5号館を出て

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1週間のお散歩

 たまには微笑ましいニュースもないと、ということでカンガルーのお散歩です。

 12日にこども動物自然公園から逃げ出していたメスの2歳のワラビーが20日午前10時25分ごろ、同公園から2キロ離れた市民の森で無事保護されたそうです。

 カンガルーのおなかの袋には赤ちゃんがいたそうなのですが、それも元気ということで良かったですね。

 付近の山林で草木を食べていたらしいのですが、1週間も生き延びていたということは、ひょっとすると野生化も可能なのかもしれません。

 で、野生化して増えてきたりすると駆除しましょうとかいう話になるんでしょうか。カンガルーも本気で増えるとかなり植物を消費するらしいので、先日の「輸入・移動を禁止される外来生物」や「ニホンザルの話」みたいなことにならないと良いのですが、、、。
# by stochinai | 2005-02-21 13:29 | 生物学 | Comments(0)

1年間書き続けました

 たしか昨年の今頃に、「つぶやき」を毎日書いてみようと決めたはずだと、過去ログを見直してみると、書き始めたのはやはり2004年の2月21日でした。

 その頃はすでに、世の中にはブログというものも普及し始めており、いきなりブログを始めるという選択肢もあったとは思うのですが、書いてみようと思ったきっかけが「ウェブのファイルを直接読み書きできるソフトを手に入れた」ということでしたので、取りあえずは今まで持っていた自分のホームページのコラムの毎日更新を目指して始めたというのがいきさつです。

 今日は2月20日なので、何日かのお休みはあったものの、書き続けてちょうど1年間経ったということになります。途中まで続いた後、これなら1年くらいは書けるだろうという自信のようなものはできたのですが、今になって改めて振り返ってみると「よくやった」と自分を褒めたい気にはなります。

 話はちょっと横にそれますが、よくある開店とか放送開始の1周年記念日というものは店の営業とか放送が1年間続いた翌日のことになります。つまり、1年続いた記念日は翌年の開店記念日の前の日ではないかと思うことがよくあります。(よっぱらいのからみみたいな理屈ですみません。)というわけで、今日は新装「デイリーつぶやき」が1年間続いた記念日ということになります。

 日記などはもちろん、食う寝るなどを除くと1年間も何かを毎日続けたなどということは過去の人生においてもなかったように思います。

 まあ、他の人にとってはまったく意味のあることではありませんが、まずは継続するということを目標にしてきましたので、私にとっては目標を達成したという以外にも、いろんな意味での感慨のある記念日となりました。

 書くということは変わっていないのですが、今年に入ってからはホームページのコラムという閉じた世界から、一応世界標準のプロトコルを持ったウェブログという形式を持つ開いた世界に席を移しています。

 その結果として、今まではウェブに散らばる記事を勝手に集め、ハイパーテキスト形式で引用することしかできなかったものが、トラックバックという形で他の方のブログエントリーとつなげて提示できたり、私のエントリーにつながる形でコメントを書いていただいたり、トラックバックしていただいたりという、今までは考えられなかった新しい形のつながりを経験して行くうちに、使い方によってはコミュニケーションやジャーナリズムの新しいあり方を発見できそうな予感も感じている今日この頃です。

 1年間書き続けて、自分が成長したという実感などはほとんどなく、おそらく成長などは全くしていないと思うのですが、正直に告白すると毎日書き続けることのできた自分を「発見した」という、言葉にはし難いのですがなんとも言えない不思議な気分になっています。

 一応、乾杯!
# by stochinai | 2005-02-20 23:59 | つぶやき | Comments(6)
 とある高校の先生がご自身のブログで、寝屋川の事件が起こった直後に、きわめて適切なコメントを出されています。

 私もこの方の結論を支持します。

   この学校の対応は問題なかったということです。
   教員が不審者の対応に当たったじゃないですか。
   落命する教員がありながらも生徒は守り抜いたじゃないですか。
   校長・教頭が出張中という指示系統のトップがいない状態でも、
   この小学校の教員集団は適切に動いたのです。

 問題がなかったどころか、現場にいる先生方だけで信じられないくらい適切な対応ができた素晴らしい例と言えるほどだと思います。亡くなられた先生は、ご自分の命をかけて、事件が最悪のシナリオをたどることを阻止したことは間違いないと思います。

 事件後しばらくたって、例によって警察がマスコミを通じて少しずつ情報を流し始めていますが、防犯カメラも設置されていましたし、校門も登下校時以外はかんぬきをかけ施錠されていたようですし、不審者を校舎外へ誘導しようとしたり、中で暴れる犯人に刺股で対抗しようとしたりと、この学校は普段からきちんと事件防止のための措置をとっていましたし、当日も先生方は大変な状況の中で子ども達を守るためにきわめて適切な行動を取っておられたのです。

 非常に残念なことですが、今の日本ではこの手の犯罪を完全に予防することは不可能だと思います。

 殺人事件は、日本中のどこででも、時間と場所を選ばずに起こるようになっています。そんな中で、学校だからといって聖域にはならないと思います。逆に、学校特有の事件の結果としての殺人事件すら起こりうると思います。

 今までもひとつの事件が起こるたびに、同じ事件を起こさないためにさまざまな対策が取られてきていると思います。しかし、残念ながら次の事件はその対策をすり抜ける形で起こり続けてきたのだと思います。

 そのたびに、「なぜ」とか「心の闇」とかおどろおどろしいタイトルをつけたマスコミの記事が町中に氾濫し、教育委員会などがなんらかの対策を打ち出す、そうしたことを繰り返してきて、それでもなお事件は起こり続けています。

 もちろん、防犯カメラとか集団登下校とか、明らかに犯罪の予防に役立っていることはたくさんあると思いますので、思いつく限りの策を講じることは良いことだと思います。しかし、そろそろ対策のためのハードウェアは底をついたと言えるのではないでしょうか。アメリカのようにガードマンを常駐させても、事件を撲滅することはできません。ガードマンが殺されたりもするでしょう。

 つまり、どんなに対策を講じても学校に行くことを止めない限り、学校で事件や事故に巻き込まれる可能性が確実に存在するのが、今の日本という国なのだと思います。

 事件は必ずおこりますから、起こさないための対策と同時に、起こった時に犠牲を最小限に抑え、事件をできる限り短時間で解決するための方法も考えておくべきだと思います。

 いつも、こういう事件の後に出てくる対策というものは、事件の再発を防ぐためというものが多いように思いますが、それと同時に起こった事件にどのように対処するかのマニュアルも作って、国民全員に周知徹底させておいてもらいたいものです。先生達だけに任せるのではなく、父兄や学校のまわりの住民も学校を守るために動けることはあると思います。

 遅ればせながら、鴨崎満明さんのご冥福をお祈りいたします。あなたが命をかけて子ども達を守ってくれたことは、忘れません。
# by stochinai | 2005-02-19 18:10 | 教育 | Comments(3)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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