5号館を出て

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 久々に山田ズーニーの「おとなの進路教室。」から話題を頂きます。8月後半から第十一章「フリーランスという生き方」が始まっています。高橋真裕美さんというフリーランスの構成作家の方の話は、ここで話題になっているポスドクの仕事探しとかなりの共通点を持っていると感じられるものです。

 高橋真裕美さんの夢は「字を書いてお金をもらって暮らせたらいいなあ」だったのだそうです。そして今、番組の構成作家になって字を書いてお金をもらって暮らしています。最初は社員として何でもやります的なところから始めて、どうやってフリーランスになっても仕事がまわってくるようになったのかという話は、大学院・ポスドクの時にはボスのいいなりで、何でもやります的な研究生活を経て、独立した研究者になった人の話とたくさんの共通点があるように思えました。

 多くのポスドクの夢は「研究をしてお金をもらって暮らせたらいいなあ」ではないでしょうか。そう考えると、彼女がどうしてフリーランスになったのか、そして今どうやって生きているのかを知ることはかなり参考になるかもしれません。たとえ大学に雇われたとしても、研究者という職業はフリーランスに限りなく近いものに思えます。興味があったら是非とも聞いてみてください。

 昨日は「Lesson43 独りで生き抜くために必要なこと」でした。前半はいつものように山田ズーニーさんがゲストの高橋さんの話を聞いているのですが、途中からなぜか山田ズーニーさんが自分もフリーランスということでか、自分の話を始めるあたりから話が盛り上がってきます。

 ここから、高橋さんが聞き役にまわるという、この番組らしい展開になります。そこで山田さんが言った言葉「不要に恐れない」「自信を失わない」ということは、言い換えるとプライドを失うなということだと聞こえました。フリーになったはいいけれども、全然仕事にありつけなくて、仕事をさがしにいっても断られてばかりだと、自信を失いまわりの何もかもが恐ろしくなるという気持ちは良くわかる気がします。就職活動をしている学生を見ていると、失敗するたびに落ち込みどんどん自信を失い、なんだかおどおどと卑屈になっていくように見え、逆にそれが原因で次も失敗するという悪循環にもなるでしょう。

 山田さんは、ともかく恐れないというのは「簡単じゃないか、恐がらなきゃ済むことなんだ」と気がついたことが大きかったと言っています。似たようなことですが「自信を持て」も大事にしている言葉だそうです。思い返せば「自信を失っていた期間というものがまったく無駄だった」と思えるのだそうで、恐がらず、自信を失わず、そして「体を鍛えよう」が山田ズーニーさん(フリーランス歴7年)のモットーだそうです。

 片や、フリーランス歴21年の高橋さんのモットーは、さすがにその上を行っています。フリーランスになると決めたからには、1)誰にも負けない得意なものを持て、そして先輩からもらった2)ものを作るようになったら絶対に時間給で働くな、という言葉はとても重要なことだと思います。得意なものを持てというのは売り物を持てということで、時間給で働くなというのは結果に値段をつけてもらえということです。フリーで仕事をする時の鉄則だと思います。

 なぜか、山田ズーニーさんがフリーになる時に高橋さんにアドバイスをもらっていたという逸話も紹介され、その時に高橋さんが山田さんに言った「お弁当は配らしてもらえないよ」という言葉が山田さんの胸に刻まれていました。山田さんにはフリーになって教育のテレビ番組を作りたいという夢があって、そのためにはまずどうやってテレビ界に潜り込もうかと考え、「お弁当配りでもなんでもやります」と高橋さんに相談した時、高橋さんは「お弁当は配らしてもらえないよ」と言ったのだそうです。

 フリーランスになって仕事をしようと考えている、ちょっと年のいったそしてプライドの高い生意気な人間を、わざわざテレビ局が雇って弁当を配らせるはずがない、お弁当を配るなら、バイト代が安くて馬力のある従順な若いヤツを使うに決まっている、というのです。なるほど、それはその通りです。使う側の立場に立ってみても、使われる側の立場にたってみても、会社を辞めて独立しようとしているヤツが弁当配りをするということはあり得ないシチュエーションということになります。

