5号館を出て

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中国の動物ってやつは

 ウイグルの牧畜民が草原で拾った子猫を育てていたら、どんどんおおきくなってなんか変だと思っていたが、ある日そのネコがヒツジを食い殺したので、これはネコではないと届け出てきたというニュース(かなり作り話的な部分がありそうですが)、Yahoo!ニュースなどで流れています。

 そこに出ている写真を見ると、かわいいですが超巨大なネコです。見ると絶対に笑います。
中国の動物ってやつは_c0025115_22104574.jpg
 この、かわいい「子猫」は中国で一級保護動物に指定されているユキヒョウだということが判明してニュースになったようです。

 こんなかわいい子たちが、ヒツジを食い殺したというのはウソじゃないかと思うのですが、最後の締めくくりの言葉はさらにウソ臭いです。
現在、体重は15kgほどで、毎日4~5kgの肉を与えているが、「エサ代だけでもかなりの負担で、もう飼い続けられない」と話しているという。

しかし、ユキヒョウは保護動物にも指定されるほど貴重な動物。売るわけにも、捨てるわけにもいかないため、現在もこの2頭を飼い続けているが、ほとほと困り果てているという。
 いくら中国がおおらかだといっても、一級保護動物を一般人にそのまま飼い続けるさせるものでしょうか?

 同じ、一級保護動物のパンダですが、こんなにかわいい写真がありましたので、こちらのtumblrから転載させてもらいます。
中国の動物ってやつは_c0025115_2219323.jpg
 やっぱり中国はおおらかで、雄大ですね。

 農薬とかメラミンとか、あまり気にしない国民性なのかもしれません。

 彼らとつきあうためには、その辺のことを理解していないと、難しいのではないかと思います。
by stochinai | 2008-11-14 22:23 | スマイル | Comments(0)

謎の生物出現

 風の谷のナウシカに出てくるオームのような生き物に見えませんか。
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 窓際においた植木鉢の中にいたものです。

 こうやってちょっと引いてみると、なーんだと思いますが、朝寝ぼけた目で見た時には、一瞬「ギョ」っとしてしまいました。
謎の生物出現_c0025115_21591815.jpg
 実は、一月くらい前にネコがサボテンの鉢をひっくり返して、一本折ってしまったのです。トゲトゲでさわると痛いので、挿し木することもせずにすき間のある鉢の上に転がしておいたものが、これです。

 乾燥するふうもなかったので、ひょっとすると地面の側からは根でも出ているかもしれないと思ったりしていましたが、特に観察することもなくほったらかしにしてありました。

 意外なタイミングで、意外なところ(でもないですが)から、意外にしっかりとした根が飛び出してきたのをみると、植物のたくましさを感じます。

 このあとどうなるか、楽しみです。
by stochinai | 2008-11-13 22:06 | 趣味 | Comments(0)
 教えて君.netに、気になる紹介記事がありました。

 伝説の曲から最新ヒットまでオススメ洋楽を聴き放題!

 リンクをたどっていくと、怪しさ満載のサイトなのですが、1901年から2006年までのベスト100ポップスがすべて聴けるようです。

 Favtape.com Create and play an instant mixtape of songs
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 これが、毎年のベスト100ページへのリンク表です。
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 たとえば、私の学生時代1972年のヒット曲を選んでみます。
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 好きな曲をクリックすると、そこから下にあるすべての曲を演奏し続けてくれます。BGMとしては、とても素晴らしいものです。

 アーティストで検索することもできます。
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 1970年代の巨匠から、レッド・ツェッペリンを選んでみました。
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 すごいんですけど、こんなにすごいと著作権問題がクリアされているのかどうか、とても心配になります。

 ©2008 Freestyle Labs - Favtape is not affiliated with Muxtape

 「教えて君.net」によると、この Muxtape というのが「RIAAによって閉鎖に追い込まれた」らしいので、閉鎖は時間の問題なのかもしれません。

 どうなっていくのかを見守るとともに、生きている間はいろいろと聴かせてもらおうと思います。

 懐メロ、いいですよ~。
by stochinai | 2008-11-12 22:50 | コンピューター・ネット | Comments(1)
 キャリア問題を考える時に一番難しいと思っているのが、キャリア形成の際に考えるべきキャリアパスを獲得するためのルールが変わり続けていることだと思います。

 世襲制の身分制度のある社会であるならば、キャリアパスなどというものは存在せず、子どもは親の職業を継ぐだけです。もしも、長子だけが世襲を許されているような場合でも、それ以外の子どもが選べる「キャリア」などはきわめて限られていたでしょう。

 身分制度が崩壊し、世襲制度も崩壊し、社会のしくみが変わった時には、キャリア形成も大混乱したと思いますが、それでも伝統的な職種は第二次世界大戦が終わるくらいまでは、昔と同じような制度が続いていたのではないでしょうか。そして、そこに現れた新しい職種、官公庁や巨大民間企業などへのキャリアは、新しいルールである「学歴主義」によって決められるようになったのではないでしょうか。

 私が大学へ入った頃までの日本は、間違いなく学歴主義の国であり、一部の人間は中学校までの義務教育を終えると、家業を継ぐために見習いを始めました。そして、高校まで進学した中で大学まで進学する人と高卒で就職する人も、比較的はっきりと分けられ、高卒では地方の中小企業や、大企業の生産部門へ就職する人が多かったように記憶しています。

 そして、一握りの部分だけが大学へ進学します。大学への進学は、いわば全国レベルで順位をつけられる作業となっており、もっとも偏差値の高い人は文系ならば東大法学部、理系ならば東大の医学部へといくことが多かったのではないかと思います。

#実は、私は当時の大学のランキングについてはあまり知らないので、この辺は怪しいかもしれません。しかし、一般的には大学入学時のランキングが、大学を出てどんなキャリアに就くのかということも決めるシステムになっていたことは間違いないと思っています。

 だから、当時の子ども達(学生)は、キャリアのことなど考える必要はなく、だまって勉強を続けて、与えられるランキングを待っていれば、その先のキャリアは自動的に決まったと言ってもよいくらい、何も考えなくてもよかったのではないでしょうか。

 その頃、大学の教員になりたいという人は少なく、最高学歴を持っていながら、経済的成功を望まない「変わり者」と位置づけられていたような気がします。

 やがて時代は変わり高校へはほぼ100%が進学し、さらにそのうちの半分以上が大学へ進学する時代になりました。とは言え、大学の序列や偏差値のランキングはいまだに厳としてあるのですが、社会の受け入れ側のキャパシティが減ってしまったという問題があります。その結果、何が起こったかというと、昔ならば悠々と高給取りになれた国立大学出身の学生ですら、職にあぶれるような状況になってきました。

 同時に、社会の側での学歴信仰も崩壊し、今までは学歴さえ用意しておけばなんとかなったものが、なんとかならなくなってきました。

 ところが、大学の側ではそうしたことに対する対応をまったくしてきませんでした。おそらく、長いこと気がついてすらいなかったのだと思います。特に国立大学、それも旧帝大の対応がもっとも遅れたのは、私大などに比べるとその影響が目に見えてくるようになるまでに時間がかかったということに原因があったのだと思います。

 旧帝大でも最近になってようやく動き始めたところが多くなりましたが、それは文科省からの指導とともに、就職がきちんとできない大学には入学志望者も来なくなるということが分かってきたからだと思います。少し遅すぎますが、しないよりはマシでしょう。

 しかし、大学が動き始めたからといって学生はその働きかけを待っていられるほど状況は甘くないというのが現実だと思います。

 なぜならば、今でも社会状況は刻々と変わり続けており、今年のキャリア対策が来年は使えないというくらい、流動的だと思われるからです。そのくらいの激しい動きに対する対応を、つい最近参入したばかりの国立大学の就職係に求めても無理というものでしょう。

 そういう状況の中、残された道はただひとつ、自分のキャリアパスは自分でデザインするということです。

 では、どうやってそれを実現するのか。明日はCoSTEPで、理系のキャリアパス問題をを考えるという講義を頼まれているので、一緒に考えてみましょう。
by stochinai | 2008-11-11 22:41 | CoSTEP | Comments(3)
 税金の使い方として、前代未聞のやり方がでてきたようで、驚くというより呆れてしまいました。

 先ほど、麻生さんがテレビで、「自主的返納なんだから、年収500万円の所得の人が返納して、5000万円の人が返納しなくたって、いいじゃないの」というようなことをおっしゃってました。

 私は、ワーキングプアの方から見ると明らかに「高額」所得者ということになりますが、テレビで言っているように1500万円とか2000万円とかいうところからみると、決して高額ではない所得しか得ておりません。

 もちろん、先日も書いたように私は今1万5千円をもらおうが、もらえまいが特に大きな影響を受けないという意味では、充分に「高額所得」を得ているという言い方もできますが、それは個々人のお金に対する感覚の違いで大きく意見が変わってくると思います。

 それにしても、国民一人一人に1万5千円を配ろうとすると、配布のための費用がとてつもないことになるのだろうと思います。さらに、配布のための条件を付けてそれを実行しようとすると、さらにとてつもないお金と時間が必要になるでしょう。具体的にどのくらいかかるのかはわかりませんが、2兆円を配るのに数十億円とか場合によっては数百億円とかいう経費が配布のために使われるというようなことになるのではないでしょうか。

 一億人にはがきを送るだけでも50億円かかるのですから、そう間違った推定ではないと思います。

 自民党も公明党ももうやめることはできないところまで走り出しているようですが、税金の無駄遣いを阻止するための裁判や仮処分申請などというものはできないのでしょうか。

 ただでさえ税金が少ないというのに、みすみす目の前で無駄なお金が消えて行くのをだまって見ていなければならないほど、国民というのは無力なものなのでしょうか。


 
by stochinai | 2008-11-10 23:16 | つぶやき | Comments(12)

暗闇の中で

 今日は天気が悪かったせいもあるのですが、一日中家から出ませんでした。というよりも、部屋からほとんど出ませんでした。

 ということで、部屋の中で被写体を探して無理矢理撮したものです。時間はそんなに遅くなかったのですが、すでに暗くなっていました。これが、写真を撮っていた頃の時間です。
暗闇の中で_c0025115_2252880.jpg
 先日、ホームセンターで暗くなると自動的に点灯する終夜灯を買いました。値段は6-700円くらいだったと思いますが、消費電力が少なく毎日8時間ずつ点灯しても、一ヶ月の電気代が5円というのに惹かれました。
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 決してまぶしいというほどの明るさではありませんが、十分実用的な明るさです。
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 大昔に買ったマランツ(Marantz)のプリメインアンプがまだ現役です。
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 驚いたことに、この型のカタログがネットで見られるのでした。感動しました。

 Marantz PM-54 ¥62,000(1984年発売)

 そして、ホテルの冷蔵庫のような部屋の冷蔵庫です(恥)。
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 そして、こちらは現在の机の上の様子です。
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 黒霧島オンザロック。

 さて、仕事に戻ります。
by stochinai | 2008-11-09 23:08 | 趣味 | Comments(3)

晩秋の駐輪場

 今日は一、時折風花という名にふさわしい雪が舞い、強風が吹き荒れた一日でした。気温も低く、体感気温はさらに低く、水たまりの氷も一日融けなかったようです。というわけで、土曜日だったのですが今日は写真も撮れませんでしたので、昨日撮ったものをお見せします。
晩秋の駐輪場_c0025115_2328552.jpg
 2講目の講義が終わった2階の講義室の窓から見下ろした全学教育センター前の駐輪場です。

 さすがにこの時期になると、自転車通学の学生が減り、夏場は路面が見えないほどに自転車で満杯になる駐輪スペースも、地面に描かれた枠だけがそこが駐輪スペースであることを教えてくれるという寂しさです。

 道路に面した木々(ハルニレ?)のほとんどは葉を落としてしまっているのですが、手前にある数本の木は黄葉から紅葉へと美しく変化しているところです。

 大学に居ても、意外とこういう写真を撮るチャンスというものはなかなかないもので、貴重な一枚になりました。

 こちらは今日の一枚で、我が家の水槽の中です。しばらく前から、主役のいなくなっていた水槽が寂しいのと、観察を兼ねてミステリークレイフィッシュを1匹入れておいたところ、子どもを生んで、最近孵化しました。よくよく見ると、母親ザリガニの頭の上(目の左側)に子ザリガニがこちらを向いているのが見えます。
晩秋の駐輪場_c0025115_2346221.jpg
 画像をクリックして拡大して見てください。かわいいですよ。
by stochinai | 2008-11-08 23:48 | 札幌・北海道 | Comments(0)

追悼: 筑紫哲也さん

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 こんな日本を見ながら亡くなったのは、さぞかし無念なことだったろうと思います。オバマに熱狂するアメリカに対する、筑紫さんらしいクールな意見を聞いてみたかったのですが、もうそれもできないことが残念です。そして、彼の後を継ぐようなテレビジャーナリストがいないこともまた、とても残念です。

 もう、この国のことは忘れて安らかにお眠りください。(合掌)

 写真は、世に倦む日日thessalonike5さんのところからお借りしました。
by stochinai | 2008-11-07 19:49 | つぶやき | Comments(0)
 先ほど放送していた、NHKのクローズアップ現代は、日本の公教育がすでに崩壊してしまったことを示していました。

11月6日(木)放送
教育に穴が空く
~“非正規”教員 依存のひずみ~


 昔から、小中高校の非常勤講師をする方々の多くは、チャンスがあれば正規教員になりたいと思っているので、信じられないほどの待遇の悪さにも耐えて、お小遣い程度にしかならない非常勤講師を続けながら、教員試験に挑んできたのだと思います。

 ところが、「財政難に苦しむ多くの自治体では、ここ数年、教育予算を抑えるため、正規の教員数を削減し続けてきた」ということです。ということは、たとえ非常勤講師を続けていても正規の教員として採用される可能性はどんどん低くなってくるわけで、これではやっておられないと非常勤講師を辞めてしまう人も増えているのではないでしょうか。

 実際、番組にでてきた非常勤の方々の生活ぶりを見ていると、見ている方がつらくなるほどのものでした。

 教員を減らしつつ、「教育現場には、少人数学級など『きめ細かな教育』が求められている」として非常勤の採用を増やそうというわけですから、数のミスマッチが起こるのは当然すぎるほど当然のことです。そして非常勤講師の数が、なんと「教師全体の少なくとも14%に上っている」と聞いては、この国は教育を放棄したのだと思いました。

 実は、これは小中高の公教育のことだけではなく、近い将来国立大学にも起こりうることだと思われます。

 今はまだ、大学教員を目指して非常勤講師やポスドク、さらにはテクニシャンで糊口をしのいでいる人が多いので、顕著には見えていないと思いますが、この先は大学、特に研究環境の整っていないところに就職したいという人は激減するだろうということが予測されます。つまり、大学教員になったからといって、必ずしも研究環境が保証されているわけではないことや、大学の教員や事務員が減る一方で、教育や事務的雑用の負担が年々増大しているのが、今の大学だからです。

 それが、知れ渡ってくると、臥薪嘗胆長い年月をかけて苦労してまで大学の教員になろうと思う人は減ってくるだろうと思います。

 就職希望者がいなくなるということは、その業種はすでに崩壊していると考えられますので、今や日本の小中高の教育は崩壊しており、やがて大学も崩壊するだろうということを予感させる番組でした。

 しかし、ここまでひどいことになっても、何も変化が出てこないということは、国民が教育を必要としていないということなのでしょうか。その一方で大臣経験者やどこぞの知事さんが、もはや亡霊のような存在に過ぎない日教組批判を繰り返しているという状況は、ブラックジョークですらありません。

 大学ならばいらないという人がいても不思議はありませんが、小中高校もいらないと思われているのでしょうか。あるいは、教育のことを考えるほどの余裕がないほど、生活に追われているのでしょうか。

 ちょっと、わからなくなってきました。

 winter-cosmosさんも頭をかかえておられるようなので、トラックバックを送ります。
by stochinai | 2008-11-06 21:11 | 大学・高等教育 | Comments(6)
 これを見て多くの人は、色が地味ではありますがハボタン(葉ボタン)と思われるのではないでしょうか。
キャベツのハボタン仕立て_c0025115_23184571.jpg
 勘の良い方はすでにおわかりのことと思いますが、これはキャベツの芯を培養して作ったキャボタンです。

 長く伸びた茎の下方には、たくさんのわき目が出てきていて、これが立派になったら芽キャベツになるなあ、などとひとりで悦に入っております。

 今年の1月のエントリー「ブロッコリーの花」でも書いているように、キャベツの育種は私のお気に入りの進化ストーリーの1つです。

 実際にキャベツを育ててみると、アブラナも葉ボタンも芽キャベツもみんな近い親戚だということは実感できます。

#残念ながら、ふたたびキャベツとして食べられるくらい立派な玉を作ったことがないのが悔しいです(^^;)。
by stochinai | 2008-11-05 23:25 | 趣味 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai