5号館を出て

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 年寄りをだましていたと言われている「悪質リフォーム会社」が破産申請(共同)することになったようです。

 まあ当然といえば当然でしょうけれども、私はもともと建築とかリフォームとかという業界そのものが詐欺の集団のように思っていますので、悪質ではないリフォーム業者などがいるのかと突っ込みたく思うことが多い今日この頃でした。

 家を建てたり中古の家やマンションを購入したりというのは、一般庶民にとっては一生に一度の大事業であるにもかかわらず、ほとんど知識のないまま業者の言いなりになってしまうものだと思います。

 私はお金持ちでもないくせに、いままでに2回中古住宅を購入して住み替えています。最初に買った家は、もはや資産価値が消滅していたほどの大古住宅でしたが、なにしろ買える範囲にあったのはそこくらいという事情があったので、ホイホイと買ってしまいました。

 案の定、数年もたたないうちにあちこちが壊れ始め、さりとてリフォームなどを始めると、とどまるところをしらず家を建てるよりもお金をつぎ込んだあげくに「こりゃもう無理です」などと言われるような気がしましたので、修理はほとんど自前で行っていました。その結果、どんどん山小屋風になっていって、冬には玄関の中に雪が積もるほどになっていたので、土地の値段がそこそこになった時に売り抜けて現在の家に住み替えております。

 今の家は、そこそこましな中古住宅だったのですが、引っ越すや否や毎日のようにリフォーム業者が押し掛けてきて、やれ屋根だの壁だの内装だの下水だの上水だのとありとあらゆるところを改造させようとしてきます。

 私とて、不満が全くないわけではない今の家ですが、ともかく建築業界の人間というものを信用できない以上、知り合いを通じる以外の相手に家をさわらせる気はまったくしないのです。

 昔は、親戚に医者と弁護士がいれば安泰と言われていた時代もありますが、今はそれに建築関係者を入れるべき時代だと思います。

 ともかく「良心的」な建築関係者というものを見つける方法がないのであれば、家は自分で直すしかないと思っています。

 それが無理なら、次善の策は「良心」を金で買うということでしょう。家を建てる時に設計料として10%くらい(5000万円なら、500万円です!)の金を払うことが良心的だとは、私にはとても思えないのですが、いわゆる悪徳業者にかかって5000万円がゼロになってしまうことを考えると、安心料としては「安い」と考えるべきなのかもしれません。R30さんもそうおっしゃっています。

 でも、ほんとうにそうなのかなあ。一生かかってようやく5000万円のローンを払うことができる人にとっても、500万円って本当に妥当な額だと言えるのでしょうか。

 建築関係の価格破壊というものは起こらないのでしょうか。庶民の素朴な願いです。
# by stochinai | 2005-07-05 23:39 | つぶやき | Comments(4)

郵政法案否決?

 おおお、ついに否決されたかと思わせられた見出しでした。
郵政法案否決?_c0025115_18551995.jpg

 全文をクリックすると、しらけるんですけどね。

 な~んだ。
# by stochinai | 2005-07-05 18:55 | つぶやき | Comments(3)
 消費者金融武富士の不正を追及している過程で、その武富士から自宅に盗聴器をしかけられた被害者でもあるフリージャーナリストの山岡俊介さん宅が昨日早朝に放火されるという事件が起きました。

 本人のブログ(情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ))に詳しい報告がありますのでご覧ください。

 ご本人が「本紙・山岡自宅、早朝放火される。これは、言論に対する明らかな挑戦だ」とおっしゃっているように、思い当たるフシが複数あるということです。

 「例えば、ある分野では世界的な企業絡みで、右翼関係者から「記事を止めれないか!」との電話があったことがある。これに対し、記事の内容には絶対の自信を持っているし、公益性も高く、止めなければならない正当な理由はないので拒否していたところ、彼らが出す新聞で誹謗中傷記事を書かれたこともあった。その他、複数のカルト的団体絡み、大手消費者金融関連等など……」ということなので、こういうこともあろうかと日頃から身構えていたのでしょう。

 放火のあった午前4時すぎに山岡さんは自宅で映画を見ていたそうですが、もの音に気がつき火を発見していますが、灯油がまかれて放火されていたらしく自力での消火はあきらめベランダ伝いに近所の家に助けを求めて難を逃れたようです。

 当人は「自信を持って言わせていただくが、これは決して個人的なトラブルではない。明らかに、「記事を書くな!」との山岡に対する「警告」だと思っている」と感じているようです。状況から考えると、その可能性はかなり高いのではないかと、私も感じます。

 早速、ガ島通信さんが山岡さん支援のブログエントリーを書いておられます。この事件を人ごとだと思えない人こそ、ほんとうのジャーナリストだと思います。

 私もブログを書いている身として、言語による意見表明に対する物理的な反撃があるのだとしたらとても恐ろしいです。日本が民主主義を標榜している国家であるのだとしたら、そのようなことは決して見逃してはならないと思います。もしも、暴力や権力による言論封殺が起こりうるとしたら、民主国家日本が死んでしまうことを意味します。

 極右であろうが極左であろうが、あらゆる思想・信条・言論が保証されていることがなければ、日本という国の存在理由すらなくなってしまうでしょう。

 国民から行政と司法を付託されている国と警察・裁判所はこうした犯罪に対しては最大級の捜査態勢を取って、速やかに犯人を逮捕し背後関係を含めた事件の全容を明らかにし、適切に処罰する義務を負っていると思います。

 ちょっと厳しいかもしれませんが、武富士によって盗聴を受けたようなジャーナリストはまた他の方法で被害を受ける可能性が高いと思われるわけですから、日本の平和と日本国民の安全を守る義務を持つ警察は、こうした攻撃を予想して警備を行っていてもよかったのではないかと思います。ある意味で、こうした「事件」が起こってしまったということは警察の怠慢を非難されても仕方がない面があると思います。

 もちろん現時点で犯人や背後関係はまったく不明で、今回の事件が山岡さんの言論活動と関係のないものである可能性は排除されているわけではありませんが、それと関係した事件が十分に想定される状況である以上、特別な警備のために国民の血税をそそぐことに反対する人が多いとは思われません。

 警察や政府が、思想や信条を越えて国民を守ってくれるという信頼感を、国民の一人一人が持てるようになったら日本はもっともっと住み良い国になると思います。

 是非とも、その証拠を見せてもらいたいと思います。
# by stochinai | 2005-07-04 21:12 | つぶやき | Comments(4)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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