 ポスドクが自分の得意な能力をまったく使わない仕事に就くということは、フリーランスに弁当配りをさせるようなもので、雇う側も雇われる側も望んでいることではないということも良くわかります。だから、いろいろと難癖をつけて、ポスドクは雇いたくないといっている企業の方々はポスドクの能力を使う気がないということでしょう。ポスドクの能力について語らずに、彼らの「使いにくさ」などを説いているということはそういうことなのだと思います。使う気がないのなら、はっきりと「うちの会社にはポスドクの能力は必要ないんです」と言って欲しいものです。

 高橋さんのアドバイスは、テレビ番組を作りたいなら「向こうから呼んでもらえるプロになれ」でした。「何でもやりますということが通るのは若いうちだけ。30すぎ、40以上になったらプロ中のプロにならなければやっていけない」。

 これは、なかなかきつい言葉ですが、真実でしょう。

 いろいろと違いはありますが、とりあえずそこには目をつぶって、ポスドクも研究者になりたいのなら、向こうから呼んでもらえるようなすごいプロになっていないと、確実に仕事を得るということはできないぞ、と言われたら、確かにそれには一面の真理があると言わざるを得ません。研究を捨てる(フリーランスで独立することをあきらめる)ということなら、自分を偽ってでも何でもやりますということで、どこかに潜り込むというのも可能かもしれませんが、夢を捨てないつもりなら「何でもやります」はない、ということでしょう。

 これはまさにプロ・スポーツと同じ世界の話だと感じました。そして、ポスドクが研究者になる時にも、かなり似たシチュエーションが想定されるということは、今や研究者になるということも芸能界やプロスポーツ並みの状況にあるとも言えるのではないかと感じます。

 30・40になったら「何でもやりますと言うな」というのは、重い言葉ですね。

【追記】
 ボストンの島岡さんから、TBエントリーをいただきました。中にある「フリーランスほど『様々なコレクションやしがらみのなかに積極的に自分を置かなければならない』」という言葉には、目から鱗が落ちる思いがします。
by stochinai | 2007-09-07 23:14 | つぶやき | Comments(13)
 あちこちのニュースで取り上げられているので、敢えてここで取り上げなくても良いと思ったのですが、ウツボの喉に中にもう一つ獲物にかみついて飲み込むための顎があったことがわかったという論文が出ました。
Nature 449, 79-82 (6 September 2007) | doi:10.1038/nature06062; Received 26 March 2007; Accepted 3 July 2007

Raptorial jaws in the throat help moray eels swallow large prey

 図4(FIGURE 4. Functional morphological model of pharyngeal jaw movement in M. retifera)の一部を引用させてもらいましょう。赤く描かれた筋肉がこの「顎」を動かすようです。
ほんとうに今まで知られていなかったのだろうか_c0025115_21303333.jpg

 エイリアンの口みたいというのは誰が見ても思うことですが、こんな肉眼で見てもはっきり見えるような大きなものが、ほんとうに今まで発見されていなかったということの方が不思議だと思いました。

 こちらに動画もあります。
by stochinai | 2007-09-06 21:36 | 生物学 | Comments(7)
 今使っているRSSリーダーは Google Reader です。操作性やレスポンスが良いので気に入っていたのですが、Google のサービスでありながらリーダー内での検索機能がないことが気になっておりました。

 気になった記事を発見したら、☆をつけておくようにしているのですが、それを忘れた時などはちょっと前の記事でも探すのが大変です。どうにかならないものかと思っていたら、なんといきなりページの頭にサーチボックスが出現しました。
Google Reader に検索機能が追加_c0025115_20545448.jpg
 The Official Google Reader Blog という開発チームのブログでもアナウンスされています。

"We found it!"
Wednesday, September 05, 2007 by Mihai Parparita
 やっぱり Google はすごいです。

 CNET Japan でも取り上げられています。
Google Readerに検索機能

by stochinai | 2007-09-06 20:57 | コンピューター・ネット | Comments(0)

iGoogleに雨が降る

 何日か前の話になりますが、iGoogleのテーマのひとつであるバスストップの図柄が、日本でも天気に対応して変わるということが報道されていました。確かにバスストップを選ぶとこんなメッセージが出て、地域と郵便番号の入力を促されます。
iGoogleに雨が降る_c0025115_2048618.jpg

 そこで、早速変えていたのですが、雨がふるとちゃんとこうなります。
iGoogleに雨が降る_c0025115_16154237.jpg
 ただし、絵の更新が3時間おきなので、降ったり止んだりの時だと少し前の天気になります。

 それでも、なかなか楽しいです。
by stochinai | 2007-09-06 20:48 | コンピューター・ネット | Comments(0)

ガラガラヘビを脅すリス

 結構有名な話のようなのですが、私は今日のPNASを見て始めて知りました。こんなかわいらしいリスが、ガラガラヘビを怖がらせるのだそうです。
ガラガラヘビを脅すリス_c0025115_16592860.jpg

写真はCalifornia ground squirrel: flickrのpublic photoから引用

Published online before print August 17, 2007, 10.1073/pnas.0702599104
PNAS | September 4, 2007 | vol. 104 | no. 36 | 14372-14376
OPEN ACCESS ARTICLE

Ground squirrels use an infrared signal to deter rattlesnake predation

 オープンアクセスになっているので、どなたでも原文にアクセスできます。要するにこのカリフォルニアジリスはガラガラヘビに出会うと、尾の温度を5℃くらい上昇させて振り回すのだそうです。不思議なことに、ゴーファースネーク(インディゴヘビ)が相手の時には、この温度上昇が見られません。

 ガラガラヘビはマムシやハブと同じように目と鼻の間に左右一対のピット器官というものを持っていて、そこで遠赤外線(熱)を感じることで、暗闇の中でも高い体温を持った鳥類や哺乳類を確実に捕らえて食べることができることが知られています。一方、ゴーファースネークにはピット器官がありません。

 となると、このリスがガラガラヘビに出会った時に、尾の温度を上げて振り回すのは、そのピット器官を意識した行動という仮説が成り立つのですが、この論文はその仮説をロボットリスとガラガラヘビを使って実験的に証明したものです。温度の上がっていない尾を振るロボットリスが相手の時にはガラガラヘビの行動に影響を与えないのですが、高い温度の尾を振ったロボットに対してガラガラヘビは、逃げたり防御姿勢をとったりとすっかり怖じ気づいているような行動をとるのです。

 たかがリスごときに、ガラガラヘビがそんなに弱気になるのか不思議な気がしますが、謎を解くもうひとつのカギがあって、ガラガラヘビ生息地に住むカリフォルニアジリスの成体は血中にガラガラヘビの毒を中和する自然抵抗性(抗体?)を持っていて、噛まれても簡単には死なないのだそうです。一方、ガラガラヘビはこのリスの子供を好んで食べているという事実もあり、1948年の調査では、ガラガラヘビの食事の69%が子リスだったとのことですので、ガラガラヘビはもっぱら親リスを恐れているということになります。
Toxicon. 1987;25(7):767-77.
Resistance of California ground squirrels (Spermophilus beecheyi) to the venom of the northern Pacific rattlesnake (Crotalus viridis oreganus): a study of adaptive variation.
Poran NS, Coss RG, Benjamini E.

 毒があまり効かない相手が大型のリスだったりしたら、ヘビが逆にやられることもありそうです。そうなると、ガラガラヘビがビビるのもわかるような気がします。おもしろいことに同じ種のリスでも、ガラガラヘビの少ないところに住むものでは血清の抵抗性が低く、たくさんいるところに住んでいるリスの抵抗性は高いそうです。論文では「自然抵抗性」と書いてありますので、リスが毒にあたって免疫状態になったということではなく、ガラガラヘビの多い地域では先天的に血清の毒中和能力の高いリスが選択されたということになっているということだと思います。(1987年の論文に、「抗体」という言葉が使われていないのが、ちょっと気になりました。抵抗因子の実体が抗体だと確かめられていないのでしょうか?)

 たとえ血清中に抵抗因子を持っていたとしてもガラガラヘビを脅すほどの迫力があるという論文を読んで、リスに対するイメージがすっかり変わってしまいました。そういえば、UCLAのキャンパスでリスに噛まれて救急車で運ばれたという日本人がいたという話を思い出しました。

 お前はマングースか!

 National Geographic News でも、PNAS論文がオンラインで公開された時に、いちはやく取り上げていたようです。

 Squirrels Heat Their Tails to Fend Off Rattlesnakes
by stochinai | 2007-09-05 18:11 | 生物学 | Comments(2)

予言

 年金問題で、いよいよ社会保険庁と自治体職員の年金横領が表に出てきました。

 次に出てくるものは、社会保険庁および自治体職員による書類の書き換え事例だと思います。これだけルーズな管理をしている年金システムですから、年金関連の仕事をしている自治体の職員や社会保険庁の職員がちょっと書類や端末を操作するだけで、資格がない人を年金を受け取れるようにすることは極めて容易だと思われます。ほとんど保険料を払ったことのない人が満額の年金を受け取っているという「噂」を聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか。

 支払った保険料が記録されてない場合には人は当然抗議するでしょうが、保険料を支払わずに年金を受け取っている人がいた場合、本人がそれを指摘するとは思えません。また、もしそういう操作が行われていた場合、今の社会保険庁の態勢では発覚することすら難しいとは思いますが、内部告発あるいは調査でそれが暴露されるのは時間の問題のような気がします。

 舛添さんは、そこまでやってくれるでしょうか。
by stochinai | 2007-09-04 22:06 | つぶやき | Comments(0)

もったいない

 夏が暑かったせいか、ブラックベリーも熟すのが早かったのかもしれません。昨日見たら、たくさんの実が落ちていました。もったいないのですが、よそのお宅のものですので収穫するわけにもいかず、今日写真だけ撮ってきました。
もったいない_c0025115_2032815.jpg
 赤いのはまだ未熟なのだと思いますが、黒く熟したと思われるものがどんどん落果しています。
もったいない_c0025115_20324574.jpg
 よく見ると、美味しそうですね。どんな味がするのでしょうか。
もったいない_c0025115_20332931.jpg
 うちのブラックベリーも、来年は実がなりそうなくらいぐんぐんと育っていますので、味の報告は来年までお待ち下さい(^^;)。
by stochinai | 2007-09-04 20:41 | 趣味 | Comments(0)
 デジタル写真には、EXIFデータというものが埋め込まれていることはなんとなく知っておりました。先日、ハリーポッターの新刊が出る前に前ページをデジカメで撮影したものをネットで公開した愚か者がいて、その写真のEXIFデータから「犯人」が特定されたというようなことも聞いたことがあります。

 私も、デジカメで撮った写真をよくここに掲載していますけれども、ほとんどがサイズを変更したり、切り取ったりした加工済のものなので、もとのEXIFデータがどうなっているのかなどということを気にしたことはなかったのですが、左上にある小さなロゴ写真にも私が使っているカメラの情報が入っていることがわかりました。
ブログサイトで使われているカメラがわかる_c0025115_21223592.jpg
 これが証拠写真なのですが(はっきり見たい方は、画像をクリックしてください)、What cameraphone do they use?というサイトに、ブログのアドレスを入れるだけで、そこで使われている写真を撮影したデジカメや携帯の機種がたちどころにわかります。(サイトによっては、わからない場合もあるみたいです。)

 このソフトを作ったのはblog.bulknews.netのTatsuhiko Miyagawaさんです。今日のエントリー「ブログの画像からカメラ携帯の機種を調べてみる」の中で紹介されているソフト(スクリプト)がWhat cameraphone do they use? (bookmarklet)で紹介されているというわけです。

 Miyagawaさんは、芸能人ブログをチェックして誰がどんな機種(ほとんどが携帯のようですが)を使っているのかを、たんねんに調べて報告されていrます。

 私は、そちらの方面にはあまり興味がないのですが、きれいな写真を掲載していても特にすごいカメラをお使いでないのか、特に機種についての言及がない方などの写真を見て、どんなカメラを使っているのか気になることは良くありますので、そういう時の好奇心を満たしてくれるちょっとしたツールとして楽しいかもしれません。

 しかし、携帯の場合には使っている機種から電話会社までわかってしまうわけなので、人によっては調べられるのを気持ち良く思わない場合もあるかもしれません。そういうことが気になる方は、EXIFデータを編集あるいは消去するためのソフトもありますので、写真を公開する時などには、お使いになるべきかもしれません。

 まあ個人情報といっても、それほど深刻なものではありませんが、自分の写真の撮影データ(カメラの機種だけではなく、日付や時間、機種によってはGPSで位置情報までもが入っていることもあるそうです)が、写真と一緒に公開されているということに関しては、強く意識しておくべきなのかもしれません。写真から、いつどこにいたということはわかってしまうことも多いというわけですから。(逆に、アリバイにもなるかもしれないですね。推理小説のネタになりそうです。)

 技術の進歩についていくのもなかなか大変ですが、これもウェブのリテラシーのひとつということになります。
by stochinai | 2007-09-03 21:43 | コンピューター・ネット | Comments(0)
 日本語(英語かも?)で紹介していたソースを忘れてしまったのですが、htmlの中で特殊記号を使うおまじないを紹介しているサイトがあります。

 HTML/XHTML Character Entitiesに出ている表の中に示されている&で始まる文字列を書くと、特殊記号に変換されます。便利そうなので転載しておきます。おまじないの文字をそのまま書くと変換されてしまうので、ここでは特殊記号のうしろに書いた「おまじない文字列」では、&の後に半角スペースを挿入してありますので、使う時にはそれを削除して使ってください。

 たとえば、最初のカギ模様(なんと呼ぶのかわかりません^^;)を出すには、&の後のスペースを削除して「& #1168」と書くと、「Ґ」と表示されます。

 とりあえず©や÷、&euro、¼、&ge、&infin、&isin、&ne、&permil、&prop、®、&sub、&subeあたりが役に立ちそうです。

, & nbsp
–, & ndash
−, & minus
°, & deg
Δ, & Delta
α, & alpha
À, & Agrave
à, & agrave
Ç, & Ccedil;
€, & euro
—, & mdash
±, & plusmn
º, & ordm
Λ, & Lambda
β, & beta
Á, & Aacute
á, & aacute
ç, & ccedil;
¢, & cent
…, & hellip
√, & radic
ª, & ordf
Θ, & Theta
γ, & gamma
Â, & Acirc
â, & acirc
Ð, & ETH;
£, & pound
§, & sect
∞, & infin
¹, & sup1
Ξ, & Xi
δ, & delta
Ã, & Atilde
ã, & atilde
ð, & eth;
¥, & yen
¶, & para
∝, & prop
², & sup2
Π, & Pi
ε, & epsilon
Ä, & Auml
ä, & auml
Ñ, & Ntilde;
¤, & curren
†, & dagger
×, & times
³, & sup3
Σ, & Sigma
ζ, & zeta
Å, & Aring
å, & aring
ñ, & ntilde;
ƒ, & fnof
‡, & Dagger
÷, & divide
¼, & frac14
Φ, & Phi
η, & eta
Æ, & AElig
æ, & aelig
Š, & Scaron;
©, & copy
¡, & iexcl
∼, & sim
½, & frac12
Ψ, & Psi
θ, & theta
È, & Egrave
è, & egrave
š, & scaron;
®, & reg
¿, & iquest
≈, & asymp
¾, & frac34
Ω, & Omega
ι, & iota
É, & Eacute
é, & eacute
ß, & szlig;
™, & trade
‰, & permil
≅, & cong
∴, & there4
∇, & nabla
κ, & kappa
Ê, & Ecirc
ê, & ecirc
Þ, & THORN;
•, & bull
·, & middot
≡, & equiv
◊, & loz
∫, & int
λ, & lambda
Ë, & Euml
ë, & euml
þ, & thorn;
<, & lt
‘, & lsquo
≤, & le
∩, & cap
∑, & sum
μ, & mu
Ì, & Igrave
ì, & igrave
´, & acute;
>, & gt
’, & rsquo
≥, & ge
∪, & cup
∏, & prod
ν, & nu
Í, & Iacute
í, & iacute
¨, & uml;
‹, & lsaquo
‚, & sbquo
≠, & ne
∧, & and
⊆, & sube
ξ, & xi
Î, & Icirc
î, & icirc
¸, & cedil;
›, & rsaquo
“, & ldquo
′, & prime
∨, & or
⊇, & supe
ο, & omicron
Ï, & Iuml
ï, & iuml
ˆ, & circ;
«, & laquo
”, & rdquo
″, & Prime
∈, & isin
⊂, & sub
π, & pi
Ò, & Ograve
ò, & ograve
˜, & tilde;
», & raquo
„, & bdquo
℘, & weierp
∉, & notin
⊄, & nsub
ρ, & rho
Ó, & Oacute
ó, & oacute
Ґ, & #1168;
", & quot
¬, & not
ℑ, & image
∋, & ni
⊃, & sup
ς, & sigmaf
Ô, & Ocirc
ô, & ocirc
ґ, & #1169;
&, & amp
¦, & brvbar
ℜ, & real
∠, & ang
⊕, & oplus
σ, & sigma
Õ, & Otilde
õ, & otilde
І, & #1030;
µ, & micro
­, & shy
ℵ, & alefsym
♠, & spades
⊗, & otimes
τ, & tau
Ö, & Ouml
ö, & ouml
і, & #1110;
‾, & oline
¯, & macr
⋅, & sdot
♣, & clubs
⌈, & lceil
υ, & upsilon
Ø, & Oslash
ø, & oslash
Ї, & #1031;
⁄, & frasl
 , & ensp
∗, & lowast
♦, & diams
⌉, & rceil
φ, & phi
Œ, & OElig
œ, & oelig
ї, & #1111;
∂, & part
 , & emsp
↵, & crarr
♥, & hearts
⌊, & lfloor
χ, & chi
Ù, & Ugrave
ù, & ugrave
Є, & #1028;
⊥, & perp
 , & thinsp
↑, & uarr
⇑, & uArr
⌋, & rfloor
ψ, & psi
Ú, & Uacute
ú, & uacute
є, & #1108;
∅, & empty
‌, & zwnj
↓, & darr
⇓, & dArr
〈, & lang
ω, & omega
Û, & Ucirc
û, & ucirc
₪, & #8362;
∀, & forall
‍, & zwj
←, & larr
⇐, & lArr
〉, & rang
ϑ, & thetasym
Ü, & Uuml
ü, & uuml
☺, & #9786;
∃, & exist
‼, & #8252
→, & rarr
⇒, & rArr
♀, & #9792
ϒ, & upsih
Ý, & Yacute
ý, & yacute
☻, & #9787;
∄, & #8708
№, & #8470
↔, & harr
⇔, & hArr
♂, & #9794
ϖ, & piv
Ÿ, & Yuml
ÿ, & yuml
█, & #9608

by stochinai | 2007-09-03 21:03 | コンピューター・ネット | Comments(0)

宿題代行業

 夏休みが終わる頃になって宿題代行業のことがいっせいにニュースになっています。おそらく、ずいぶん前からある商売なのだと思いますが、夏休みの終わりになってからたまった宿題をまとめてやるという、新聞記者を含め今大人になっている人たちが子どもの頃経験していたことが今も続いているという、固定観念にしばられたつまらないニュースに感じられました。

 一番の疑問は、お金を出してまで夏休みの宿題を完成させて出すという子ども(親?)がそんなにたくさんいるとは、とても思えないということです。もし、そんなにいないのならニュースにするほどのことなのでしょうか。もちろん、宿題は何のためにあるのかという意味を理解することもできず、宿題をきちんと出すことが子どもの「内申」を含めた成績に良い効果を出すかもしれないという明らかに間違った判断に突き動かされて、誤った行動をとる一部の金銭的に余裕のある家庭があることは事実なのでしょう。だからといって、それが日本の教育界全体の問題になるほど蔓延しているということはないと思います。

 私も小学校の頃、夏休みや冬休みには「夏休み帳」や「冬休み帳」という宿題ノートを課せられた記憶があり、「自由研究」などというちっとも自由ではない作品制作課題とともに、親などの協力のもと、休みが終わる数日前に半泣きになりながら、やっつけで何ページもまとめてこなしたり、「日記」をまとめて書いたり、いろいろなものを作った記憶はあります。もしも、それを誰かがやってくれるといったら大喜びで頼んだに違いありません。しかし、どこの家も貧乏だった上に、そこまでやったらもうおしまいという世間の雰囲気がそうした商売の出現を阻んでいたのだと思います。

 今は、貧富の差が拡大しているようで、そんな百害あって一理もないようなものにお金を出す余裕のあるバカな親もいるということなのでしょう。さらに、どうみても倫理的には許されない教育を破壊する商売を考える仕掛け人および、そうしたものに荷担する倫理観のかけらもない下請けの大学生・大学院生がいるということも事実かもしれません。

 教育を受けている人間が課題として課せられたことを代行してもらうということは、教育を受けている人間を評価するという、教育機関として非常に重要な作業に対する妨害行為になりますので、そうしたことを意味する代理受験やカンニングに対しては、どこの大学でも非常に重い罰(無期停学~退学)で対処しているはずです。その一方で、そもそも教育というのは、ある期間継続して行われることですので、その全期間を代行してもらうならばいざ知らず、最終的な課題や試験の時だけ誰かに代行してもらったとしても、教育している側から見るとすぐにその異常さ(この子がそんなにできるはずがない)はわかってしまうものです。

 つまり、発勝負の試験ならば代行してもらうことで効果を生む結果を得ることができるかもしれませんが、普段つき合いのある先生に提出する「宿題」はそうそうごまかしが効くものではないと思います。同じように、卒業論文やましてや修士論文などを代行業者に依頼して、それが通るなどということがあるのだとしたら、それは代行業者や提出者に問題があるのは当然としても、それ以上にそれを受け取る側に大きな問題があると思います。つまり、そこには教育者と被教育者の間に日々の交流がないこと、教育がないことを意味しています。逆にいうと、きちんとした教育が行われている場では、代行業者がはいる余地などまったくないということです。

 というわけで、夏休みの宿題であろうと卒業論文・修士論文であろうと、きちんとした教育がなされている場があれば、代行業などというものは存在し得ないあだ花ということになります。

 またもしも、そんなことを利用して「成功」するような人間が出てくるようなことがあるのだとしたら、その社会はもはや滅び行くしかない腐敗しきった社会であることを意味していると思います。もしも、今の日本がそいういう社会になっているのだとしたら、日本を変えるか日本を捨てるかという選択しか残っていない国になっているということになります。

 今の日本は、もうそんな状態なのですか。
by stochinai | 2007-09-02 23:58 | 教育 | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai