5号館を出て

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太陽のない夏日に白い花

 昨日開花を確認したナツツバキですが、「一日花」の名の通りぼたぼたと落ち始めました。

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 椿の特徴のとおり、雄しべ雌しべ(?)花びら全部つけた花が丸ごと落ちてきます。裏から見たのがこちら。

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 花芯に穴が空いていますので、実は雌しべと子房は温存されているいるのだと思います。その証拠に、この木の花が種になる確率は異常に高いです。

 さて、今日は朝から暗い一日で雨こそ降らなかったものの太陽を見たのは朝起きた時だけだったような気がします。真っ暗だとなんとなく寒々しく感じるのですが気温は意外と低くなく、朝から20℃くらいはあったようです。最高気温は26.2℃と軽く夏日をクリアしてしまいました。

 とはいえ、この天候では屋外作業をする気分もあまりせず、白いナツツバキに敬意を評して、庭にある白い花を写してみました。

 我が家で冬越ししたものはまだ花をつけていないのですが、白い花の代表と言えばこのガウラかもしれません。

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 ハクチョウソウと呼ばれることもあるようで、たしかに白鳥が飛んでいるところに似ているかもしれません。

 そしてもうそろそろ終わりの白いミニアヤメ。

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 この花の気持ちはまだつかみきれておらず、屋外に地植えしているにもかかわらずすぐに根詰まりしてしまうのに閉口しています。

 こちらはまだ開ききっていないシャクヤク。

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 毎年のことですが、よくよく見ると花びらの縁に赤い縁取りがあるのを見ては不思議に思っています。

 パンジーにも真っ白なものがあります。

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 インパチェンス。

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 アルメリア(ハマカンザシ)もそろそろ終わりです。

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 今年はちょっと寒いのでリンネルフラワーはちょっと調子が悪そうです。

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 最後はまだ完全に白くなりきっていないヤマボウシです。うす緑なのが逆に美しいかもしれません。

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 こうしてみると、この時期は白い花が多いのかも?







by STOCHINAI | 2018-06-23 21:25 | 趣味 | Comments(0)

ブルーの初夏

 ようやく少し暖かくなり、初夏っぽくなりました。少し前からミヤコワスレが絶好調でした。

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 宿根アマも咲いています。

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 この時期はブルーの花が多いのかもしれません。こちらはニワゼキショウ。

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 あちこちで勝手に咲き始めるオダマキ。

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 こちらはこの春に買ってきたブルーデージー。

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 まだ咲き出し始めませんが、ラベンダーも色が出始めています。

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 さらにまだまだ色も出ていないアジサイもブルー系の花を咲かせてくれるでしょう。

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 ヤマボウシにはもちろんブルーのものはありませんが、できたら衝撃的でしょうね。

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 まだ緑なのでブルー特集に特別ゲストとして出てもらいました。

 明るい日差しがほんとうにうれしい一日となりました。







by STOCHINAI | 2018-06-16 21:04 | 趣味 | Comments(0)

オオデマリの一日

 今夜のオオデマリです。

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 今夜は満月でした。

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 電線の碍子の間からこちらを照らしていますが、さすがにこの光だけで上のオオデマリを照らした写真を撮るのはむりでしたので、二階の部屋の蛍光灯を点けて補助光を当てての撮影です。

 今朝からオオデマリは絶好調でした。

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 朝の光の中でまぶしく感じられるほど白い色が強くなってきています。

 こちらは午後の日差しの中で撮ったオオデマリのクローズアップです。

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 よく見ると例のサンゴジュハムシもいることはいるのですが、今年は冬から無農薬での対策をしてきたせいで大きな被害にならずにすんでいます。

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 多少は生かしておいてあげないと彼らもかわいそうですからね(笑)。

 とまあ、今はオオデマリが主役なのですがその脇で地味にサラドウダンツツジも咲いていました。

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 アリが花の中に出入りしていますが、何をしているのでしょう。

 そして、去年挿し木をしたばかりのアジサイの鉢植えになんと花芽がついているのを見つけました。

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 これは結構楽しみです。

 やはり、園芸を趣味としているものにとっては、夏はいい季節です。








by STOCHINAI | 2018-05-29 22:01 | 趣味 | Comments(0)
 4月27日に種をまいたモミジバフウですが、どうやら芽が出てきたみたいです。

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 2日間最高気温が20℃を越える日が続き、これで北海道にもようやく夏が来るのかと思っていましたら、今日は朝からシトシトと冷たい雨が振って最高気温もかろうじて15℃を越える程度にまで落ち込んでしまいました。

 寒いのです。

 昨日は暑いくらいの一日だったのでそのギャップに打ちのめされておりますが、気温の変化をみてみると昨日の夜に温度が低くなってきて、そのまま下がり切ることなく、今日は一日中、昨日の夜と同じような温度のままダラダラと過ぎてしまったという感じです。

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 上に出したモミジバフウの発芽は数日前から「そうかな?」と思っていたのですが、種をびっしりとまいた鉢のあちこちから「かま首」のように種を持ち上げた茎が伸び始めたのは間違いないようです。

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 まだ双葉が展開せず、種の殻をかぶったままなのでどんな双葉になるか楽しみですが、このくらい芽が出てくるといくつかはきちんとした双葉を見せてくれることが期待されます。

 これが一番成長の良い芽ですかね。

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 一方4月28日に発芽を発見したオジギソウですが、最初に出てきたこの芽はもう本葉を2本伸ばしてきているのですが、一緒にまいた種が全然目を出してこず、他の種は死んでしまったのかと半分諦めていたところでした。

 ところがこちらも昨日くらいからどんどん芽が出てきてびっくりです。どうやら最初に芽を出した種が「先っ走り」で早すぎたもののようで、今目を出し始めたものが「普通」のスピードだったようです。

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 いずれにしても次々と芽が出てくるのを見るのはとてもうれしいことで、見ているだけでくちもとがほころんでしまいます。

 上の写真で見るだけでも最初の芽の左側に3本、ずっと下のところにまだ双葉を開いていない芽が1本出てきているのがわかります。

 そしてよくよく見ると、手前の一番若い芽の隣から次の芽も土から顔を出しているのが確認できました。

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 たとえ外は寒くても種の発芽は春を感じさせてくれる強い力があることを実感できます。










by STOCHINAI | 2018-05-13 21:02 | 趣味 | Comments(0)

ホヤの花の蜜

 外はあまり天気の良くない日々が続きますが、室内で咲き誇るホヤの花が楽しませてくれます。

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 毎朝、起きるたびに花を鼻に近づけて良い香りを楽しんでいるのですが、今日は蜜がたっぷりとしずくになっているのに気がつきました。

 一輪を拡大してみたのがこちらです。

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 花の中心の近く、ちょっと右下に水滴が見えると思います。もうちょっと拡大してみましょう。

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 しずくの位置は花ごとに違うので、そこに蜜の出る場所があるというよりは、出てきた蜜が一箇所に集まって大きなしずくになるということなのでしょうね。

 上の集合写真から蜜がわかるものをいくつか抽出してみます。

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 これは花芯と花びらの境目で画面の真下側にあります。こちらは左側。

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 こちらは4時の方角です。

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 花芯と花びらの境目に蜜のしずくができることが多いような気がしました。

 いい匂いもしてなめると甘いという噂もあるのですが、ガガイモ科のこの植物はアサギマダラの食草でアルカロイド系の毒を含み、アサギマダラを毒蝶に変えるということを知っていると、なかなかなめる勇気はわきません(笑)。

 匂いと姿を楽しむだけにしておきたいと思います。








by STOCHINAI | 2018-04-09 22:35 | 趣味 | Comments(0)

クンシランの2番花

 今我が家にあるクンシランの株はもう30年以上育てていると思うのですが、花が咲かなかったことはあっても花が終わってから同じ春のうちにもう一つ花茎が上がってきて次の花が咲くのを見た記憶はありませんが、この春どうやらその「奇跡」が起こっているようです。

 これが3株はいったクンシランの鉢です。

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 左下の角にすべての花が終わった最初の花の房があります。右にあるのが2番目に咲き出した花でいくつかの花はもう枯れ落ちています。そして、上に方にあるのが最後の花房で今が最盛期です。

 問題は左下の最初に咲いて終わってしまった株です。

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 ちょっと接近してこの株だけを撮って見たものがこちらです。この写真ではわかりにくいですが、すでに花のなくなった花茎の根元の部分に怪しげな白と薄い朱色のものを発見しました。

 その部分に接近してみます。

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 左に伸びたスジっぽいものが最初の花茎ですが、そこから2枚の葉を隔てたところに新しい花の蕾が顔を出しているではありませんか。

 園芸本によるとクンシランは新しい葉が6-7枚増えないと次の花が咲かないということなのですが、今年の春は暖かいこともあってか最初の花が伸びてから新しい葉がたくさん伸びてきて同じ春の間に次の花を作ってしまったということなのかもしれません。

 調べてみるとクンシランも大きな株になると2本の花茎を伸ばすものもあるということなので、「奇跡」というほど珍しいことではないのですが、私としては生まれて初めて見たような気がして不思議な気分に浸っております。








by STOCHINAI | 2018-04-04 21:49 | 趣味 | Comments(0)

あっというまに満開

 昨日、ホヤが開花し始めたとお知らせしたのですが、実は昨晩寝ようと思っていた時間帯に見てみると、すでにほぼ満開状態になっていました。

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 蛍光灯の光の下であまりピントも来ていないのですが、こりゃあ満開だわ、という感じにはなっていましたが、光の状態も悪いのでそのまま放置して朝を待ちました。

 今日は一日どんよりと暗い日でしたが、さすがに陽の光はどんなに曇っていても蛍光灯よりは強力です。これが今朝の開花状態です。下から天井を見上げる感じで撮影しています。2輪ほど開いていないのですが、ほぼ満開と言えると思います。

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 蕾の時よりは赤みが薄くなっていて、昨日ご覧にいれた絵に近い感じになってきています。久しぶりに咲いた花ですからいろいろな角度で撮っておきます。重力に逆らわずにヒトの視線で上から見るとこんな感じです。

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 ますます昨日の絵と似てきました。

 窓の外は冷たい雨の一日でした。

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 「冷たい」といっても「雨」にさらされた雪はどんどんとけていきます。

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 我が家に残った最後の雪ももうほんの少しになりました。









by STOCHINAI | 2018-04-03 21:35 | 趣味 | Comments(0)

ホヤの開花が始まる

 ここのところ(室内の)暖かさが続いているせいか、ホヤの開花が始まったようです。

 これは今朝の光の中の花です。

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 ようやくいくつかの蕾が開き始めたという段階ですが、よくわからないので持ち上げて撮ってみました。

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 まだまだ開き始めたところですね。

 このホヤの由来を知りたくていろいろ検索して見ました。花の色はちょっと違うのですが葉の雰囲気などがまさにこれ、という図を見つけました。

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 原著によるとHoya variegataとなっていますが、いろいろ調べてみるとHoya variegataはHoya carnosa variegataになっているような気もしますし、この図の一番下にフランス語でJapon(日本)と書かれているので我が家のホヤはこの図のホヤの150年後の子孫に違いないと思えてきました(笑)。

 夕方に「進化から見た病気」の6刷見本が届きました。

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 少しずつですが読みつがれていっているのがありがたいことです。「新しい高校生物の教科書」もそうですが、基本的なことを中心に書かれているせいか、意外と中身が古くなっていないのが自分でもちょっとうれしい気分です。








by STOCHINAI | 2018-04-02 21:56 | 趣味 | Comments(0)

シラサギスゲ

 今日は最高気温こそマイナス4.1℃ではあったのですがこれが記録されたのは日付が変わった午前0時1分でした。正午の気温はさらに下がってマイナス5.2℃とまた厳しい真冬日に戻りました。

 それでも日が当たると窓際の植物は元気に見えます。

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 左側の赤い花はハナキリン、そのすぐ右にあるのがシラサギスゲの花(というか実というか)です。ちょっと引いて見ると、シラサギスゲはただのイネ科の雑草のように見えますが、カヤツリグサ科の抽水植物です。

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 根本を見ると水の中です。

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 外は寒いのですが、水の中から生えている草を見ると「みずぬるむ」という春を感じる季節になったことは実感できます。

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 この草はアメリカ合衆国南部に自生しているものが日本に園芸植物としてはいってきたらしいです。

 アメリカでの分布はこちらにありました。

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 ごくごくありふれた草のようです。日本ではその姿が白鷺に例えられていますが、あちらでは星に見られているようでstarrush whitetop、white star sedge やwhite-topped sedgeと呼ばれています。sedgeはスゲのことです。確かに湿原に密生していると星空のように見えなくもありません。

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Robert H. Mohlenbrock. USDA SCS. 1991. Southern wetland flora: Field office guide to plant species. South National Technical Center, Fort Worth. Provided by USDA NRCS Wetland Science Institute (WSI).

 標本のデータもネットで見られるのですが、フロリダのサイトにある254の標本のうちもっとも古いものは1881年に採集されたものでした。

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 こちらが100年以上前に採集されたフロリダのシラサギスゲの標本です。

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 古い時代の実物が残っているということはなんとなく感動するだけではなく、この標本からDNAを抽出して調べると、現在のシラサギスゲがどのように変異しているかも簡単にわかる時代になりました。

 実物標本の価値は科学技術の進歩とともにどんどん高まってきています。








by STOCHINAI | 2018-02-18 21:57 | 趣味 | Comments(0)
 カズオ・イシグロはノーベル賞をとるちょっと前から「わたしを離さないで」などで日本では知る人ぞ知る存在になってきていました。私も彼についてはその程度しか知らなかったのですが、ちょっとびっくりする偶然が重なったというお話をします。

 まずはこちらを聞いてください。



 歌っているのはステイシー・ケント(Stacey Kent)という歌手で、私はずいぶん前から好きなボーカルのひとりです。この歌はアイス・ホテルという曲ですが、この歌の歌詞を書いているのがカズオ・イシグロだということを最近知りました。

 この二人の付き合いはずいぶん前からあったらしく、ステイシーのご主人でありサックス奏者のジム・トムリンソンが作曲、カズオ・イシグロが作詞した曲が2007年以来かなりの数になるそうです。

 その2007年に最初に一緒に作った曲が4曲『Breakfast on the Morning Tram』というアルバムにはいっていて、最初の一曲が上の Ice Hotel です。他に Never Let Me Go (わたしを離さないで)という曲や So Romantic が合作のものだそうです。

 二人の出会いも劇的なもので、ある日アメリカからイギリスに渡ったStaceyがラジオ番組を聞いていたら好きな小説家だったカズオ・イシグロがStacey Kent の歌が好きだと言っているのを聞いてショックを受けたというのが2002年で、すぐに彼女はカズオ・イシグロにお礼のメールを書いたそうですが、それから一緒に仕事をすることになるまでのことがこちらに書かれています。Independentの2013年の記事です。

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 英米でもノーベル賞をとってから初めて「カズオ・イシグロって誰だ?」ということになった人が多いようで、そういう記事はたくさん見つかりますが、Stacey Kent のファンにとってはカズオ・イシグロとのコラボレーションは以前から有名だったようで、作詞家としての彼も高く評価されていたようです。

 こちらはフランスのショー番組に3人が出て語りや演奏をやっているものがあります、字幕がフランス語ということで英語を聞くしかないのですが、なんとなくでも楽しめると思います。



 と、ステイシー・ケントもカズオ・イシグロもある程度知っていた私ですが、その二人がつながっていることを知ったのは、カズオ・イシグロがノーベル賞をとってからで、これはやっぱりびっくりしましたが、なんとなくすごくうれしい話でもありました。

 でも、両方を知っている人は少ないので、この話をする機会がいままでありませんでしたので、今日ここで吐き出させていただいてスッキリした気分になりました(笑)。

 そして、ノーベル賞が発表された直後にステイシー・ケントの新しいアルバム『アイ・ノウ・アイ・ドリーム』が発表になるというグッド・タイミングになりました。収録曲のうち、「バレット・トレイン(新幹線)」と「チェンジング・ライツ」がカズオ・イシグロの作詞になるナンバーです。

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 ステイシーも狂喜乱舞というところだったようです。

 世界広しといえどもノーベル文学賞をとった作家にたくさんの歌詞をかいてもらっているジャズ・シンガーなんていないでしょうからね。








by STOCHINAI | 2018-01-18 22:56 | 趣味 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai