(もちろん、これは21日になってから書かれたものですが、20日のエントリーに偽装しています。)
東京での用件が昼からでしたので、家を出たのが朝の7時15分頃です。AIR DO にはさらに遅い便がありますが、札幌行きの ANA としては最終の81便午後8時25分でした。
このくらいのスケジュールだと、日帰りでも体力的にはそれほどつらくはないのですが、やはりほとんど丸一日なにもできないということで、時間的に大きく穴が開いてしまう感は否めません。
さて、オープンアクセス週間にちなんだ、
Open Access Week (第5回 SPARC Japan セミナー2009)「オープンアクセスのビジネスモデルと研究者の実際で、汗をかきながらもなんとか務めを果たさせていただきました。
合格点をいただけたかどうかはさておき、会場との間で非常に活発な議論もできましたし、有意義な会になったのではないかと思っています。また、会の後で私をこちらの世界(学術情報流通など)に招き入れた「張本人」である動物学会事務局のN井さんに学士会館でおごっていただいたギネスのおいしさは一生忘れられないものになりました。(「汗はビールのためにある」5号館)
なんと驚いたことに、私の愛読ブログのひとつである
発声練習さんも会場にいらしていたとのことで、早々と詳細なレポートもすでにアップされておりました。
2009-10-20
[イベント] 第5回 SPARC Japan セミナー2009:「オープンアクセスのビジネスモデルと研究者の実際」
残念ながら、ご挨拶をすることはできませんでしたが、ブログの内容から察するに質問をなさっていた「あの方」だと思い当たります。今後ともよろしくお願いいたします。
今日も感じたのですが、学術出版の流れは間違いなくオープン・アクセスへ向かっています。せっかく動き始めたこうした流れを止めないためにも、またおかしな方向へ向かわせないためにも、出版社だけに任せておくのだけではなく、研究者や図書館関係者を中心としたステークホルダーが積極的に関わっていくことが必要だとも感じました。
また、そうした直接の関係者だけではなく、その外側におられる「ちょっとだけ学術に興味のある普通の方々」をどんどん巻き込んで、学術情報と一般社会の垣根がなくすることができれば、意外とGoogleモデルのような「学術情報」にとどまらないオープンアクセスの新しいモデルもできるかもしれないなどとも感じています。
オープン・アクセスっていろんな意味でおもしろい、と改めて感じさせられております。