5号館を出て

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増刷決定

 といいましても、毎日うるさく騒ぎ立てている「進化から見た病気」ではなく、北海道大学出版会から出した「地球と生命の進化史」と「地球の変動と生物進化」です。3月10日に発行となります。

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地球と生命の進化学―新・自然史科学〈1〉 (新・自然史科学 1)

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地球の変動と生物進化―新・自然史科学〈2〉 (新・自然史科学 2)

 いずれも、増刷はないだろうと思っていただけにうれしい誤算でした。

 ありがとうございます。
by stochinai | 2009-02-06 20:41 | 札幌・北海道 | Comments(2)

漢字ブーム

 某国の総理大臣の奮闘で、某国が漢字勉強ブームになっているのだそうです。原因はどうあれ、勉強がブームになるのは喜ばしいことかもしれません。

 さて、今日は久しぶりにSalsaさんが訪ねてくれまして、先日M姫と東京に遠征した時のおみやげというものを持ってきてくれました。漢字の勉強Tシャツです。左にあるカエルの一筆書きは、シンガポール土産のしおりです。
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 さて、漢字Tシャツですが、お寿司やさんでよく見る魚偏の漢字の虫偏版です。そういえば、カエル(蛙)も虫偏です。中央に虫がいます。
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 虫のまわりにある字でも、読めないのがいくつかあります。

 知らなくてショックだったのは、このオタマジャクシという字です。
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 蛙を「あ」と読むことくらいは知っていました。オタマジャクシは蝌蚪だと信じていたのですが、虫偏に舌でオタマジャクシと読むとは、生まれて初めてしりました。

 ひととおり見ると、動物ではないものが混じっていました。
漢字ブーム_c0025115_1953699.jpg
 そう言えば、意識したことはなかったですが、虹も虫偏でしたね。

 総理のおかげで(?)、漢字の勉強をさせていただきました。

 ちなみに、このTシャツは大阪自然史博物館というロゴがついていますが、こちらで買ってきてくれたものだそうです。
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 Salsaさん、M姫さま、ありがとうございました。
by stochinai | 2009-02-06 20:00 | スマイル | Comments(7)

Amazon 在庫復活

 お騒がせしましたが、アマゾンに在庫が復活しました。
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 お買いあげは、こちらからどうぞ。
by stochinai | 2009-02-06 17:50 | つぶやき | Comments(4)

瞬間暴風

 おそらく、これは越えられない壁だと思っていたのですが、瞬間的にはこんなことも起こったりするんですね。

 1位 ─ 本 > 科学・テクノロジー > 生物・バイオテクノロジー (午後3時頃)
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 「もふもふはなこ」が、断然かわいいですが・・・。
by stochinai | 2009-02-06 15:04 | つぶやき | Comments(0)
 ネット上での行動のほとんどすべてが詳細に記録されているということは、知っている人にとっては当然の常識です。その記録を解析すれば、ネット上での書き込みや、違法アクセスなどはかなり簡単に実行者が特定されてしまいます。

 今日の報道された2件の事件は、警察のITリテラシーが向上したことをうかがわせるもので、そうしたネット上での違法行為に対して、刑事事案として捜査できるようになってきたことをうかがわせるものです。

 名誉棄損:タレントのブログに「人殺し」 19人立件へ

 これは、各所で繰り返し報道されているので、あえて繰り返す必要はないと思いますが、首謀者以外の同調者と思われる日本中に散在する連中が一網打尽に捕捉されたところが、今までにもいろいろとあったネット関連の事件と一味違う気がしました。まあ、私は大学職員と札幌市の女子高生に反応してしまったのですが。
警視庁中野署は川崎市の会社員の女(29)を脅迫容疑で書類送検した。近く大阪府高槻市の国立大職員の男(45)や札幌市の女子高校生(17)ら18人を名誉棄損容疑で書類送検する。

 不特定多数によるネットでの中傷が警察当局にまとめて摘発されるのは異例。
 同じ方法を用いれば、携帯でネットにアクセスしていじめを繰り返す小中高生を特定することも簡単のはずで、小中校生のネットいじめをなくそうと思ったら、彼らから携帯を取り上げるなどという、実行不可能な規則を作るよりは、たとえ匿名であっても人を傷つけるような書き込みをした場合には、たちどころに本人が特定されるのだということを小さなうちからしっかりと教え込んだ方が、はるかに効果的だと思います。

 ネットでの行動はすべてがばれているのだということを、小学生のうちからたたき込まれていれば、そうそうバカなことはできなくなると思うのですが、どうでしょうか。

 もうひとつ、おもしろいと思ったニュースは、こちらです。

 「ハッカー」に逆襲、パスワード盗み返す 中3書類送検
 インターネットのIDとパスワードを盗もうとした「ハッカー」から逆にパスワードなどを盗み返したとして、愛知県警は5日、兵庫県尼崎市の中学3年の少年(15)を不正アクセス禁止法違反の疑いで書類送検した。
 ・・・
 少年と男性はオンラインゲーム仲間。男性が少年に「キャラクターを強くするプログラムをあげる」と偽って、実際にはIDやパスワードなど、パソコンのキー操作の履歴を盗み取るスパイソフト「キーロガー」をネット上から送りつけた。少年はゲームの動きが悪くなったことからキーロガーに気づき、ソフトを解析。盗まれた履歴の送付先になっていた男性のメールアドレスやID、パスワードを割り出したという。

 男性は、キーロガーを使って別のゲーム仲間のIDとパスワードを盗んだとして08年10月に書類送検された。この捜査の過程で、男性が逆に不正アクセスされていたことがわかった。男性は「自分がハッキングされているとは知らなかった」と驚いていたという。
 この中学生は、かなりレベルが高いと思います。最初に中学生からIDやパスワードを盗んだ20歳の男は、中学生がそれに気がついて反撃として男の「ヤフー」のIDとパスワードを盗み、男性になりすまして計16回、不正にアクセスしたのに、男はそれに気がつかなかったという話は、どっちもどっちの笑い話ですが、その両方を暴いた警察の力をこそ評価すべきエピソードだと思いました。

 ネット上における炎上やいじめは、度を超えると明らかに刑事犯罪を構成しますので、我々がすでに持っている刑法犯罪として処罰することが可能だと思います。今までは、それを立証することが困難だということもあって、立件された例が少なかったかもしれませんが、これからは簡単に犯人を特定し、いつでも警察が機敏に動くのだということが世の中に広まってくれば、かなりの抑止力になると思います。

 特にリテラシーのない、インターネット入門者である子ども達にはどんどん携帯やネットを利用させる一方、そこにおける行動はすべて監視されており、度を越えた行動には必ず制裁があるのだということを教えるのが良いのではないでしょうか。

 もっとも彼らの両親の多くも、そんなことは知らないでしょうから、そちらの教育も同時に必要なのだと思いますが・・・。
by stochinai | 2009-02-05 20:59 | コンピューター・ネット | Comments(2)

Amazon 在庫切れ

 Amazon.co.jp で在庫切れになったようです。もちろん、他の書店にはまだまだありますので、そちらからお求め下さい。
Amazon 在庫切れ_c0025115_1615266.jpg
 ソースはこちらです。

 インターネット書店一括検索
by stochinai | 2009-02-05 16:04 | つぶやき | Comments(0)
 今日昼過ぎに電話がかかってきました。学内の電話と学外の電話はベルの鳴り方が違うので、学外だとわかります。学外からの電話は、セールス関係のものが多いので、こちらは名乗らずに「はい」と電話を取ります。

 「はい。」

 「東京にある*********という出版社のものですが。」

 「はい。」

 「こちらはT教授の研究室でしょうか。」

 「准教授ですが(笑)。そうです。」

 というやり取りから始まった話を聞いてみると、この度出版されたブルーバックスの「進化から見た病気」が大変おもしろかったので、ついては同じような企画でもう一冊本を書くことは可能でしょうか、というようなお話しでした。

 それは大変に光栄なお話しなのですが、そもそも今回の本で重版がかかってもいないうちから、そっちの方面で同じ著者がまた同じような本を出すということは、営業的に見てどうなのかという思いが先に立ちます。

 確かに、今回の本に盛り込まなかった手持ちの情報があるにはありますし、脱稿してからも新しいダーウィン医学関係の話題はいくつか出てきているのですが、だからといってあの本との重複感なしで、すぐに新しいものが書けるとはとても思えません。

 というわけで、お申し出は大変にありがたいのですが、そういう可能性があるかどうかはしばらく考えなければとてもお答えできないという、当然のお答えになってしまいました。スミマセン。

 ところで、それ自体が非常に不思議な感じがするのですが、たとえAmazonで、「生物・バイオテクノロジー>遺伝子・分子生物学」関係で、1週間ほど(?)ベストセラー1位を続けているとしても(汗)、どのくらい売れているのかという実感がまったくありません。そんな状況で、類書それも明らかに質の劣る類書を著者自らが書いてしまうなどということをしたら、それこそものを各人間としては、自殺行為だと感じます。

 もちろん、本を書いて売れてお金がもうかるとしたら、それはうれしいことだし、それ以上にダーウィン年の今年を契機に「ダーウィン医学」という言葉と概念を日本の中でポピュラーなものにしたいという強い思いは持っていますから、読者の方々を失望させることなくそうしたものが出版できるならば、もちろんそうしたという気持はあるのですが、いかんせん展望がありません。

 というわけで、少なくともしばらくは次の出版を考えるなどという心境にはなれないというところです。

 さて前にも一度、ご紹介したかもしれませんが、「進化から見た病気 『ダーウィン医学』のすすめ」のサポートサイトを作りました。

 ダーウィン医学

 最初は目次くらいしかなかったのですが、書評やブログでの言及を発見するたびにリストアップしてリンクをためています。こちらは、意外とたくさんになってきました。

 書評などへのリンク

 それに、まだ深刻なものは見つかっておりませんが、訂正のページも用意しました。現在、3件あります。

 訂正

 こちらに関しては、もし見つけられたらご一報いただけると幸いです。

 よろしくお願い申し上げます。それにしても、柳の下にはドジョウいるようには見えないんですけれども・・・。
by stochinai | 2009-02-04 21:18 | つぶやき | Comments(0)

卒業研究の研究室選び

 大学や学部によっては、もう3年生のうちから卒業研究が始まっているところもあるようですが、多くの大学ではそろそろ3年生が来年度の卒業研究の研究室を選ぶ時期ではないでしょうか。私は文系のことはまったくわからず、自分が所属するところと、見聞きすることのできる狭い範囲のことしか知らないことを承知の上でですが、研究室の選び方について、ひと言ぶってみたいと思います。

 かつて私は、卒研というものは大学院や就職とはまったく関係なく、ちょっと大型の学生実習程度の認識で、気軽に研究室を選んでおけば良いのではないかと考えていました。特に先生との相性や、大学院へ進学した時の研究との連携などもそれほど深刻に考えずに、やってみてうまくいかなかったら大学院進学のところであっさり方向転換すれば良いし、むしろその先の大学院とは違う経験をしておくことはベターなことではないかと思ってすらおりました。

 今でも、博士後期課程まで進学して研究者になることが第一希望だというのであれば、それで良いのかもしれません。しかし、最近の大学や社会の状況を考えると、最近はちょっと考え方が変わってきています。

 まず、理系の大学院の修士課程(博士前期課程)の進学率は極めて高くなっており、ほぼ全員が修士へ進学すると考えて良い状況になってきていることと、その一方で博士後期課程へ進学する人は激減していることがあります。あるいは、博士後期課程へ進学するのであれば、中央の設備と金と人脈の充実した大学院へと進むことを考える人が多くなってきたということをひしひしと感じます。つまり、そういうところへ行かなければ研究職へと進むことが難しいと考える人が増えてきたということでしょうか。実際には、そういうところへ行ったとしても、研究者になることの難しさはそれほど変わらないにもかかわらずです。

 つまり、今の理系の大学では、修士へと進学しそこからは博士課程へは進学せずに一般企業を含めたところへ就職するということがデフォルトになっているような気がします。そこでは、ごくごく一部が大学卒業とともに就職し、ごく一部が大学院博士課程に進学するということになっています。

 そして、読んではいませんが「就活のバカやロー」という本があるように、学部卒業で就職する人は3年生のうちから、そして修士卒業で就職する人は修士の1年生の秋くらいから就職活動をしなければならないという現実があります。

 つまり、学卒で就職しようと思ったら卒研などをやっている暇はないし、修士卒で就職しようと思ったら修士の研究は実質1年できるかどうかはなはだ怪しいのです。

 そういう現状を肯定するならば、学卒で就職しようという人は、卒研がまとまらなくても卒業させてくれる研究室を選ばなければなりませんし、あるいは必修でないのなら卒研自体を選択しないということが賢い選択といえるでしょう。

 そして、ここからが本日言いたいことの中心ですが、修士卒で就職しようと思ったら、卒研を合わせて修士までの3年間を一貫して研究が続けられるように、卒研の研究室で修士まで研究できるところを選ぶべきではないかと思うのです。そうすると、4年生と修士2年間の3年のうち、就活でたとえ1年以上取られたとしても、実質的な修士研究として2年近くの時間を確保することができます。これならば、ある程度厳しい審査があったとしても、なんとか修士論文を仕上げることができそうに思えます。

 もちろん、すごい優秀な研究能力を持った人ならば、半年か1年やれば他の人が2年かけてやったものにひけをとらない修士論文が書けるかもしれませんが、理系の多くの研究内容はやはり費やした時間に比例したものになるという厳粛な事実があることもまた否定できないと思います。

 というわけで、今から卒研の研究室を選ぼうと思っている3年生は、3年間を一貫して過ごす研究室を選ぶという意味で、いろいろなことを検討しながらじっくりと選択して欲しいと思います。もちろん、半年か1年やってみて、「しまった」と思ったら研究室は変わるべきでしょうが、それでもできるならば卒研の努力が無駄にならないような研究テーマをやらせてくれるところへ進学することを検討してみてください。

 社会や大学もどんどん動いています。10年前の常識はもう通じなくなっています。20年前の常識は化石です。30年前の常識などは宇宙人の言葉だと思って聞き流したほうがよいかもしれません。

 成人なのですから、自分のことは自分で決めましょう。
by stochinai | 2009-02-03 20:13 | Comments(10)

札幌通

 「さっぽろどおり」ではなく、「さっぽろつう」と読んでください。さて、ここで問題です。これはなんでしょう。これがわかれば、かなりの札幌通だと思います。
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 これだけ見るとちょっと難しいですね。では、もうひとつ。
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 地下鉄の駅ではいつも見るともなく見ていると思うのですが、線路の両脇に垂直に立っているガードのように見えるものです。この写真ならわかりますね。
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 見たところゴムがすり減ったように見えるので、私は補助ブレーキのような働きをしているものだと思っているのですが、ほんとうのところはなんなのかは良く知りません。

 さすがに今日は自転車はこわいので、バスと地下鉄で通勤です。大学からの帰り、乗る駅はここです。
札幌通_c0025115_045819.jpg
 そして、降りるところはここ。ここからはバスで東へ向かいます。
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 この写真だけで駅がすぐにわかったら、やっぱり札幌通だと思います。

 そんなに遅い時間でもないのに、あまり人気がありません。ここからバスにのって帰ります。
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 では、また明日。
by stochinai | 2009-02-02 23:55 | 札幌・北海道 | Comments(4)

冷凍庫の中で

 ここ2週間ほど、土日のない生活をしておりましたので、今日は久々に普通の日曜日でした。やっぱり、1週間に一回くらいは日曜日がないとダメですよね(笑)。

 冷えています。最高気温がマイナス3℃という日は、北海道に生まれ育ったものにとっても寒さが身にしみる一日です。

 先週の中頃に5℃を越える日があり、路上で融けた雪が磨き上げられたような氷の路面を作り、昨日から続いている真冬日の中でますます磨きがかかっています。

 今朝の風景です。
冷凍庫の中で_c0025115_23215092.jpg
 路面の状態をご覧ください。
冷凍庫の中で_c0025115_23221399.jpg
 路面がこうなっていると、車でもコントロールが難しいのですが、危険な路面が見えている限り注意ができます。

 昼頃になって、粉雪が舞い始めました。
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 凍った路面の上にうっすらと雪が積もっているのが、もっとも恐ろしい状態です。雪だと思ってうっかり足を乗せた下に氷があると、サラサラの雪が潤滑材になって、歩行も困難になります。もちろん車も横向きに滑ったりするのは普通です。
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 上の写真と比べて、こちらの方がはるかに恐ろしいのが北海道の路面です。

 もうすぐ雪祭りを始め北海道の冬祭りが続々とあります。旅行でこちらにいらっしゃる方は、心に留めておいてください。
by stochinai | 2009-02-01 23:35 | 札幌・北海道 | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


by stochinai