2009年 09月 18日
静岡学会2日目
学会2日目はシンポジウム、シンポジウム、総会、懇親会デーでした。午前中のシンポジウムは、これまでと同ように、現時点までにそれなりの成果が蓄積されているテーマについて、それなりにエスタブリッシュが認識されている人の講演も多かったのですが、午後の本部企画のシンポジウムは「"明日のダーウィンをめざして"進化発生学 -非モデル生物学からの挑戦-」というタイトルで、若手の研究者にシンポジストとして話題提供をしてもらうというきわめて野心的なものでした。
そして、ヒメイカ、ワレカラ、サイコクカマアシムシ、シモダギボシムシなどといった、動物学会員でなければ名前を聞いたこともない動物の発生や進化について次から次へと驚きの発表が続きました。さらには、動物学会員ですら名前を聞いたことがないという人も間違いなくいる「謎の動物 珍渦虫」までもが、研究テーマとなっている「動物学の最前線のさらに先」の話は、正直にいうとこれから先にどういうふうに発展していくのか、あるいは場合によっては発展しないことだってあるかもしれないというような野心的な研究です。そうした、野のものとも山のものともわからない研究に取り組んでいる若者に、自分たちが何をやっているのかを語る場を与えるという姿勢は、いかにも動物学会らしい企画であり、こういうことをやってくれる動物学会はやはり私のホームグラウンドだと感じさせられます。
総会では、学生会員の学会費を安くする案などが議決され、学会が変わりつつあることを実感させられました。
懇親会も学会と同じ場所で開くことができるのは、さすがに会場の素晴らしさを感じさせられました。懇親会前に学会場の回りを一回りしてみると、なかなかの景色でした。
同じ季節の同じ時間に見ているはずなのですが、北海道の夕焼けとは明らかに違う夕焼けです。
昨日と反対側からみたグランシップは、どうしてこの建物が「大きな船」という名前になったのかの理由を聞く必要がないことを教えてくれます。
建物をぐるりと回って、懇親会場へと向かいました。
どこを切り取っても、この建物自体が芸術作品になっていることがわかります。
外からも見ないともったいない会場ですね。
そして、ヒメイカ、ワレカラ、サイコクカマアシムシ、シモダギボシムシなどといった、動物学会員でなければ名前を聞いたこともない動物の発生や進化について次から次へと驚きの発表が続きました。さらには、動物学会員ですら名前を聞いたことがないという人も間違いなくいる「謎の動物 珍渦虫」までもが、研究テーマとなっている「動物学の最前線のさらに先」の話は、正直にいうとこれから先にどういうふうに発展していくのか、あるいは場合によっては発展しないことだってあるかもしれないというような野心的な研究です。そうした、野のものとも山のものともわからない研究に取り組んでいる若者に、自分たちが何をやっているのかを語る場を与えるという姿勢は、いかにも動物学会らしい企画であり、こういうことをやってくれる動物学会はやはり私のホームグラウンドだと感じさせられます。
総会では、学生会員の学会費を安くする案などが議決され、学会が変わりつつあることを実感させられました。
懇親会も学会と同じ場所で開くことができるのは、さすがに会場の素晴らしさを感じさせられました。懇親会前に学会場の回りを一回りしてみると、なかなかの景色でした。
昨日と反対側からみたグランシップは、どうしてこの建物が「大きな船」という名前になったのかの理由を聞く必要がないことを教えてくれます。
外からも見ないともったいない会場ですね。
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by stochinai
| 2009-09-18 23:59
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