5号館を出て

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19℃になりました

 今日はこの春いちばんの暖かさになるという予報で、ひょっとしたら18℃になるかもしれません、などと朝の天気予報が言っていましたが、実際には午後2時ちょっと前に19℃になったそうです。

 ただ、その頃からだんだんと風が強くなってきて、南寄りの風とはいえ体感温度はちょっと低めに感じられました。

 今朝、最初に見たのはこちらユーフォルビアです。

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 ユーフォルビア属は非常に種類が多く世界中に分布しているのだそうですが、この写真のような多肉ユーフォルビアの多くはアフリカ大陸や中東、マダガスカルなどの暑く乾燥した環境での生育に適しているため、茎が太く葉が小さくトゲを持っていたりとサボテンに近い形態に収斂進化したものとしてよく知られています。というわけで、もちろん北海道では外で冬を越すことはできませんので、夏の間は外に出しておいたものでも秋になると室内に取り込みます。

 温度を維持しさえすれば、意外と丈夫で育てやすく、逆に育ちすぎて困ったりすることもあります。一年中花を咲かせるハナキリンはもっともポピュラーな種類です。

 こちらはサボテン。

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 北アメリカや中央アメリカに育つ多肉植物で、こちらは意外と寒さに強いものもあるのですが、さすがに北海道の冬を外で越すのは無理なので、こちらも夏の間は外煮出すこともできますが、冬は室内で過ごします。

 こういう屋外では日本の冬に耐えられないというものは外で勝手に増えたりすることができないので心配はないのですが、外国原産の動植物の中には日本の四季に適応して野生化して生き続けるものもたくさんあります。そういう動植物が日本の自然に放たれると、もともといなかったものですから、それらを捕食する「天敵」などもいないために急激に大繁殖をして問題を起こしたりするものがあり、それらが「外来種」とか「帰化生物」とか言われたりして問題にされたりすることがあります。今日は札幌市の電子図書館からそういいう動植物を扱った「外来種って何でしょう」を借りて読んでみました。

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 外来種は比較的最近になって入ってきて大繁殖して問題になることが多いのですが、かなり昔に入ってきて日本に昔からいるものとして認知されているものも意外とたくさんあることがわかります。

 目次には38種の動植物がリストアップされています。

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 八丈島で有名なキョンなどは島の固有種だと思っている人も多いと思います。お城の堀などで優雅に泳いでいるコブハクチョウなどは飼育されているのかと思ったら勝手に増えているものもいるようです。

 中でもちょっとおもしろかった何種類かをご紹介します。

 意外だったのはイエネコ。

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 ヒトと一緒に暮らすイエネコが外来種なのだったら、ヒトも外来種じゃないのかと思うくらい昔から一緒に暮らしてきたものですが、放っておくと結構獰猛な肉食獣なので駆除の対象にされることもあるようです。

 コイは日本では結構愛されている淡水魚だと思いますが、日本固有種以外にも大陸由来のものがいるのだそうです。

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 欧米では日本産のコイも大陸産のものももアジアの草食魚として淡水環境を破壊するものとして嫌われているようです。

 特に害を及ぼすこともなくむしろ愛されている植物のクローバー(シロツメクサ)も外来種です。

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 同じように特に大きな害を及ぼすこともなく、子どもたちに愛されているオカダンゴムシ。

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 在来種もいるのだそうで、そちらが駆逐されるという「害」があるのかもしれませんが、駆除対象というほど嫌われていないように思います。

 これは明らかに最近になって入ってきた外来種なのですが、商品魚介類として漁師さんの生活に貢献しているものです。

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 こんなふうに、「外来種」と言えば「悪」で駆逐対象にされることが多いのですが、そうそう簡単に割り切れるものばかりではなく、上にも書いたように我々ホモ・サピエンスも日本という生態系にとっては外来の類人猿の一種なわけで、そのホモ・サピエンスが他の動植物種の存在の可否を判断するというのも傲慢すぎていかがなものかと思わされる本でした。

 おもしろかったです。









# by STOCHINAI | 2021-04-12 21:45 | 札幌・北海道 | Comments(0)

4月11日のtwitter

日曜日、さらに暖かく を投稿しました。 #エキサイトブログ shinka3.exblog.jp/32084778/ pic.twitter.com/R7o6vjBRGw

4月11日のtwitter_c0025115_22082941.jpg

posted at 22:17:50

RT @hoku_mai: 【速報】北海道では11日、69人の新型コロナ感染と3人の死亡が報告されました。3桁に達した前日より減りましたが、依然高水準です。 札幌39人(経路不明19人)、旭川8人、函館4人、道発表18人(石狩9、後志3、釧路2、胆振・渡島・上川・道外1)。変異株感染疑いは32人増えました。 mainichi.jp/covid19

posted at 21:05:22

【素晴らしい】野外彫刻3150点 ウェブに収蔵 札幌の市民団体 保全の広がり期待 IT初心者ら 道内巡りコツコツ30年:北海道新聞 www.hokkaido-np.co.jp/article/531838 「札幌彫刻美術館友の会」が、道内の野外彫刻をデータベース化し、ウェブサイト「北海道デジタル彫刻美術館」を開設 www7b.biglobe.ne.jp/~hashi-sculp/i…

posted at 21:01:30

RT @Derive_ip: 入院等調整中の人数は昨日時点で1781人まで積上がっています。自宅療養も4107人になっていて、ほとんどの人が医療を受けることができない状況になっています。また、死亡者数も増加傾向に転じています。 pic.twitter.com/kk0IITmWUp

posted at 20:33:50

RT @Derive_ip: 本日の大阪府における新規感染者報告数は760人でした。週平均の対先週比は145%です。 pic.twitter.com/0PI2Bl0tvc

posted at 20:33:40

【さすがに昨日よりは減ったものの、最近の高止まりラインは維持している】北海道 新型コロナ 3人死亡 69人感染 北海道ニュース UHB www.uhb.jp/news/single.ht… 死亡は札幌70~80代の男女3人。69人内訳:札幌39、旭川8、函館4、その他・道分18人(石狩9、後志3、胆振1、渡島1、上川1、釧路2、愛知県1)

posted at 16:28:42

RT @Derive_ip: 本日の東京都における新規感染者報告数は421人でした。週平均の対先週比は120%です。先週の日曜日は355人だったので対先週同日比でも増加です。 pic.twitter.com/dZR5GoH1s0

posted at 16:18:59


# by STOCHINAI | 2021-04-12 08:08 | コンピューター・ネット | Comments(0)

日曜日、さらに暖かく

 朝一番に見たものはこれでした。

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 寝ぼけた目には一瞬、昆虫のようにも見えたのですが、冷静に見直してみると上にツキトジ(月兎耳)の鉢があり、そこから落ちてきた一枚の葉だということはわかりました。ツキトジはよく気根を出すのですがこれもそうして発達した気根を持った葉が気根ごと落ちてきたものだと思います。よく見ると気根が出ているところから小さな植物体が育っているようにも見えますので、どうやら独立しようということで本体から切り離されて落ちてきたもののようです。

 これはしかるべきところに移植してやると、立派に新しい株として育つはずです。そうしてやることにします。

 今日は朝は寒かったものの、日の出とともにグングン気温が上がり午前中から暖かくなりました。

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 さすがに予報の15℃までは行かなかったようですが、最高気温14.3℃はじゅうぶんに暖かかったです。ところが、この暖かさではありますが、札幌市では、新型コロナウイルスの感染拡大ということで市民に不要不急の外出自粛などを求めているところであり、市内の大きな公園などでは遊具の使用が禁止されていたりするようで、外に出てもできるのはせいぜい日向ぼっこや散歩だけと、市民は非常に不自由を強いられているところです。

 というわけで、家の周囲で過ごす時間が長くなるのですが、それでもいろいろと春の気配を感じることはできるものです。

 ツキトジの葉が落ちたこともそのひとつなのだと思いますが、室内で冬中咲き続けていたフクシアもちょっと涼しい玄関に出したところ、花がぽろりと落ちていました。

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 フクシアは原産地ではハチドリが花粉を媒介してくれるために不思議な姿をしているのですが、残念なことに日本にはハチドリはいません。

 もしいたら、たくさん育ててハチドリを呼び寄せたいと思うのですが、いないのがとても残念ですが、フクシアの花は意外と日本の機構に合っているのか、たくさんの花を咲かせてくれます。

 これはFacebookで見かけたフクシアの花の蜜を吸うハチドリの姿です。

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 Javier Zuritaさんの素晴らしい写真をお借りして再掲させていただきます。

 フクシアだけではなくハチドリも日本に呼び寄せたいと強く思いますが、実はこのフクシア、ハチドリがいない札幌でもしばしば実が熟すのです。いったいどんな動物が花粉を運んでくれるのか、いつか確かめたいと思っています。(まさか、ハチドリが密かにやってきているのではないでしょうが、もしやってきているのなら、うれしすぎます(笑)。)

 日の当たりにくい家の西側に植えてあったクリスマスローズの花が咲きました。

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 日の当たる東側の庭に置いてあったプランターに植えたクリスマスローズは花をつけることがなかったのですが、保険にと思って日の当たらない庭に植えてあったものが咲いてくれてのは、ある意味で「予想通り」のビンゴでした。

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 人が思うほど植物の生態をコントロールすることはできないものです。

 今日の最後はDailyArtで配信されてきたアンリ・ルソーの絵をご紹介します。

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 「異国風景-猿とインディアン」というタイトルになっていて、今なら「差別問題」になりそうな危険もあるものですが、100年以上前のものですから歴史的資料として許されると思います。このアンリ・ルソーという人の絵は100年以上前のものだとは思えないほどかなりのモダンな雰囲気を持っていて、不思議な魅力があって私は好きです。

 この作品もパブリックドメインになっているのですが、せっかくの公共財産ですからもっと自由に共有されるとよいと思う今日このごろなのでした。










# by STOCHINAI | 2021-04-11 22:17 | 札幌・北海道 | Comments(0)

日の光今朝や鰯のかしらより            蕪村


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