センチが積もった感じですね。

 それでもこの寒さなので雪は処理しやすく30分ほどで終わりました。

 小さい方の灯油タンクのメーターもすっぽり雪に埋まっていましたが、削り出すと一月ちょっと前に入れた灯油がまだ半分以上残っていました。このタンクは融雪機にも供給されていて、ほとんど雪がふらずにそちらには一度も使われなかったことが幸いしていますが、大きなタンクのほうはもう半分を切っているので、あと1週間か10日後には入れなければなりません。

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 灯油の価格はまだ高止まりしているのでできるだけ寒さは我慢するようにしていますが、灯油は日に日に着々と減っています。

 除雪が終わって北の方の空を眺めると雲のてっぺんに赤い部分が。

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 こんなところででも太陽を感じるとほっとする冬の一日でした。

 さて、明日からの週末2日間はまた、北大理学部でアクティブラーニング特別講義です。

by STOCHINAI | 2018-12-07 21:36 | 季節 | Comments(0)
 雪がなくなるとせっかく目隠しになって見えなかった枯れ葉が大量に顔を出してきます。私は落ち葉は植物がせっかく作った有機物なので、できるだけまた植物に戻してやりたいという名目のもと、我が家の庭のレンガやアスファルト以外に落ちたものは春まで放置するのがポリシーです(笑)。
 というわけで木の下は落ち葉で下草や土はまったく見えない状況になります。私は好きなのですが、きらいな人も多いかもしれません。

 そんな中でも色がきれいだと許されるものもあります。こちらはノムラモミジ。

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 となりはハウチワカエデ。これはただの枯葉ですね。

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 そしてドウダンツツジ。これはちょっとはマシかな?

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 玄関脇のナツツバキはクシャクシャになって風に飛ばされやすいので、さすがに集めて捨てまして、かなり少なくなっています。隅に除雪器具が見えます。

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 ノウゼンカズラの落葉は大量のツルと一緒です。

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 最大量が落とされるのはこのモクレン。大きな葉っぱがボタボタと落ちてきます。

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 そして問題なのはこの木がお隣との境にあることです。さすがに我が家の木から落ちた葉はうちで掃除しています。

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 手前がお隣の領域で、向こうが我が家。石畳の上も私が毎朝掃除しています。罪滅ぼしです(笑)。

 そしてこちらが明朝に出す予定の主に落葉です。少し枝も切りました。

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 あとは、すべてが雪に埋まってしまうと誰も枯葉のことは言わなくなっておだやかな冬を迎えることができます。







by STOCHINAI | 2018-11-27 19:00 | 季節 | Comments(0)

朝が遅くなってきた

 明日の日の出の時間は6時39分だそうです。今朝も同じくらいだったと思いますが、このくらい遅くなると太陽が家の屋根から登ってくるより先に目が覚めることもあります(ここからは地平線は見えません)。今朝も太陽が登ってくるところを見ることができました。

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 今日の札幌市の公式最低気温は昨日と同じマイナス3℃ですが、未明の4時ころに寝ぼけ眼で見た室外の温度はマイナス8℃くらいだったような気がします。

 いずれにしても真冬の気温が早めにやってきている感じのこの数日です。朝晩は寒いですが、太陽さえ出ると日向の気温はそこそこ上がり雪もとけます。

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 昨日、足で踏みつけただけの2階のベランダの雪がかなりとけました。

 お隣の屋根にはかわいいツララもできていました。

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 外は真っ白ですが家の中では植物たちが元気です。

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 クンシランは花はまだまだですが、このくらい葉が元気にしていると花も期待できそうです。

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 太陽が出ている間は太陽光発電で動く動物たちも元気いっぱい。

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 昨日は最高気温が1℃でしたが、今日は3.9℃、明日は8℃くらいになるとのことですので、雪はいったんなくなる可能性もありますね。

 明日は雨の予報です。









by STOCHINAI | 2018-11-24 22:25 | 季節 | Comments(0)

普通に冬が始まりました

 朝、カーテンを開けたら雪が降っていました。少し積もってきてもいました。普通に冬が始まっています。

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 この時点で雪は降り続いていましたので、降り始めたばかりだったのでしょう。

 階下に降りてみると、なつかしい風景でした。

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 ウッドデッキに薄っすらと積もった雪です。

 この時、屋外の気温は0℃。この冬一番の寒さになりました。

 とはいっても、雲間から太陽がのぞくとあっという間にとけてしまう秋の淡雪です。

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 まだまだ積もりそうもないですね。

 午前中に雪はとけきってしまい、降ってくるものも雪から雨になりました。

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 雪はなくなっても寒い一日でした。最高気温は正午1分前の4.1℃。ある意味、雪のないこの時期のほうが寒く感じられます。

 この冬初めて積雪深も記録されています。午前8時に2cm、9時に3cm、10時に2cmそしてその後はまたゼロになってしまいました。

 午後も結構降りましたが、基本的に雪ではなく、時々アラレの混じる雨でした。

 ここ数日はまだ寒そうですが、来週に向かって雪が積もることはまだないと思われます。

 今日は予約していた札幌市電子図書館にこの本が届きました。

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 10分位で読み終わってしまいました。写真誌は借りるに限りますね(笑)。








by STOCHINAI | 2018-11-21 21:45 | 季節 | Comments(0)
 日曜日の朝、遅めに目覚めたら太陽はすでに上がってはいたものの、厚く垂れ込めた雲の上にあるようでした。

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 南西の空の地平線近くにだけ雲のない部分があり、まぶしく光っていましたが、今日一日の天候はダメだと予告しているような朝の光景です。

 気象庁のホームページにある北海道の初雪の平年値を示す「初雪前線」の図を見ると、11月はじめには北海道のすべての地域で初雪が降っているのが普通なので、まだ北海道の平地ではどこからも雪の便りがないという今年はかなり異常だということがわかります。

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 確かにここのところの暖かさはちょっと変だなとは思いますが、9月からの気温変化をグラフにしてみると間違いなく着々と最高気温も最低気温も下がってきていることは間違いありません。

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 先月から最高気温が20℃を越えることはほとんどなくなり、最低気温も10℃以下なのが普通になってきているので、いくら「暖かい」といっても冬は着実に近づいています。

 天気予報でも明後日には北海道の平地でも(札幌とは言っていませんが)初雪になるでしょうと予言しています。まあ、暖かいのはありがたいとはいうもののこの時期に雪がないと我々も観光に訪れた人もなんとなく寂しいのは北海道ですので、そろそろ「来るべきものは来てほしい」というのが大方の道民の感想でありましょう。

 とはいえ、この時期に初雪が来たとしても、さらに降った雪が積もり、春までとけないいわゆる「根雪」の初日となる「長期積雪初日」の平年値となるとまだ1ヶ月位先の話になります。こちらも気象庁の「根雪前線」の図で見てみましょう。

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 初雪前線の凹凸に比べると陸上では緯度に沿った前線が描かれていることにちょっと感動します。やっぱり北が寒いのですね(笑)。

 明日の札幌の気温の予想は最低が5℃、最高が10℃となっています。札幌の11月の平年平均気温が4.5℃、最高気温が8.5℃、最低気温が1.3℃ということですからそれと比べるとまだちょっと高めとはいえ、だいたい今どきの普通の気温になってきています。

 こちらのサイトにある過去7年間のデータを重ねた図を見ると、今年も着々と例年並みの冬に向かいつつあることがわかります。

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 データを重ねると人間の行動を含めて自然はなめらかな動きを示すことがよくわかります。








by STOCHINAI | 2018-11-11 22:31 | 季節 | Comments(0)

最後の秋晴れ?


 今朝は冷え込みましたが、日が昇ってくると暖かくなってきた気がします。とはいっても最高気温は10.6℃までしか上がりませんでした。それでも午前中は晴れ上がり、なんとなくこれが今期最後の秋晴れになるのではないかという気もしたので、庭に出てみました。

 玄関の風除室にも秋は来ています。これはハツユキカズラの紅葉です。

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 玄関を出て上を見上げると紅葉したナツツバキと奥には実をたくさんつけたイチイ。

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 そして左手には絶好調の黄葉したハウチワカエデ。

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 ハウチワカエデは黄色から紅色に変わるのですが、その変わり方がとても不思議です。

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 隣りにあるニシキギは真っ赤になっています。

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 ヤマボウシも色づいてきましたが、まだ緑の葉も残っています。

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 久しぶりに裏庭に行ってみると、ホオズキの袋が筋だけになっていていい感じになっていました。

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 すっかり終わりの庭のようですが、春への準備もおこたりなく、昨日の「山茶始開」が実感されるように我が家のサザンカの花芽も花びらの色が見えるようになっていました。

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 こちらはツツジの花芽です。葉はすっかり虫に食われていますが、負けずに立派な花芽が形成されています。

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 そしてアセビの花芽。

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 冬へ向かうということは春への準備をするということなのですね。

 ススキはそろそろ店じまいのようです。

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 午後には雨が降り出しました。これで気温が下がるといよいよ雪を迎えることになりますが、天気予報では来週の半ばになりそうです。










by STOCHINAI | 2018-11-08 22:16 | 季節 | Comments(0)

天気は今日も不安定

 晴れるかと思って目覚めた朝でしたが、本格的に降っていました(笑)。

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 午前中にはほぼ上がったのですが、この雨は渡島半島の西にある低気圧のせいだったようです。

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 この温暖前線と寒冷前線を伴った低気圧は北海道の西側の日本海を北東に進みながら、なんと発達してきています。こちらが正午の天気図です。

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 かなり発達してきて道北に嵐をもたらしています。さらに午後遅くなると台風並みに発達してきました。

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 南西会場にある台風26号と比べてもその強さがわかるくらいきつい渦を巻いています。それでも明日朝にはサハリンの方に移動してくれ、北海道はようやく穏やかになってくれそうですが、穏やかになってもおそらく気温は低下してくると思われます。いよいよ平地でも雪の便りが聞かれそうです。

 札幌の平年の初雪は昨日11月28日だったのですが、今年は平年より遅れております。それはそれでありがたいのですが、遅かれ早かれやってくるものはやってきますので覚悟だけはしております。

 雨が上がった外で鉢植えのミズナラを見ると、ほぼ色変わりは終わったようでした。

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 南西側を走る札樽道も夕暮れの顔をしています。

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 なぜか私のカメラがこの構造を「顔」と認識しておりました。

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 確かにキリンの頭のつもりで作られているようで、横にはキリンの頭が描かれているのですが、こちらがキリンの正面の顔だとは思ってもいませんでしたが、AIにはそう見えるのかもしれません(笑)。

 私はAIではありませんが、この照明灯がカマキリの頭に見えました。

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 天気予報によれば、明日も明後日もその次の日も「曇り時々雨」なんだそうです。がっかり。








by STOCHINAI | 2018-10-29 22:01 | 季節 | Comments(0)
 札幌では3日前の今月20日に初霜が記録されましたので、二十四節気の霜降ならびに七十二候の霜始降はまさに今の季節を言い当てています。この後は初雪を待つばかりなのですが、初霜の後は気温が平年に比べて高めに推移しているようで、天気予報では今月中には初雪はないだろうといっています。ちなみに札幌の初雪の平年値は10月28日だそうです。言われてみれば、初雪は今月中が普通なんですよね。

 今朝配信されてきた「美しいくらしのこよみ」にも昨日話題にしたばかりのクルミが掲載されていました。

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 なぜかこの図の左上には明らかに落花生(ピーナッツ)と思われる実が描かれているのが謎ではありますが、季節的にはピーナッツの収穫も今頃なのかもしれません。

 話変わって、私は米国のNational Geographic誌を直接購読しております。こちらは基本的にはWebで購読ということなのですが、最近はiPadなどでも読めるようになっております(とはいっても、連携はあまりスムーズではなくiPad版ではもう11月号が配信されているのですが、Web版ではまだ10月号までしか読めませんし、なぜかiPadでも私には購読の権利がまだ届いておりません)。まあそれはそれほど大きな問題ではないのですが、Web版ではNational Geographic誌の過去全てを読むことができるのがすごいことです。今はこのデジタル版を一年間購読する価格は2900円だと思いますが、それを契約するだけでなんと過去のすべてのNational Geographicを読む権利も手に入れることができます。

 というわけで、今日は何時間もこの過去版を読みふけってしまいました。

 読み出すと何日も楽しめそうなのですが、今日は表紙の変遷だけを記録してみます。

 こちらが1888年10月の創刊号の表紙です。

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 中身はほとんど文字だけですが、さすがナショジオだけあって、色付きの天気図が数枚挿入されています。カラーです。

 1988年はこの1冊だけしか発行されていません。翌年から3号、4号と増えて1894年には8号を出版しています。なぜか1895年には2号に減っていますが、1896年には12号を達成しています。その年に表紙のデザインも変わりました。

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 翌年には11号とちょっと減りましたが1898年からはコンスタントに12号を出版し続けて今日に至っています。

 1900年の11号までは上と同じデザインが使われていましたが、ここで刷新されました。

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 さらに翌年にもデザインが変更されます。

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 数年、このデザインが続きますが、15巻でまた変わります。

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 このデザインはしばらく続くのですが、1910年2月21巻2号に大革命が起こります。

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 このデザインがいわば決定版でこの後は大きな変更はありません。この後60年位はほぼこのデザインが踏襲されています。今から振り返ってみると初めてわかることですが、この60年間に表紙の縁の色がだんだんと今のナショジオのトレードマークである「黄色の枠」へと変遷していったことです。

 第二次世界大戦が始まった1942年には戦時国債の宣伝が表紙になったりしていますが、基本デザインは変わっていません。

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 やがて戦争も終わり、アラスカが新しい州に加わった年のナショジオです。

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 そして1959年ころから表紙に美しい写真が登場します。

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 1962年には現在と基本的に変わらない表紙の構成になっています。

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 こちらは伝説の表紙ともいわれている1985年の6月号。

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 そして1988年の発刊100年記念号です。

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 最後が先月号。

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 この黄色い枠は今や不動のアイコンになりましたね。こうなるとそうそう基本デザインの変更はできませんね(笑)。

 この表紙の変遷を眺めているだけでも、アメリカの歴史、科学の歴史、科学誌の歴史、などなどいろいろと楽しめます。これを楽しむ権利を毎月数百円で得られるのですから、これは安いと思います。










by STOCHINAI | 2018-10-23 22:46 | 季節 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai