5号館を出て

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カテゴリ:大学・高等教育( 418 )

アノオンシツ

 しばらく前からFacebookで気になっていた「アノオンシツ」に行くことができそうで、今日は久しぶりにちょっと興奮の金曜日でした。

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 結果的にたどり着くことができただけではなく、なんと「仕掛け人さん」にもお会いすることができたので、いきなり「今日の最高の1枚」を出します。

 「アノオンシツ」プロジェクトを知るきっかけになったのは、ケイコ先生のFacebookでした。北大の前で生まれてもう70年にもなろうとする私ですらいちども行ったことのない禁断の「花園」が農学部の奥にあることは、私が大学生になった頃から気がついていました。でも、そこは橋の向こうの立ち入り禁止区域にあるところなのです。

 何百回となくその前を通りながら一度も禁を犯すことができなかったその向こうに何があるのか、半世紀以上も我慢を続けていたその場所にどうやら入ることが許される機会が与えられるようなのです。

アノオンシツは、以下の日程でオープンします。

 9/25(金)12:00~15:00

 9/26, 27(土日)10:00~16:00

 9/28~10/2(月~金)12:00~15:00

 10/3, 4(土日)10:00~16:00


 たまたま今日は1時過ぎから北大で所用があったためその前に恐る恐る行ってみました。

 50年間決してこの線を越えたことのないところに立ち入ることになりました。

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 この先には「実験苗畑」がありますので、決して立ち入らないでくださいという表示を見て、かつて研究者だった私はその聖域を犯すことはできず、この「演習林実験苗畑」を見たいと思い続けながらも我慢をしてきました。

 それが、なんと公式にこの先へ行ってもいいという「招待状」をいただくことができたのです。

 あの橋の上からその下を走る「石山通」と見たのも生まれて初めての経験でした。

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 橋を越えた先にはなんともこじんまりとした建築物がありました。

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 これが、半世紀も私が見ることを恋い焦がれた「モノ」なのでしょうか。

 勇気を出して近づいてみると、なんとやはりそうなのでした。

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 招待状をいただいた、これが「アノオンシツ」だったのです。

 中にはいると、温室の主のようなHさんがにこやかに迎えてくれました。

 いろいろと丁寧なお話をうかがっていると、このプロジェクトのし掛け人であるPさんがいらっしゃって、私ひとりのためにこのプロジェクトが仕掛けられたような不思議な気持ちにさせていただきました。

 そして、その仕掛け人本人のPさんから詳しくお話を聞きながら園内を案内していただきました。

 そしてわかったことは、私が考えていたことなどをはるかに越えた壮大なプロジェクトの始まりだったということです。

 最初の写真はそのプロジェクトの一応の終着のポイントだということなのですが、壮大なプロジェクトの起点となるに違いありません。

 このあと、この終着点から園内にあるほんとうの起点までを見せていただきました。

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 映像ではとても表現しきれないことは現場に行ってみてよくわかりました。これは見て触れて五感を駆使するだけではなく、その先の脳内のリソースをすべて要求されている作品だということがよくわかりました。

 この先、大きく飛躍していくことが期待できるすごいことが始まったことを感じました。

 園内からふたたび「アノオンシツ」に戻ってきて、心を鎮めてから失礼させていただきました。

 温室内にもたくさんの小さな心遣いの展示がありました。

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 なんとなく懐かしい「実験机」とよりすぐりの図書たち。

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 なによりも私はこのマユハケオモトの花に癒やされました。

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 北大にはまだまだ想像を絶する宝が埋まっていることが実感できました。

 せっかくここまで来たのでいつもの定点観測はしてきたのですが、なんだかこれだけ見て帰るのではもったいなすぎることがよくわかった一日でした。

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 イチョウ並木です。

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 定点です。

 そして中央ローンです。

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 たしかに美しいですが、北大はこれだけじゃないですね。











by STOCHINAI | 2020-09-25 23:35 | 大学・高等教育 | Comments(0)

オンデマンド講義10日目

 遅々として進まないような気がしていましたが、今日はオンデマンド講義全15回中の10回目となりました。

 とはいってもすべてのファイルを自宅から送る仕様ですので、相変わらず家から出ることはありません。

 今朝もいつものように朝一番に見たものの写真を撮りました。

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 最近はおなじみになったチランジア・カプトメデューサの種の「発芽までの観察日記」です。今日も緑が濃くなりどんどんふくれてきている種ですが、まだ根が出るとか芽が出るとかいう質的な変化が見られません。すこし放置しておくのがいいのかもしれないと思いつつも毎日見てしまいます。

 冬の間、室内では咲いていたアイビーゼラニウムですが、外へ出してからようやく最初の花が咲きました。

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 いただいたミニバラの3回目の開花です。

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 昔のバラは一年に一度しか咲かないものがほとんどでしたが、最近はこういう四季咲きのものが多くなってきたようで、何度も咲くのを喜びながらも、人間というものはなんとも欲深いものだと思いながら鑑賞しています。

 今は花の少ない時期なのですが、どの植物もこの先あるいは来年に向けて花を用意している時期でもあります。

 もうそろそろ花を咲かせても良さそうなオジギソウです。

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 このあたりから花芽が出てきてくれることをきたいしたいところです。

 花や実はほとんど期待薄ですが、ガジュマルはとても元気です。

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 コケは胞子嚢が花のようなものですから、今が満開でしょうか。

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 これは次の冬に花を待つサザンカです。

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 シダの仲間のトキワシノブは胞子も出しますが、元気に育っています。

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 突然、話題が変わりますが昨日と今日、新規に新型コロナウイルスの感染が確認された人の数が発表されています。NHKの図が見やすいのでお借りします。

 こちらは昨日

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 東京の366には衝撃を受けましたが、大阪の104や愛知の97、福岡の66、埼玉の64など、どれも十分にインパクトのある大きな数字です。

 そしてこちらは今日(九州で大幅に増加があったので差し替えました)。

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 東京は260と減りましたが、大阪は149と跳ね上がりました。愛知も60は相変わらず心配な数値です。

 というわけで、GoToキャンペーン真っ最中の4連休に出てくるべきようなデータではないですが、キャンペーンは夢だとしてもこちらのコロナカウントは現実です。そろそろ目を覚まして、週明けを待つことなくアクションを起こさなければならないと思います。









by STOCHINAI | 2020-07-24 22:22 | 大学・高等教育 | Comments(0)

全15回の8回目終了

 今朝はそれほど暑いとは思わなかったのですが、テレビの天気予報は「今日の札幌の最高気温は30℃でしょう」と自信たっぷりに言っていたので、そうなのかと覚悟はしていました。

 朝からまあまあ晴れ渡って良い夏の一日になりそうだとは思いました。

 朝はのんびりとオジギソウに当たった朝日などを撮っておりました。

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 マメ科植物の小さな葉が並んだ様子は基本的に好きです。

 さて、今日は15回予定されているオンラインの遠隔授業が半分を越える8回目になる日です。例年だと5月後半頃に当たる日程ですが、今年は7月前半になってしまいました。このまま予定通りに進むと、最後の回は9月初めになるようです。今のところの予定では、前記の授業はこのまま最後まで遠隔で進められることになりそうで、今年のクラスの学生とはとうとう顔を合わせることなく終わってしまうのかと思うとちょっと寂しくも感じますね。

 というわけで、今日は一日部屋にこもってゴソゴソとオンラインの活動をしていました。4時過ぎから学生たちがアクセスしてきて、最後の1人の確認はちょっと遅くなりましたが、76名中75名が4時半から公開されているオンデマンド授業で5時までには参加してくれて、普通の対面授業と出席率もほとんど変わらないにぎやかさです。

 後は学生たち自身のアクティブな学びにおまかせして1週間を過ごすことになりますが、通常の対面授業と違ってオンラインで提出された課題の内容をめぐってのやり取りがありますので、1時間半の授業とはいってもオンラインでのやり取りも考えると準備時間を除いても週に10時間くらいは学生と付き合っていることになるような気がします。この状況では、対面授業なら話術でごまかせるようなこともしっかりと文字でやりとりしなければならないので、教育的価値は高いかもしれませんが労働時間という意味で考えるとちょっと大変過ぎる気はしています。でもまあ、私のような週に一度の非常勤ならなんとかできるタスクではあります。

 あまり外に出なかったので、今日がどのくらい暑かったのかは実感できていないのですが、屋内に関していうと「真夏日」という感じではありませんでした。そこで、今日のアメダスの記録を見てみるとやはり真夏日にはならなかったようです。

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 最高気温が29.3℃でした。おそらく昼過ぎから曇りがちになったことで思ったほど気温が上がらなかったのではないでしょうか。もちろんエアコンなどない室内ですが、まあまあ快適な一日だったと思います。

 とはいえ、テレビをつけると大雨のニュースと東京の新型コロナ感染者の話題ばかりが流れてきます。

 雨雲レーダーでは確かに北海道を除く日本全土は激しい雨に襲われているようです。

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 北海道も曇ってはいましたが、雨にはならない雲でした。

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 天気図を見ると不吉な停滞前線が日本列島を覆っています。

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 前線はこのまましばらく停滞してまだまだ雨を降らせるようなので、雨雲の下におられる方にはほんとうにお気の毒としか言いようがなく残念です。

 この長い豪雨とともに日本全土は新型コロナ感染者の増大にも襲われています。

 新型コロナウイルス感染速報のサイトで今日発表されている今日の感染者マップです。

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 東京周辺が異常に突出していますが大阪周辺などあちこちでも同様に増加の傾向が見られるようになっています。

 日本全国で見ても明らかにこの一ヶ月が増加傾向であることは統計的にも示されてきました。

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 もう、ここで手を打たなければ今まで外国から送られてきた壮絶な感染者増加が日本でも起こることを覚悟しなければならない事態だと思います。

 豪雨災害で大変なところではありますが、コロナに対してもしっかりとした対策をしなければならない「国難」が起こっている状況だと認識すべきでしょう。











by STOCHINAI | 2020-07-10 22:55 | 大学・高等教育 | Comments(0)

盛岡へ自室から講義配信

 昨年までは毎年、この2コマの講義のために盛岡(正確には盛岡の近くの矢巾)まで出張していました。新千歳から花巻までの直通便が飛んでいたので午前中の講義だと前日に盛岡に入り、講義を終えて午後の便で札幌まで帰って来られるので、それほど大変ではないのですが、旅費・宿泊費を考えると(向こうの大学にとって)そこそこの出費になりますし、私が移動することを考えると移動時間の誰も払ってくれない人件費は非常にもったいないなという気はしていました。

 盛岡は日本で唯一、公式に新型コロナウイルスの感染患者が出ていない「清浄県」ということなので、6月始め頃の講義予定のシーズンになったら出張もありうるかなとは思っていましたが、北海道は東京や福岡などと並んで感染者が出続けているので、向こうとしてはあまり来てほしくないのかもしれないと問い合わせをしたら、「清浄県」の岩手といえども大学では対面講義を中止しているということでちょっとびっくりしました。向こうの先生も別室から学生のいる教室(これも密になることを避けるために複数の教室に分散して)に講義を「配信」しているとのことで、札幌からでも同様にオンラインで講義を配信できるということになり、今年は例年と同じプログラムを出張なしで実施することになりました。

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 今朝は8時半頃から自室と現地をZoomでつないで待機しておりました。こちらは自室で1人ですがこちらの一つを合わせると4つのPCをつないで向こうは3つの教室に150-60人ほどはいった学生とのZoomコミュニケーションとなりました。とはいっても、向こうからの質問も結局なかったので一方的な「講義」を札幌から盛岡へ配信したというだけのことになりました(笑)。

 正式な講義は向こうの時間割に合わせて、始業ひとコマ目の8時50分から10時20分までと、10分の休憩をはさんで10時30分から12時までのふたコマを行いました。今年になってから天使大学で行っているオンデマンド講義ではほとんど声を出す機会はなかったので、今日は久しぶりに3時間近くしゃべりまくってさすがにちょっと疲れましたが、札幌・盛岡の移動なしに向こうの大学へ講義を配信できるというのはなかなか画期的なことだと我ながら感心している次第です。

 というわけで、Zoomでは飲み会しかやったことがなかったのですが、ようやく人並みにまじめな使い方を経験することができました。ただ、このあとその150-60人分の成績をつけなければならないのはかなりの仕事量になりそうです。というのは、ミニテストと感想をオンラインで送ってもらっているのですが、それが予想をはるかに越えた文字量で読むだけでもかなりで、学生によっては質問など返信を要求するものもあるのでオンラインの教育というのは学生にとっても教員にとっても未経験の領域で大変なものがあるものだと新しい経験を積み重ねている日々なのでした。

 オンラインでコンピューターの助けがあると時空を越えることができますので、対面講義のあとで書き込んでもらうミニテストをその場で集めるものに比べると何倍もの量が届き、返信が欲しいとか添削をして欲しいとか学生からの要望もどんどん過大になってきて、いいんだか悪いんだかと苦笑している毎日です。

 この先、コロナ騒動が収まったあとで大学教育とオンラインというものも今までになかった次元にはいっていくのでしょうが、どういうふうになっていくかはまだまだ予断はできないところだと思います。うまく使えば強力な学習手段にもなると思いますが、悪くすると教員も学生もお互いに縛られながら消耗していくことにもなりかねない危惧も感じられます。

 とまあ、出張がないとは言え、それなりの怒涛の午前は終わりました。

 ボーッとしていたら外の天気は晴れたり曇ったりを繰り返しながら推移して、気温も夏日にはなりませんでしたが24.5℃と暑くなったり涼しくなったりの変な一日でした。

 夕方になって外へ出て写真を撮ってみましたが、どうも調子が出ません。それでもタニウツギが咲きそうになってきているのは記録することができました。

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 つぼみが赤くなってきていました。

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 強い西日に当たると夏を感じます。

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 さて、先日予告した「南極料理人の悪ガキ読本」の中に出てきたレシピ(?)を一つご紹介します。

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 私も小学生の頃はよくこの「バター醤油ごはん」を食べていたもので、あからさまに顔をしかめる人にもたくさん会いましたが、これを読むと意外と全国的にもあるところにはあるようです。さすがに最近は食べなくなりましたが、今でもこれはおいしいと思えることは疑いのないことだと確信しています。









by STOCHINAI | 2020-06-03 22:38 | 大学・高等教育 | Comments(0)

いよいよ始まる遠隔授業

 ともかく一介の雇われ人にすぎない非常勤講師ですから、雇用している大学の方針が決まるまではまったくなんの情報も得られません。現役の頃ならいろいろな会議を通じて意見を上げることもできなくもなかったのですが、今回の非常事態が起こる前に今年度の非常勤講師を引き受けていた事情から今年度の授業がどんなふうに始まるのかいつ始まるのかなどについての一切の連絡がないまま大学から連絡があったのが4月29日でした。
 もちろん例年ならば4月の初めから授業が始まっているのですが、その間大学では卒業式も入学式も入学ガイダンスも健康診断もなにもかもできないまま過ぎているということは大学のホームページを見ていればわかりましたので、私の最初の授業が予定されていた4月10日には大学へ行っても無駄だということだけはなんとなく理解しておりました。

 それから20日ばかりも大学からはなんの連絡もないまま過ぎていたのですが、大学から来た連絡メールは今年の前期の授業は教室での対面形式で始めることはできなく、とりあえず5月11日からオンラインで遠隔授業を始めるという通知でした。ついては、私の担当する生物学の授業もオンラインで行いたいが協力していただけるかどうかという二者択一(やるのか、やらないのか)の決断を迫るものでした。遠隔授業はGoogleのシステムの中にあるGoogle Classroomで行うことが決まっているがそれでいいかどうかとも訊かれましたが、いただいた簡単なマニュアルをみたところでは不可能ではなさそうだったので、やらせてくださいとお返事をしておきました。

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 授業の様子を撮影していただいて、リアルタイムやオンデマンドで配信することなら何回か経験がありますが、いわば1人ですべてを手作りする遠隔授業というものはやったことがありません。とりあえず、やると言ってしまった以上、付け焼き刃ではありますがネットにある動画も含めた資料を読み漁りました。実際にはそれほど複雑なものではないものなのかもしれませんが、こういうものばかりは実際にやりながら慣れていくしかないのですが、大学のシステムのアカウントをいただいたのがやっと5日前でした。それまで自分のGoogleアカウントで模擬実験はやってみていたのですが、システムの動きが想定していたものとぜんぜん違うなどということはあたりまえで、これは実際に走らせながら慣れつつ修正を加えていくしかないと思い、今週の金曜日から始まる授業の学生の登録手続きの方法を教えてもらったのがなんと今日でした。

 76名の履修者がいるということはわかっていたので、学生に一括メールを出してクラスコードを送ったのが先ほど午後6時でしたが、そこからは意外とスムーズにことが運んだのは、さすがデジタル世代の学生ということかもしれないと感心しています。2時間ほどで67名が学生登録をしてくれました。

 ちょっと心配だったのは、昨年までの学生を見ていると簡単な宿題をメールで出すと半数くらいはスマホで提出しているような印象があったので、本格的な遠隔授業もスマホでやることになるのか知りたくて授業の前に簡単な任意アンケートをしてみました。

 これも驚いたことに、ほとんどの学生があっという間に返信してくれたのです。

 その結果を見ながら、これは意外とすんなりといけるかもしれないと思っているところです。皆さまにもアンケート結果をお見せします。

 アンケートはハードとソフト、ネット環境について尋ねました。

 スマホは基本的に全員が持っているようなので、PCを使える人がどのくらいいるかが一番の知りたい点でしたので、こんなふうなアンケートを作って答えてもらいました。

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 チェックボックスは複数選択可能にしてあります。

 この質問の答えがこちらです。

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 46件の回答中41件がWindowsまたはMacのPCを使っています。スマホやタブレットを合わせて32件というのはおそらく全員である46人が持っていても授業視聴用には必ずしも使っていないということで、逆にPCが41件でタブレットを合わせると47名と全員が大きな画面を使えるということになっているのだと思います。この件について教務に問い合わせたところ、大学ではPCを持っていない学生に経済的支援をしてPCの購入を促したり貸与したりしているということで、ほぼ全員がPC環境を使えると考えていいということだそうです。

 これは大変に心強いです。

 「今の学生はスマホばかりでPCが使えない」と言われることが多く、私もそのような印象をもっていたのですが、コロナのおかげの遠隔授業で日本の学生のPCリテラシーが格段に改善される可能性も感じられました。

 PCが使えるとなるとGoogle ClassroomはChromeブラウザーで使うことを推奨していることも受け入れられているかもしれないということで次の回答を見てみると興味深いです。

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 素直にほとんどの学生が推奨するブラウザーでアクセスしてくれているようです。アップルのiOSアプリもあるのでそれでアクセスする学生もいますけれども、46名中41名がブラウザーでアクセスしてくれているのはうれしい驚きです。

 PCでネットを使っているとなるとおそらくWi-Fiも大丈夫だろうとおもっていましたら、大丈夫でした。

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 おまけにほとんどの学生がプリンターも持っています。

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 結局、学校が主導してやらせていなかったから日本の学生のPCリテラシーが低かっただけだという感じがしてきました。

 教育側が誘導して、難しいところには補助していくということをすればあっというまにこうなるのだと確信が持ててきました。

 これで、ようやく授業の内容のほうに集中できそうです。










by STOCHINAI | 2020-05-18 22:29 | 大学・高等教育 | Comments(0)

北大も新学期大混乱

 京都産業大学の学生の集団感染などに衝撃を受けてか、全国の大学が新学期の開始をちょっと遅らせるとしていた従来の方針を次々に後退させつつあるようです。

 こちらは地元の北海道大学です。数日前までは入学式は中止するものの、1週間位の遅れで授業を開始すると言っていたはずですが、今日見てみるとこんなふうになっていました。

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 「授業開始日について4月15日(水)に変更」する予定だったものを「学部(総合教育部)新入生を対象としたオリエンテーション,ガイダンス,令和2年度第1学期の授業開始日を5月上旬のゴールデンウィーク明けを目途に延期」するということになっておりました。細かいところはまだつめられていないようです。

 3月19日に出されていたお知らせが大々的に取り消しになって、授業開始日も未定となっています。

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 さらにオリエンテーションやガイダンスなども中止あるいは実施が未定となっています。

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 オリエンテーションについては変更を予定していたものをすべてキャンセルして「未定」になっています。

 履修ガイダンスと教育情報システム(ELMS)利用に関するガイダンスは実施中止になっています。

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 「履修調整・登録に関するガイダンス」はやらないわけにはいかないのでしょうが、すべて取り消し線で消されているので未定ということになっているのだと思います。

 さらに今後のことについては、取り消さなくても良いと思うのですが消されています。大事なところなので再掲します。

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 数日前までは今週金曜日から始まると思っていた新入生の行事ですので、もう札幌入りしているあるいは札幌入りしようとしている新入生もいると思うのですが、ここにきて急に1ヶ月の待機を求められて困っている人もたくさんいることと同情申しあげます。

 混乱していることと思いますが、結局このページのトップのところに赤字で書かれていることが今わかっていることのすべてのようです。

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 毎日北大のホームページをチェックしてくださいということですね。

 というところまでチェックしてちょっと心配になって、私が来週から非常勤で講義をすることになっている天使大学のホームページを見てみました。

 なんとびっくり、私のところにはまだなんの連絡もきていないのですが、こちらも講義開始が延期されていました。

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 要するに「開講日を「4月6日(月)」としておりましたが・「4月20日(月)」に延期する」にことになり、「新入生オリエンテーション・在学生ガイダンス・健康診断」をすべて延期し、具体的な日時はあらためて本学ホームページ・T-NAVI等でお知らせするということになっていました。さらに「日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、さらに授業開始日を延期する可能性があります」ということなので、まだ予断は許されないようです。

 大学も大変でしょうが、学生も教える側も振り回されて大変な春になっています。







by STOCHINAI | 2020-03-30 23:18 | 大学・高等教育 | Comments(0)
 先月は報告者の私の都合で1ヶ月延期してもらった勉強会の日でした。

 札幌のコロナウイルス騒動は沈静化しつつあるような気配はしますが、公共交通機関を利用するよりはリスクがはるかに少ない自転車が使える季節になりましたので、天気をうかがいながら自転車ででかけました。4時前に戻ってこられたら予想される雨にはあわずにすむと判断してのことです。

 自転車の時にはだいたいここ、北13条門からはいります。

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 ここから眺めるとなんとなくイチョウの枝が緑っぽく見えなくもないのですが、さすがにまだ芽吹く時期ではなさそうです。

 こちらはイチョウ並木を入っての第一定点観測ポイントです。

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 突きあたりが工学部です。道脇にはまだ少し雪が残っていました。

 突きあたりまで進んで振り返って撮るここがオリジナルの定点観測ポイントです。

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 まだ寒々としています。

 今日の勉強会の会場であるエンレイソウに着きましたが、建物の前にトラックが横付けされて騒がしいようです。

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 どうやら引っ越しっぽいですね。

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 右端には冷凍庫やコピー機(ファックス複合機?)も見えます。

 少し進んで振り返ると、なるほどレストランの撤収だとわかりました。

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 エンレイソウの入り口にはクリスマスツリーのようなものもありましたが、これも最後には運び出されたようです。

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 中にはいると、「閉店のお知らせ」が貼られていました。

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 昨日の閉店で今日はもう撤収なのですね・・・。

 建物のレストランの前には昨日、最後に使われていたランチのご案内がポツンと置かれていました。

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 A lunch, B lunch, ELM lunch があるのでした。私はいつもA lunch かエルム野菜カレーセットを食べていたのですが、値段の割にはさすがにグランドホテルの味だけあっておいしかったです。もう食べられないと思うとちょっと寂しいですね。

 というわけで、勉強会をさっさと進行して4時前には終了して雨に降られることもなく自転車で無事に戻ってきました。(結局、その後も「雨」というほどの雨は降りませんでした。)

 久しぶりの北大キャンパスはもちろん観光客もおらず、学生などの数も少なく、なんとも寂しいものでありました。









by STOCHINAI | 2020-03-27 22:47 | 大学・高等教育 | Comments(2)
 昨日までとは打って変わって、冷え込んだ吹雪の朝になりました。

 今日は今年初めてになる北大での勉強会の日です。寒い中をがんばってでかけました。さすがに自転車というわけにもいかず、札幌新道を走るバスで出発です。

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 下が札幌新道、上が札樽バイパスです。

 北34条駅でバスから地下鉄の乗り継ぎ、北12条駅で下車。イチョウ並木の撮影があるため、北13条門から北大に入ります。

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 イチョウ並木の第2定点観測ポイントです。

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 その横の歩道

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 そして、イチョウ並木の定点観測ポイントからの一枚です。

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 雪は少ないので自転車もそれほど珍しくありません。

 工学部と理学部との間にあり大野池は完全に凍っていました。

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 このくらい寒いと安全なのですが、「池に入らないでください」という看板の横に点々とたくさんの足跡があります。

 池の横を流れるサクシュコトニ川は凍っていません。

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 こちらにも「川に入らないでください」という警告の看板。

 無謀な外国のお客さんが多いからなのか、英語のみの警告も。

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 その周りにも足跡がたくさんあります。入るなと言われると入ってみたくなるのが国籍を問わないヒトの性質なのかもしれません。

 西風が強くサクシュコトニ川にさざなみがたっていました。

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 普段はあまり撮ることのない案内看板も撮ってみました。こちらはイチョウ並木横のものです。

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 そして会場向かいのセイコーマートの前です。

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 というわけで、会場への小さな旅でした。

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 今日はなんと「孔子」の勉強会でした。









by STOCHINAI | 2020-01-24 22:56 | 大学・高等教育 | Comments(0)
 日曜日ですがアクティブ・ラーニング最終日で北大へ。

 いい天気です。北大前の交差点の真ん中で札幌駅方面をパチリ。

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 12条門から入って、情報基盤センターと保健医療学科をながめます。やけに木の枝がすっきりしていると思ったら、枝切り中でした。

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 どんどんすっきりしてきています。

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 この先で、昨日と同じようなアングルで太陽の逆光を見ます。

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 路面の状態が昨日はツルツルでしたが、きょうは新雪が踏み固められています。
 さらに少し進むと、日曜日というのにたくさんの人がいます。どうやらバード・ウォッチングをしているようです。

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 天気もいいし、絶好のトリ見日和ですね。

 我々は理学部へこもって、今日もアクティブ・ラーニングです。

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 超小型衛星でなにができるか。みんなで頭を振り絞ります。

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 今まで考えたこともなかったことに脳を振り絞った4日間。今日で終了です。

 お疲れさまでした。








by STOCHINAI | 2019-12-22 23:50 | 大学・高等教育 | Comments(0)
 今日・明日は北大理学部でアクティブ・ラーニングの集中講義です。

 朝、理学部へ向かう途中でテニスコートで太陽た凍った路面に反射しているところを撮りました。

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 更にちょっと進んだところにある、昔「電話交換所」だった建物(今は遺跡調査かなにかをやっている?)です。

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 そろそろ学生も集まってきました。

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 気がついてみると今日のお茶も「アナ雪2」でした。

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 今日は相対性理論がテーマです。プラレールとレゴと相対性理論の関係、わかりますか?

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 こんなことが問われています。

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 最終コーナーを曲がる頃、皆さんの頭はオーバーヒートしているように思われました(笑)。

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 答えを出すことよりは、考え抜くことが求められているのがアクティブ・ラーニングです。

 さて、あと一日。考え抜けるでしょうか?








by STOCHINAI | 2019-12-21 23:35 | 大学・高等教育 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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