5号館を出て

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カテゴリ:季節( 114 )

夏への歩みは足踏み中

(本日、この原稿を書こうとしていたら、昨日の投稿に失敗していたことに気が付き、あわててそちらを投稿したところです。というわけで、改めて今日の分を書きます。)

 昨日から、立夏になっているはずなのに今日は昨日よりもずっと寒くなってしまいました。昨日の最高気温が23.6℃で、今日は14.9℃でした。さすがに10℃近くも下がると寒いと感じてしまいます。

 ということで今日は軟弱に室内の植物の報告から始めることにします。

 こちらはコチョウラン。

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 2本の花柄が伸びているのですが、1本目だけが咲いています。本日までのところ4輪咲きました。2本目の花柄のつぼみもだいぶ大きくふくらんできているので来週くらいには咲き出すかもしれません。

 スパティフィラムも咲いています。

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 今日はコーヒーの花も開いていました。

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 あまりにも増えすぎるのであまりここにも登場しなくなったセイロンベンケイソウですが、よく見るとなかなかかわいいものです。

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 増えるといえば、紹介したことはあると思いますがツキトジの葉が折れたところから新しい芽が出て、そろそろ本格的な植物体になってきました。

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 もう一つ折れた葉があって、そちらからは芽が出てきていかなったので環境を変えてやったら、根が出てきたようです。

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 こちらは観察しやすいので新しい芽が出てくるまで観察を続けたいと思います。

 花が終わったチランジア・イオナンタから脇芽が出てきたのはすでに報告していたかもしれませんが、そちらもどんどん大きく成長してきています。

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 根本からこちらの方に伸びてきているのが新芽です。

 このくらいを撮っていると少し調子が出てきたので外に出る元気が出てきました。外では冬を越したビオラの株が大きくなって花も増えてきています。

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 こちらも雑草よけのカバーとして植えたつもりだったのですが、ものすごい勢いで庭中を覆い尽くしつつあるツルニチニチソウです。花盛りになってきています。

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 気がついたらヤマブキの花も開きはじめてきました。

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 そしていよいよモクレンが最後の時期になってきています。

 遠目にはまだきれいに咲いているように見えなくもないのですが、

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 近寄ってみると、かなりかわいそうなくらい傷んでいます。


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 毎朝、バケツいっぱいの花びらを拾わなくてはならない時期が来たということは、夏へと向かっていることの証拠でもあるのでした。









by STOCHINAI | 2019-05-07 21:32 | 季節 | Comments(0)

今日から「立夏」

(この記事は昨日6日に投稿したつもりでいたのですが、失敗していたようですので再投稿します。)

 昨日までの夏空はどこへやら、今日は朝からどんよりです。とはいえ、昨日まで暖められた大地にぬくもりは残っているのか曇ったままではありましたが、昼過ぎには23.6℃まで気温は上がりました。

 さすがに今日から立夏になっただけあって、そろそろ夏になるのかと思っていたら甘い甘い、夕方になってから札幌も気温が下がってきています。

 立夏はカエルの鳴き声とともに始まるということで平凡社さんから配信されてきた「くらしのこよみ」はいかにも立夏らしいものでした。

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 札幌はそれほど天候が崩れた感じはなかったのですが、今日は日本全体を寒冷前線がおおっていて全国的に悪い天候だったようです。こちらが午後3時の天気図です。

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 こんな状況で、夕方からは全国的に雨になっているようです。

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 雨だけならいいですが、カミナリも全国をおおっています。

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 札幌を含む道央圏も昼間はなんとか持ちこたえていたのですが、夜になって雨っぽくなってきました。

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 東区にも9時過ぎには豪雨予報が出て、実際に結構な雨が降ってきています。

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 東日本・北日本にも降っているらしく、同時刻はこんなふうでした。

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 今、これだけ降ってくれると明日朝までには通り過ぎてくれることを期待したいところですが、この雨(前線)が通り過ぎたあとは寒気が下がってきて、また涼しくなりそうです。まあ、一進一退でだんだんと夏が来るんですよね(笑)。










by STOCHINAI | 2019-05-06 23:12 | 季節 | Comments(0)

ポカポカの一日

 関東地方の一部では雪も降ったところがあるそうですが、それはどこの世界の話ですかというふうに札幌はポカポカと暖かい一日で最高気温も12.8℃まで上がりました。このところ毎朝連続で観察していたクリスマス・カクタスがいよいよ開きました。

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 朝日の中で、まずは花の「背中」側から撮りました。

 これじゃなんだかよくわからないということで、視点を思い切り下げて床の方から上を見上げて撮ってみます。

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 雄しべと雌しべが接近しているうえに、雄しべがゴチャッと固まっていて、まだ開ききっていない感じの花でした。

 午後の西日が当たる頃にまた撮ってみたのがこちらです。

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 光のあたり方のせいだけではなく、花びらが外側にググッと反転していますし、雄しべは白さをまして雌しべの上の方に広がり、雌しべも赤さをましてスッと伸びていて、ここで満開という感じだと思います。

 今日は暖かかったこともありブライダル・ベールを外に、オジギソウとキャットテールを部屋から玄関に移動しました。だんだんと部屋が片付いていくのがうれしいです。

 一年中室内におきっぱなしのホヤですが、2つの塊の花が咲きそうになっていますが、こちらは先行している蕾の塊です。

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 もうすぐ咲きそうです。

 札幌市の電子図書館の新入荷図書の中に動物飼育シリーズがありました。キンギョやメダカ、セキセイインコの飼い方の本などは想定内ですし、ちょっとマニアックですが「爬虫類・両生類の飼育環境の作り方」などもまあ需要がありそうな本です。

 ちょっとびっくりしたのがこちら。

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 フクロウの飼育本です。まあフクロウ・カフェなどというものもあるので必ずしも民間人の飼育が禁止されているものではないとは思っていましたが、手に入れ方からエサや飼育方法が説明されています。

 エサの項を見てみるとやっぱり大変そうです(笑)。

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 たしかにカワイイですし、遊んではみたいとも思いますが、ほとんどが絶滅が心配されそうな雰囲気の動物ですので、やはり野に置くかせいぜいが動物園で見ることで我慢しておくのがいいのではないかという動物だと思いました。









by STOCHINAI | 2019-04-10 22:02 | 季節 | Comments(0)
 昨日に続いて玄関フードやガレージから冬眠中の鉢を引っ張り出しています。ガレージで眠っていたヤマボウシです。

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 葉は一枚残らず落ちていたのですが、左下の枝に一枚残っているようなので、手で落とそうと引っ張ってみましたが落ちません。しかも葉っぱといっても円柱形で中も空ではないようなのです。

 接近してみるとこんなふう。

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 どうやら何かのマユのようです。結構大きいので物差しをあててみました。

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 全長で7センチ近くあります。巨大なガのマユでしょうか?

 よく見ると葉にくるまれたマユという言い方は正確ではなかったようで、外から見える葉と思ったいた部分もびっしりと糸で囲われていました。

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 マユの上からのぞきこんでみると、中はふかふかの羽根布団のようなマユでした。

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 最初の疑問で、この葉だけがなぜ落ちないのかと思い、再度引っ張ってみましたが、葉だけではなくその根本の小枝も非常に丈夫で小枝も木からはなれないのです。

 拡大してみて謎は解けました。

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 マユのついている小枝は真上に延びているもので、この枝だけが白く見えるのは枝の表面がびっしりと糸で覆われているからです。

 その小枝のついている主枝のところも白っぽく見えます。拡大してみるとなんとこのあたりまで糸で補強されているのでした。

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 これではちょっとやそっと引っ張ったくらいでは葉も小枝も落ちないわけです。

 非常に綿密に設計されたこのマユにはいっている生き物はいったいなんなのでしょう。ぱっと見ではシンジュサンのようにも見えますが、そもそもシンジュサンはヤマボウシを食べるのでしょうか。そして我が家にはシンジュ(ニワウルシ)はありません。

 いくらなんでもせっかく冬を越したところで解剖するのはかわいそうなのでこのままにしておきますが、どなたか情報をいただけるとありがたいです。








by STOCHINAI | 2019-03-10 22:03 | 季節 | Comments(2)

今日は啓蟄です

 今年も「くらしのこよみ」で配信されてきたこのトノサマガエルに出会いました。(高木春山画の『本草図説』より)

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 七十二候では「すごもりむしとをひらく 蟄虫啓戸」となりました。どちらも巣にこもっていた虫がはい出してくる様をあらわしていますが、トノサマガエルも当時は「虫」の一種と考えられていたことがよくわかります。

 札幌でも曇りまたは小雨の一日でしたが、最高気温がプラス8.2℃まであがり先月24日のプラス8.1℃を越えて今年一番の暖かい日となりました。明日・明後日はちょっと気温が下がるようですがそれでもプラス3-4℃にはなり、土曜日にはついに二桁になるかもしれないようです。

 この暖かさで今朝はついに東区の積雪も50センチを切って49センチとなりました。去年の同日同時刻は87センチだったと記録されていますが、今からはまったく想像することすらできないほどです。

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 「蟄虫啓戸」の次候は5日後ですが「桃始笑 ももはじめてさく」となります。こちらでは桃の花すらまだまだですが、京都のF田先生からメールが届き「先週末の天神さんの梅園」という写真が添えられていました。京都で「天神さん」というと北野天満宮のことだと思われますが、すでにいい感じで咲いているようで、京都あたりだと暦と同期して季節が移り変わっているようです。

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 カエルが出てきたついでにまた素晴らしい古典的図譜を探してみました。例によってBioDiversity Libraryからです。

The reptiles of British India London :Pub. for the Ray society by R. Hardwicke,1864. biodiversitylibrary.org/page/4020638 In honor of the 2 tiniest frog sp. recently discovered news.nationalgeographic.com/news/2011/11/111215-worlds-sm... here's a page full of frogs 4 ur enjoyment biodiversitylibrary.org/page/4020638

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 カエルは非常に古くからヒトに愛されてきて、生物学の研究以外にも童話や漫画に数限りなく取り上げられてきており、ネットで探してみるとそれこそ無限に出てきます。

 これなどはポスターとして売られていた商品でもあった時期もあったようです(今は廃版らしい)が、色んな意味で素晴らしい芸術作品になっていると思います。タイトルは「かわいい蝶類学者さん」とでも訳すといいのかもしれません。

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The Young Lepidopterist by Omar Rayyan


 啓蟄からいつのまにか脱線してしまいました(笑)。








by STOCHINAI | 2019-03-06 22:18 | 季節 | Comments(0)

the last day of January 2019

 「あっという間に1月が終わりました」と言いたいところですが今月はけっこう長く感じられました。特に何があったというわけでもなく、むしろなにもなかった分長く感じられたような気もします。大晦日の印象がほとんどないというのが意外とポイントなのかもしれません。印象に残るイベントがあるとそこからの時間が短く感じられ「もうそんなに時間がたったのか」というふうに感じることがある気もしますが、逆に印象に残るイベントがあるとそこからの時間がむしろ長く感じられ「まだそれしか時間がたっていないのか」と感じることもあるような気もします。記憶なんてそのくらいいい加減なものだということでしょう。

 それでも季節が移り変わっていることは朝の明ける時間とか、太陽の角度とか、太陽の光の強さとか、日の沈む時間とかで日々意外なほどはっきりと感じられるものです。まだ暦の上では大寒ですが、そろそろ春を感じるのはネコもヒトも一緒のようです。

 久々のドラセナの鉢をのぞき込んだらなにかの芽がたくさん生えてきていました。

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 数が多いのでなにかの実から種が芽を出したような気がします。我が家の場合、そういうのはフユサンゴあたりがあやしいです。数本残して成長させて確かめてみたいと思います。

 日差しが強くなってくるとコケが元気になってきます。

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 コケの中にゾウやシロクマがいますが、なぜかだんだんとコケに埋もれていくようですが、馴染んできているという気もしますので、しばらくはこのまま様子をみたいと思います。

 午前中に部屋に差し込む光も強くなってきています。

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 もちろん昼過ぎにはさらに強くなって、部屋が暑くなることもしばしばです。

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 窓の外には雪が吹き付けて屋外は一日中零下なのですが、断熱ガラスの内側はもう春です。

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 太陽電池の発電力もフル回転で動物たちもカタカタと全速力で動き回っています。

 陽の光でとけた雪ですが、外の寒さの中ですぐに氷へと戻り、ツララやこんなふうに網戸に氷の筋を作ります。

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 今朝降った雪は北海道としてはちょっと粘り気をもっていたのか、モクレンの枝にまとわりついていました。

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 モクレンの花芽もそろそろ膨らみたくなっているようです。

 光だけは春になりました。








by STOCHINAI | 2019-01-31 22:35 | 季節 | Comments(0)

立春も近い

 明日はもう1月の最終日となりました。全道的には今朝はかなり冷え込んだようですが、札幌はマイナス7℃とまあまあ寒いですがこの冬最高というほどでもありませんでした。日中も寒い感じでしたが、真昼よりも夕方に向かって暖かくなってきて最高気温は今のところ3時45分でプラス1.6でした。

 朝もだんだん早くなってくるとともになんとなく春めいてきているような気がします。枕草子風にいうと「春はあけぼの」という感じでしょうか。こちらが今朝の曙です。

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 地平線のあたりだけが赤くなっていました。

 午前中は比較的太陽もがんばってくれて春めいた景色の時間帯もありました。

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 日差しはそこそこ強いのですが、いまいち気温が上がりません。部屋の中ではしばらく前から黄色くなっていたウンベラータの葉が落ちていました。

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 葉の影がハート型になっているのは今、気が付きました。

 ここのところ昔の博物画にひかれていますが、Facebookでもなぜかbiodiversity heritage libraryが続々といい図版を紹介してくれています。

 こちらは Albin Schmalfuß が描いたキノコの図版で Edmund Michael, Führer für Pilzfreunde (1896) に掲載されているものです。こちらが表紙。

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 キノコは万国共通のものが多いのか、どの図を見ても違和感はありません。こちらはアミガサタケとトリュフですね。

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 園芸植物の本も農業と生物学がまだ分離していない頃の感じがなかなかいい味を出しています。

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 ジャガイモの品種がいろいろと紹介されています。

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 同じ号の中に観賞用のペラゴルニウムが出てくるのも楽しいです。

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 植物画は写真よりもはるかに真実に近いと思います。








by STOCHINAI | 2019-01-30 22:03 | 季節 | Comments(0)

暦の上では大寒でも

 一昨日から大寒に入っています。いちおう一年で一番寒い時期ということになっていますし、実際に寒さはもう少し続き、場合によってはさらに寒くなる可能性もありますが、植物たちはそろそろ春を迎える準備にはいっています。

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 我が家のクンシランは例によって花柄を伸ばすのが待ちきれずに花を咲かせ始めました。

 窮屈そうに咲いていますが、十分に発達した花を咲かせています。

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 ここから花柄を伸ばしながら次々と花を咲かせていきます。クンシランが咲くと春も近いと感じます。

 こちらは左のクンシラン。

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 そしてこちらが右のクンシランです(笑)。

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 部屋を見回ってみるとテーブルヤシの花芽も発達してきていました。

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 この株は去年も咲いたものですが、隣の株も今年は花芽をつけました。

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 小さな花柄ですが、これからは毎年咲いてくれることでしょう。

 そして、その下に置かれたマツバランも胞子嚢をつけ始めました。

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 植物が春を感じ始めていることがわかると、こちらも春の気分になってきますね。今日の日の出の時間が6時59分、日の入りが4時34分です。

 もう一息で本当の春がやってきます。










by STOCHINAI | 2019-01-22 22:35 | 季節 | Comments(0)
 本日も真冬日、日照時間の合計は一日で24分と暗くて寒い一日となりました。子供の頃からお正月は寒くて雪が積もっていても晴れているものという記憶が強く、今日のような天候だとまったく正月気分になりません。

  こんな日は、昔ダウンロードしたアプリでアーティストの絵画作品が表示されるだけのアプリを眺めていると気が晴れます。不思議なことにこのロートレックのアプリは昔iPad2にダウンロードしてあったものですが、今はどこを探しても見つけることができません。iPadのアプリは一度購入するとアプリストアにあれば別のiPadに無料で何回でもダウンロードすることができますが、あるiPadから別のiPadにコピーしたり移動したりすることはできません。つまりこのロートレックのアプリは(もともと無料だったものなので文句も言えませんが)このiPad2にあるものでしか見ることのできないという貴重なアプリになりました。「電子書籍」の最大の弱点のひとつがこうしたアプリ(書籍)の消滅なのです。

 それはさておき、このロートレックのアプリを眺めていると、ムーラン・ルージュのポスターで有名になった彼が、ポスターの絵とは全く異なる極めて正統的な油彩も残していることがわかります。例えばこの「白い馬ガゼル」などは彼のポスター画からは想像もできない画風だと思いました。

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 同じアプリの中で目に止まったのがこちらです。

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 現代の女性の絵だといっても何の違和感もないものですが、シンプルな白と黒のコーディネートと今でも完全に通用する髪型の女性を描いたこの絵のタイトルが「洗濯女」だと聞いてもにわかには信じられないほど高貴な作品だと思います。

 この人がこんな絵を描いていたという意味で印象に残ったのがゴッホの作品を集めたアプリの中にあった漁船の絵です。

 まずモノクロのコンテが目に止まりました。

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 他の絵も見ているとこれとそっくりな構図の彩色された作品がありました。

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 こちらはゴッホだと言われればそうかなと思われる作品ですが、海の上に浮かぶ帆を張った船を除くと陸に上がった船の構図はほぼまったく同じで、上の絵をもとに色をつけたものではないかと思われます。

 とまあ、一人の画家の作品を一気に流し見ることができると素人は素人なりにいろいろと感じることができて楽しめます。

 こういう画集が無料だったり、きわめて安価に提供されることができるのも著作権が著作者本人が亡くなってしばらくすると消滅すると決められてきたからで、人類の一員が作った著作物は本人に十分利益が還元された後は人類全体の共同財産としてこのように誰でも自由にアクセスできるようにすることになんの不都合もないばかりか無限の利益があるということを日々実感させてもらっているところです。

 TPPの発効のおかげで、著作者の死後50年だった著作権が70年になるなどというバカな本人以外のハイエナばかりを利する営利主義がまかり通るような状況ですが、なんとかもとの精神が生かされるように戻ってくれることを祈るばかりです。










by STOCHINAI | 2019-01-03 21:56 | 季節 | Comments(0)

大晦日

 一年に一度しかない大晦日になりました。天変地異があるわけでもないのですが、やはりなんとなく「特別な日」を感じさせられる一日です。今日は2018年明日からは2019年です。平成とかその次の元号がどうしたとかはどうでもいいのですが、とりあえず西暦が2019年になる前日の緊張感なちょっとは感じられます。

 雪はそこそこ降っていますが、超低温期は過ぎたようで最高気温も昨日の0.8℃に続いてプラス0.5℃になりました。まあぬるい感じですね。除雪した後にウッドデッキに降った雪は昼間はとけています。

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 年末年始は客が来るので家での待機が多くなります。今日もそうしていたらポストに何かが入る音がしました。郵便受けに入っていたのはホクレンの広報誌GREENでした。

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 今の時代ですからWebでの配信もされているのですが、ウェブが始まる前から郵送してもらっているものがいまだに続いていて2ヶ月毎に届けられます。記憶の限りでは、私はおそらく創刊の頃から40年近くずっと受け取っているはずです。

 毎号A5版のカラフルな冊子が無料で届けられますので申し訳ないと思っているところですが、なんと今回はプレゼントまで同封されていました。

 平成2年の第100号から毎号の表紙を担当されてきたのが舟橋全二さんという方で、このGREEN誌の表紙とは切っても切り離すことのできない存在です。その最初の作品である第100号のトマトの表紙をそのままA5版のクリアファイルにしたものが今月の付録になっていたのです。

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 上の図録で左上にあるトマトのデザインがそのままクリアファイルになったものです。

 これはかなりうれしいプレゼントでした。

 北海道が農業大国になるにあたってホクレンの果たした役割は大きなものがあったと思います。もちろん良いことばかりではなく、いろいろな批判も聞きますが、少なくともこの冊子を見る限りは悪い印象はまったくありません。これからも農家の方々と一緒に北海道農業を支えていってほしいと願うばかりです。









by STOCHINAI | 2018-12-31 23:59 | 季節 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai