5号館を出て

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 Fonのサービスが1万アクセスポイントを突破したことを記念して、またまた無線LANアクセスポイント(ハードウェア)の無料配布を行うそうです。私も、最初の無料配布サービスでもらいました。宅急便の代引き手数料945円で入手できます。(まあ、普段でもツクモで1980円で買えるので、そんなに変わらないとも言えますが、タダの響きは魅力的です。)

 明後日は、以下のページにアクセスが殺到するでしょうね。

 1万アクセスポイント突破記念 1day無料キャンペーン
by stochinai | 2007-04-12 13:09 | コンピューター・ネット | Comments(1)
 NHKのクローズアップ現代で科学オリンピックのことが取り上げられていました。国際科学オリンピックとは、中学生や高校生の科学知識やセンスを競う国際コンテストで、もともとは数学だけだったようですが、今は物理・化学・情報・生物もあるようです。

 番組では、日本にも諸外国と同じくらいの比率で、科学における天才は出現しているらしいということはわかりました。当然のことだとは思いますが、同じ日本人としてなんとなく安心しました。

 しかし、科学オリンピックでの成績は振るわず、さらに悲劇的なことに科学オリンピックに出るような人材が、その後科学者になることはそれほど多くなく、医者になるか、金融などの企業にいわゆる「文系就職」しているというデータが出ていました。番組では、驚くべきことにというようなニュアンスで、医者や金儲けに走る科学オリンピック経験者のことを取り上げていましたが、私からみるとあまりにも当然な結果で、それを驚いたり、悲観したりしている「大人」たちのほうが異様に見えました。

 そもそも、日本ではもともと科学などは「道楽」のひとつくらいにしかとらえられない風潮があり、私が大学にはいった頃もまさにそうで、高度成長期だったこともあって、優秀な人材は医者になるか、大学院などへも進学せずにさっさと銀行や巨大企業の経営部門へと就職していったものでした。

 おかげで、我々のような天才とは言えないけれども科学が大好きな人間が大学へ残ることができて、高収入を得ることはできませんでしたが、世の中からそれほど気にもされることなく研究や教育に打ち込めたものです。(それで、日本の科学の程度が低いのだ、とおっしゃるならばそうなのかも知れませんが、それは科学者だけの責任ではなく、国の政策の誤りもあったと言えるのではないでしょうか。)

 そもそももし、国や社会が本当に優秀な人材を科学者にしたいと思っているのであれば、それなりの好待遇を提示すべきであり、それなしに人材を確保しようとしても無理というものです。今でも、大学教員の給料は医師や金融、マスコミと比べると半分くらいなものだと思いますが、大学院をバブル的に膨らませ、その程度の待遇の研究職であるにもかかわらず異常な競争が生じた結果、大量の博士難民と醜悪な論文ねつ造問題が多発しており、こんな状況を放置したまま「科学オリンピックで発掘された人材をなんとか科学者にしたい」などと言ったところで、なんの現実性も感じられません。

 科学者を育てたいと思うのならば、穏やかで安定した場を提供することが大事だと思いますが、これだけ日本中に拝金主義が蔓延してしまっている現状をみると、「科学が好きだから低賃金でも良い」というような発想を持った人は、ほとんどいなくなっているかもしれず、そうなるとこの国ではもはや科学者を育てる環境はなくなってしまったと見るべきかもしれません。

 科学者を育てるということは、小さい頃からの教育の問題として考えなければならないことだと考えられますから、他の教育問題と同じく即効性のある対処はあり得ないと思います。教育再生会議とか臨時中央教育審議会とかを早々に解散して、50年100年先を見据えた教育・科学政策を作り直さなければダメだと思います。

 しかし、この点についてきちんと認識している人が政府および野党を含めた政治家に少ない現状を見ると、希望は持てそうもないというのが正直な感想です。

 滑稽な番組でした。
by stochinai | 2007-04-11 21:28 | 科学一般 | Comments(6)

我が家の積雪最終日

 札幌の公式な積雪は先週3日にゼロになっているのですが、我が家の庭にはまだちょっとだけ雪が残っていました。しかし、それもどうやら今日が最後の日になりそうです。振り返ってみると、一昨年は4月21日がこんな状態だったようで、去年は大雪だったにもかかわらず4月16日に「ほとんど雪がなくなった」と書いてありました。(これが記録としてのブログの力ですね。)ともかく、今年は4月10日が積雪最終日ということになります。去年より6日、一昨年より11日早いということになります。
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 もちろん、この雪の中からもチューリップが芽を伸ばしています。
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 でも雪が融けるのと、花が咲くのはダイレクトには関係がないのかも知れず、一昨日撮影した蕾(ムスカリではなく、シラーでした)は、昨年は9日にすでに開いていました

 その代わりというわけではないのですが、玄関の風除室ではブルーデイジーがとても良い色で花を開いています。
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 もうひとつおまけですが、最近ネットか新聞か雑誌かどこで見たかは忘れたのですが、キャベツの芯からまたキャベツが収穫できるという記事を読んで刺激され、生ゴミの中から拾った芯をコップに水挿ししておいたところ、なんと花が咲きそうになってきました。
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 お金のかからない楽しみが、またひとつ増えました。
by stochinai | 2007-04-10 19:57 | 札幌・北海道 | Comments(5)

ヒットラーの絵画

 別に、最近の日本にアドルフ・ヒットラータイプの政治家が増えてきたということを言いたいわけでもなんでもないのですが、たまたまヒトラーの絵画のまとめサイトができたので、メモしておきたいと思います。

 ヒトラーが絵がうまかったというのは、とても有名な話ですが、こんなにいっぺんに見ることができると、ちょっと考えこんでしまいます。たとえば、これなんかは壁紙にしたいくらいの絵です。
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 植物画も得意だったようで、サインもくっきり見えるこれなどは秀逸だと思います。人や犬の肖像画(?)もいくつかあります。
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 こんな穏やかに見える絵を描く人間が、凶悪な世紀の大虐殺をやったとはとても信じられない気がするので、「絵の上手い人や動物の好きな人に悪人はいない」というのが嘘だということが反証された気分になります。 
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 ちょうどYouTubeに、1934年のナチス党大会の映画がアップされておりますので、両方を比較しながら、日本の行く末を考えてみるのに、ちょうど良い機会になりました。
by stochinai | 2007-04-09 21:23 | つぶやき | Comments(8)
 CNET Japan のニュースによると、「国立情報学研究所(NII)は4月9日、大学などに提供してきた学術論文データをGoogleによるクロールの対象としたことを発表した」とのことです。

 確かに Google Scholar で検索してみると、日本語で日本の論文が検索できるのみならず、英語で検索しても日本語論文も出てきます。

 また、原著論文だけではなく学会発表要旨などもガンガン引っかかってきます。Niiはこんなデータをためていたのですね、なんとなくビックリ。役に立つのかどうかはさておき、自分ではとても管理しきれない(記録もなければ、記憶もない)学会発表などが、このような形で検索できるのは歓迎です(笑)。

 今回NIIが公開したデータは、学術論文情報を検索対象とする論文データベースサービス「CiiNii」(サイニィ)に格納されている国内の主要学術論文300万件だそうです。

 もともと、国内の学術論文を日本のデータベースだけで管理しようという発想が間違っていたわけで、さらに引っかかってきた論文を有料で売っていた今までのやり方がまったく受け入れられなかったことと、今や無料のサービスにかなわなくなって敵の軍門に下ったというところでしょうか。

 学問の世界では、勝ち負けはとりあえずどうでもよくて、安く(無料で)便利になるのはうれしいことです。
by stochinai | 2007-04-09 21:03 | コンピューター・ネット | Comments(0)

Web Scouter その後

 最近、ちょっとだけウェブスカウター値が上がって、時々900位以内に入ることがあります。
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 大騒ぎするほどのランクアップではないのですが、なんとなくうれしいものです。
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 Web Scouter のサイトはこちらです。
by stochinai | 2007-04-09 13:44 | コンピューター・ネット | Comments(0)
 もう何回、投票したか記憶にありませんが、いまだかつて棄権をした記憶はありません。今日も、午後4時頃に近くの小学校の投票所に行って来ました。
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 知事、道議会議員、市長、市議会議員と1回で4つの投票ができるので、効率的と言えば効率的です。

 8時まで投票が続けられたので、結果はそれまでは明らかにされてはおりませんでしたが、8時になったとたんに、民放では全国各地の知事や市長選挙の結果に当選確実を出していたようです。さすがに形式を重んじるNHKだけは8時過ぎには出口調査の結果だけを放送していましたが、そこで言っていることは、結果はすでに決まっているということでした。そして、8時半になるやいなや当選確実を次々と打ち出していましたから、この30分の差はいったい何を意味するのか不思議な気がします。

 我々が知りたいのは、1分でも早く「結局、誰が当選するのか」ということだけであり、そういう意味では30分遅いNHKの当選確実情報はニュースとしては意味のないものでした。

 でもまあ実を言うと、そんなこともどうでも良くて、選挙の度に感じていたことなのですが、今日強く再確認したことは、「選挙というもので、この国を変えることができるわけではなく、この国がどうなっているのかを知ることができるだけなのだ」ということでした。

 選挙の前の日まで、いろいろな報道が行われていました。冷静に世の中を分析する力を持っている報道機関であれば、すでに前日の時点で誰がどのくらいの得票を取るかはだいたい予想できているはずであり、有権者を操作しようという意図を持ったものたちだけが、最後の最後まで現実から目を背けた「夢や希望」を語っているのだと思いますが、それは「報道」ではなく「政治」と呼ぶべきものですね。

 そんな「もどき報道」は、政党の機関紙にまかせておけばよいと思うのですが、もし商業報道機関が特定の政党に肩入れしたいのであれば、客観を装うのは止めてはっきりと誰を支持するのかを明らかにして欲しいものです。

 いずれにせよ、東京都民は石原さんを再び知事として選び、北海道民は高橋さんを再び知事として選びました。

 国政選挙ではないと言いながらも、この国の多数派が今どういう政治を望んでいるのかということはわかったような気がします。自分がそういう多数派に囲まれているということは自覚しておきたいと思います。

 投票から帰ってくると、庭ではムスカリシラーの蕾が暖かく迎えてくれました。
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by stochinai | 2007-04-08 23:59 | つぶやき | Comments(4)

失われたYahoo!メール

 無料でメールアドレスを利用させてくれるサービスのひとつである「Yahoo!メール」で、約450万通のメールが失われたというようなセンセーショナルなタイトルでの報道がありました。

 しかし、記事の本文を読んだり、Yahoo!メールの説明を読んでみると、それほど深刻な被害ではなかったことがわかります。

 要するにYahoo!メールではウイルス・スパム処理を行っており、メールがウイルスやスパムと判断されると本文を隔離してヘッダーだけをユーザーに届けているようです。この機能は便利でしかも大切であり、多くのところで行っているただ捨ててしまうだけのウイルス・スパム対策よりは、格段に親切な処置だと思います。

 今回の「事件」は、間違ってウイルスと判断されたメールが、ウイルス処理の手順通りに本文をヘッダーと切り離されて別の場所に移動、約40日経ったので消去されてしまったということのようで、その前にユーザーが気付いてYahoo!メールに連絡していれば、おそらく事故にはいたらなかったのではないかと思われます。

 Yahoo!メールは無料ですし、消されたメールは基本的に一括大量送信されていたメール(コマーシャルやメルマガなど)のようだったので、今回の件で怒り狂っているユーザーの話はあまり聞きません。

 そもそも無料であろうと、有料であろうと、個人のコンピューターであろうとサーバーであろうと、コンピューターに事故は付き物ですので、大切なデータは日常的にバックアップをとることがユーザーとしてのリテラシーのひとつだと思います。

 ウェブ2.0の時代になって、ウェブの「向こう側」にデータを保存することも多くなってきていると思いますが、原則として向こう側に置いてあるデータはなくなることを覚悟しておかなければいけないと思います。つまり、大切なものであるならば、ウェブのこちら側にもコピーを保存しておく必要があるということです。

 私も、今まで何度もデータ消失の被害にあっていますけれども、最近はメールを含めほとんどのデータをコピーして複数箇所に保存してあります。でも、そう言えばこのブログのバックアップはほとんど取っていないことに気が付きました。便利で手軽なバックアップツールがないのが大きな理由ですが、まあなくなったらまた書けばいいさという気持ちがあることも事実です。そういうものに限って、意外と事故にあわない気もします。

 なくなったら困るものに限って、そろそろバックアップを取ろうかなと思っているうちに事故が起こるものです。くわばら、くわばら。
by stochinai | 2007-04-07 18:16 | コンピューター・ネット | Comments(4)

保育園前の公園

 昨日ご紹介した公園前の新しい保育園に好意的なコメントをいただきましたが、実は保育園前の公園というのがかなり大きなもので、そちらをご紹介したらもっと気に入ってもらえると思い、今日は公園の写真も撮ってきました。

 まずは、公園の中から保育園を見たところです。
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 公園の全体像はグーグルマップでご覧になると、良くわかると思います。
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 公園の中を環状に自転車道路が走っており、その内側の北寄りに丘が築かれています。東側の角には野球のグラウンドがあり、子ども達が野球をしていました。

 丘に登って頂上から保育園の方を見下ろすと、こんなふうになります。
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 保育園の側まで寄ってみると、この公園が雨水の貯留施設としての機能(*)を持っていることがわかります。
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 もちろん、公園の南側には、遊具やピクニック用のイスやテーブルも用意されておりますので、保育園の子ども達には広~い遊び場も確保されているという贅沢さです。

 また公園の西側には、別名パープルロードと呼ばれる藤の並木の下を走るサイクリングロードを完備した伏古拓北通りが通っており、ロケーションは抜群と言えます。

 * 貯留施設については、CoSTEPのメンバーが「札幌サイエンス観光マップ」でわかりやすく紹介している記事がありますので、ご参照下さい。

 緑の堤防~ひのまる公園~
by stochinai | 2007-04-07 16:00 | つぶやき | Comments(1)

新しい保育園

 自宅の近くの公園の前に新しい保育園が作られています。
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 少子化の中で、必要なものなのだろうと思いますし、充分にペイするのだろうと思います。
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 目の前には大きな公園がありまので、子ども達の楽しい声を聞けるのが楽しみです。
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 すべり台もかなり楽しそうです。
by stochinai | 2007-04-06 23:59 | つぶやき | Comments(2)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai